ヨコスカうわまちICUダイアリー

うわまち病院集中治療部の日々の活動や勉強会の様子をお伝えできればと思います!

コロナ対策を意識した新しい勤務スタイル

2020-05-12 07:23:35 | 日記
 新型コロナ感染症への予防策として、三密を避けた働き方改革が求められています。

 我々集中治療部においても、これまでの働き方から大きな変革を求められる
ことになりました。

 ICU管理を行う上で多職種連携は不可欠ですが、これまで平日に毎日開催されていた
多職種カンファレンスが三密に該当してしまいました。

 そこで、これまで多職種が一同に会していたカンファレンスを写真のように各職種が
各部署にいながらMicrosoft Teamsというソフトを用いてつなぐ院内ウェブカンファレンスの形を
とることにしました。




 院内で多少電波の悪いことがあるものの、三密を避けつつ当初の目的である多職種連携に
ついては問題なくこなせるようになりました。

 同様に、平日の昼食時間帯に開催してきた集中治療・総合内科・救急カンファレンスについても、
一同に会する形からカンファレンスルームと医局や各個人のPCへ接続するウェブカンファレンスの形
へ変更しました。

 これらの良い点としては、発表者が自分のペースでリラックスして発表できること、聴講者
も自分のペースやスタイルで参加できること、欠点としては時折電波が悪くなること、お互い
顔を合わせての会話がなくなるため、研修医については特に顔と名前が覚えづらくなったなど
の点かもしれません。

 とはいえ、長期化が予測されるコロナ感染対策において、今後このようなスタイルが
メジャーになっていく可能性を感じています。

新型コロナ感染症と向き合う

2020-05-08 23:31:26 | 勉強会
 すっかりご無沙汰してしまい、気がついたら3か月ぶりの投稿となりました。

 今年初めから続く全世界に広がるコロナ災禍により、我々の生活スタイルも
大きく変わりました。

 今まで当たり前に行われてきたことができなくなり、制約が続く中でさらに
緊急非常事態宣言が延長されたため、人々の不安やストレスも日増しに高まって
きているのを感じます。

 それでも、臨床現場で働く医療者はコロナ騒動がいつか終息する日を信じて日々
淡々と必要とされる医療を提供しています。

 集中治療医として、また感染症医としてCOVID-19に対して医療現場で何ができるか?
最近このようなお題を頂き、院内外から依頼を受けて講演をしました。

 以下のサイトで講演スライドをシェア致しますので、ご参考にされてください

新型コロナ感染症と向き合う .pdf

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