ヨコスカうわまちICUダイアリー

うわまち病院集中治療部の日々の活動や勉強会の様子をお伝えできればと思います!

2020年度うわまちクリティセミ(YU-CCS)が始まりました!

2020-07-21 16:28:33 | 勉強会
 皆様はFCCSというコースをご存じでしょうか?

 FCCSはFundamental Critical Care Supportの略で、米国集中治療医学会が
 集中治療を専門としない医療者を対象に、重症患者の全身管理に関する講義と
 実践スキルを2日間で教えてくれるコースです。

 日本においてもFCCS運営委員会が中心となり、その活動は全国的に広がりを
 見せていますが、その一方でFCCSはハードルが高いと言ったスタッフの声も
 聞かれます。

 そのような声を反映し、自施設でFCCSの内容に準じて自施設用にアレンジして
 始めたのがYokosuka Uwamachi Critical Care Seminar (YU-CCS)、
 通称クリティセミです。

 毎月一回第三土曜日の午前8時30分~12時30分の勤務時間に行い、5回を
 1クールとして行うコースです。

 これまで2018年度から年に2クール計4回の卒業生を送り出してきましたが、
 2020年度はコロナの動向を見つつ自粛の中で年に1クールの開催として
 第5クールが7月からスタートしました。

 院内並びに協会施設である横須賀市民病院の研修医・看護師が集まり、
  「心肺蘇生と脳蘇生」・「気道管理と NPPV」・「RRS、救急・集中治療領域における
 終末期医療」について講義とシミュレーションを通じて学んでいただきました。



 
 参加者の皆様からは、おおむね好評を頂けたようです。

 コロナ対策に十分配慮しつつ、今後も医療者の知識・技術の向上に努めてゆきたいと
 思います。

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