幽玄窯

緊張感の欠如

このところ気温がめっきりと下がり菜園への通う回数は減少、温かい室内にいる時間が増えてきてしましました。
何とか身体を動かそうと工房に入りましたが緊張感が全く出ませんでした。
この様な状態で轆轤に向かいましたが、イメージが膨らむこともなく、数は作ってみました。
乾燥は気温が低いので乾きが遅く、うっかりすると明け方凍らせて使い物にならなくなる恐れもありました。
当然削りもタイミングが合わず思い通りにはいきませんでした。
釉薬も掛け分けをしたかったのですがこれまた失敗。
織部を掛けた所に撥水剤を塗るのに、真剣では無かったので透明釉を掛けるところに流れてしまいました。
本来なら正しく処置をするのですが、面倒だったので全くせず重ねて掛けてしまいました。
前回湯呑を薄く仕上げましたが、湯の温度が冷めるのが早かったので厚めに仕上げてみました。
結果織部釉に透明釉を重ね掛けしたので、織部が薄くなりました。

ベンガラの濃さが薄かったようです。


飯椀ですが小ぶりになってしまいました、お盛替えが必要になります
縁にアクセントでベンガラを塗りましたが薄かったので締りが無くなってしまいました。





蕎麦猪口です

酒は好んでは頂きませんが、ぐい飲みです。

小丼ですが他のものと同様、縁のベンガラが薄く最悪は上の棚板のアルミナが落ちたものと考えますが、皿の底に白い異物が2か所付着していました。
皿の役目はするので飽きるまで使います。







ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「陶芸」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事