熱線を張り替え、準備運転を済ませ初めて本焼きをしました。
コンピューターの指示通り温度が上昇し気分爽快でした。
このご時世で作った作品を、仲間を集めての展示即売会も行うこともなく自家用の食器を作れば良いことにしました。
それと今年は地元自治会の文化祭は挙行されるだろうと判断し、何か一つ早い時期に制作しようと花入れを作ってみました。
手びねりで高さを出し織部釉の濃淡が出るよう凹凸と筋目を入れました、水漏れはしないとは思いますが少し薄く仕上げてしまいました。
作品名を「抱擁」と付けてみました、轆轤で立ち上げた一輪挿しをたたらで作った板で囲ってみました。重量があり倒れにくいと思います。
自作の桃の灰で作った釉薬です。
信楽の石無に掛けましたが、還元焼成の雰囲気が出ました。
湯呑とぐい飲みです信楽の赤土にほかの釉薬を攪拌するのが厄介だったので
織部を掛けました。
下戸なのに自作のぐい飲みがゴロゴロしていますが、容量の大きめの物が多かったので小ぶりに作りました。
同じ赤土に桃の釉薬をかけました。
釉薬が少し薄かったかもしれません。
こちらの方は縦にかけ何回かかけ流しをしたので雰囲気が出ました。
高台の雰囲気は思い通りの仕上がりです。
ビールでも行きますか。