久しぶりの還元です。
私は還元焼成の作品が好みで、窯のメーカーの指導を馬鹿(無視)にして窯を酷使した結果メンテナンスに多額の負担をしてしましました。
その後の焼成は全て酸化と決めました、しかしオカリナを作ることで還元の火襷で仕上げようと考え久しぶりの還元に取り組んだわけです。
無性に作ったオカリナが6個仕上がり今日藁を巻いて本日10時30分に電気窯にスイッチを入れました。
17時に窯の温度が950℃になったので還元開始。
工房を覗いたら1000度を超えていたので証拠写真を撮ってきました。
今のところはコンピュータの指示温度と実際の窯の中の温度が等しいですが、1100度を超えた頃になると実際の温度が追っかけるのが多少遅れがちになってきました、窯が年を取ってきた証拠でしょうか。
私と同じです。
この炎の高さで還元の程度を判断します。
1090℃の電気窯の中の様子です。 作品が真っ赤です。
窯の底からプロパンガスをバーナーで吹き込んでいる所です。
この写真を見て家内が(火事にならないの~)と心配しています。
工房は一酸化炭素のいい匂い?がします。気を付けないと天国に行きます。