メイシーズ前から70番のTheBusに乗ったのが8時57分。
この70番というのは、カイルアビーチパークやラニカイビーチに連れてってくれる奴なんですが、本数が少ないのが難点。
ほぼ1時間半に1本という貴重な便ですので、この時間だけは日本にいる段階からキッチリ調べてました。
昨日TheBus時刻表をもらった時には、いちばんに確認したもんです。
カイルアロードを進んで、海に出た辺りに「カイルア・ビーチパーク」の表示が。
早くも美しい海がチラチラ見えてまして、たまらない気分になるのですが、グッと我慢。
ワタクシの目的地は、カイルアの奥座敷、全米ベストビーチにも選ばれた「天国の海」ラニカイビーチなのです!
天国=ラニ、海=カイ、なんだそうですよ。
カイルアビーチパークを過ぎて、海沿いの登り坂を登って下って、住宅地風の街並みの中へ。
もうこの辺りのどこで降りてもビーチは目の前です。
我慢できずに「Stop Requested」のヒモを力一杯引っ張りました。
海沿いの道に高級住宅が並んでいますが、ところどころに細い抜け道があって、それを通っていざビーチへ!
おおお、これが「天国の海」・・・。
見渡す限りエメラルドグリーンの海と真っ白い砂浜が広がっています。
さすがのワタクシも、ちょっと言葉を失いました。
いやああ、美しいいいい!
周りには、ランニングや犬の散歩をしている人が何人かいましたが、とても静かで、聴こえるのはただ波と風のみ。
何だか別世界に来たような感じです。
しばらくは、ワタクシがいることでこの景色を汚してしまってるのが申し訳ないような気分になってしまいましたが、なにくそ、負けるもんか。
ワタクシだってまぬけのプロフェッショナルなのです!
さあ、撮るぞ、恒例「ビーチで裸足になって波打ち際でスニーカー持つ」写真!
あ、意外と波が凶暴なのね・・・。
早速ヒザまでたくしあげたズボンの裾が、荒々しい波に噛みつかれました。
慌てて少し撤退。
ビーチ寝そべり写真もワタクシの中では恒例です。
「ヒマ週末」Tシャツは、天国の海と同じ色なんですね!
さあ、では、みなさん!
この景色をようく目に焼き付けておいてくださいね!
次の予定に向かいますから!
ビーチをさっさと引き上げまして、カエレプルドライブという道へ。
山側に少し歩きますと、ミッドパシフィックカントリークラブ、つまりゴルフ場ですね。
門を通過してさらにやや登りますと、左側に目印のティキが現れました。
この道を入っていきますと、看板が。
「右:ピルボックス・ハイキングトレイル」ってことで、今回のハワイでは一発目となるラニカイリッジトレイル(カイヴァリッジトレイルとも)がここからスタートですよ!
天国の海を上から見下ろすという絶景ハイキング!
しかも、それほど体力も時間も必要としないということだそうですんで、軽ーくやっつけちゃいましょうか!
・・・で、イキナリ入口あたりの登りがキツかったんですが・・・。
早速息を荒げて登りますが、すぐに尾根に出まして、もう初っ端から出し惜しみなしの絶景!
ラニカイを象徴する双子の島、モクルア島。
左側の奴は、通称「キングコングの背中」。なるほど。
ものすごい風でアロハがめくれ上がっちゃってます。
最初、目的地だと思っていた緑色のトーチカ。
さらに上の方にもう1個トーチカが現れました・・・。
次のトーチカに登りつつ、振り返って。
屋根の上に、お父さんと男の子と女の子のご家族が。
彼らはずーっとこの屋根の上にいらっしゃいました。
上の方のトーチカに腰かけて。
いやぁ、やっと着いた着いた!
見下ろすラニカイが、一段と美しく見えますなあ!
さらに先のコースもありましたが、一応今回はここまでで引き返します。
でも、これ、ずーっと行ったらぐるっと回って元の所に帰れるとか、そういうのかな・・・?
来た道を引き返して下山。
上のトーチカまで行っちゃうと結構しんどいですが、途中、尾根に出て絶景を初めて見る辺りまでならすぐですので、それほど体力に自信がない方でも大丈夫!
そして何より、この景色はナマでみないと損ですよ!
楽しいラニカイリッジトレイル、例によって動画もまとめてみましたので、併せてお楽しみください!
あ、ちなみに、やっぱりピルボックスってのは、トーチカのことだそうです。
バス道まで戻りますが、70番は来そうにないので、カイルアの街の方へ歩き出しました。
途中、歩きながらホットドッグむすびを食べたりしつつ、結局バス道をすっかり歩き通して、カイルアの街に戻って来ました。
所要時間は40分ほどでしたかね。
昼ご飯。
いろんなお店があるのはもう解ってましたし、なんならお昼も「ブーキモ」さんなんてのもアリなんですが、ここはあえて「ジッピーズ」を!
ハワイにのみ展開するファミレスチェーンで、ロコのみなさんに、とても愛されてる感じがわかるのです。
ハワイ出身の人にお土産を持って行く時は、ここのチリにしておけば間違いなく喜ばれるんですって!
その、ロコのみなさんが愛してやまないチリを、ワタクシも今回一度は食べようと思って来たのでした。
ここのお店の写真を撮り忘れたので、写真はカパフル通り店です。
この可愛らしい店構えも魅力ですよね。
チリライスのスモールをテイクアウトして、ショッピングセンターのタイムス前のベンチで食べました。
チリと言うと、辛いのが苦手な人は構えてしまいそうですが、とてもマイルドなお味。
ご飯にかかってるから、カレーみたいなものかと思ったんですが、同じカレーでもあれですね、インドカレー屋さんにある、あんまり辛くない豆のカレーのあの味です。
食べやすくて美味しくて、ペロッと食べてしまいました。
しまった、レギュラーでよかったかも・・・。
ジッピーズ、他には持ち帰り弁当の「ジップパック」なんかも有名ですし、ロコモコのグレイビーソースの代わりにチリがかかった「チリモコ」なんてのもあるそうですよ。
さらにショッピングセンターにあった「ラニカイジュース」というお店に突入。
アサイボウルを食べるのです!
何だそれ? と思うでしょう! ね、思うでしょう! 思うって言って!
お教えしましょう。
アサイベリーは、今ハワイで話題沸騰の「奇跡のフルーツ」らしいです。
時々こういう食品が現れますよね。
「ビタミンCはレモンの~倍」とか「その上ポリフェノールも」とか「驚異のモテカワスリム」とか「今なら会員様だけの特別価格で」とか、こういうことを言い出す食品を、ワタクシは基本的に信用しません。
しかし、この時のワタクシは、アサイボウルの知識がそこまでなかったのです。
アサイボウルというよくわからないものがある → そしてハワイ関連でやたら耳にする → 美味しいにちがいない!
という単純極まりない思考と「美味いものは食べなきゃ損!」という揺るぎない信念だけで、お店の名前を小耳に挟んでいた「ラニカイ」さんに飛び込んでしまったのです。
店員さんが可愛い女の子ばかりで、軽くビビらされますが、メゲずに「アサイボウル」を注文。
関係ないですが、お店の壁に描かれた絵がステキでした。
女の子たちが楽しそうにミキサーを操っていたかと思うと、結構大ぶりなカップがワタクシに手渡されたのでした。
おお、美しい盛り付け(と、それを壊すワタクシのスプーン)。
今のところスライスバナナとグラノーラしか見えず、依然アサイは謎に包まれていますが、とりあえずお店の前のテーブルで、食べ始めました。
うおっ、冷たい!
今考えると笑っちゃいますが、アサイがスムージーで出されることも知らなかったワタクシ。
色もドギツイ赤紫ですが、これが甘酸っぱくてなかなかいけます。
こりゃいいや、というのでムシャムシャ食べましたが、そうすると今度は冷たさがキツくなってきたのです。
おかしいなぁ、昨日のシェイヴアイスは、冷たくてもサクサク食べられたのに、スムージーの冷たさはまた別物なんですね。
無理に急ごうとすると、冷たさで胸が痛くなります。
いや、次のTheBusに乗る前に、せっかくなのでカイルアの街をちょっとだけ見て回ろうと思ったのですが・・・。
こんなところで、必要以上に時間を・・・ぐっ、しかし、冷たい・・・。
せっかく美味しいんだからゆっくり食べればいいのに、この辺りが貧乏性。
結局、それでも急いで食べて、目をつけていたアンティークショップをとりあえず覗いて、アロハシャツと一部のアンティークをチラ見すると
「はい、見所ナシ! これでカイルア観光もクリア!」
叫ぶや、安心して小走りにバスストップへ・・・。
観光って、こんなものじゃないはずです。
完全に本末転倒ですね!
<つづく>
この70番というのは、カイルアビーチパークやラニカイビーチに連れてってくれる奴なんですが、本数が少ないのが難点。
ほぼ1時間半に1本という貴重な便ですので、この時間だけは日本にいる段階からキッチリ調べてました。
昨日TheBus時刻表をもらった時には、いちばんに確認したもんです。
カイルアロードを進んで、海に出た辺りに「カイルア・ビーチパーク」の表示が。
早くも美しい海がチラチラ見えてまして、たまらない気分になるのですが、グッと我慢。
ワタクシの目的地は、カイルアの奥座敷、全米ベストビーチにも選ばれた「天国の海」ラニカイビーチなのです!
天国=ラニ、海=カイ、なんだそうですよ。
カイルアビーチパークを過ぎて、海沿いの登り坂を登って下って、住宅地風の街並みの中へ。
もうこの辺りのどこで降りてもビーチは目の前です。
我慢できずに「Stop Requested」のヒモを力一杯引っ張りました。
海沿いの道に高級住宅が並んでいますが、ところどころに細い抜け道があって、それを通っていざビーチへ!
おおお、これが「天国の海」・・・。
見渡す限りエメラルドグリーンの海と真っ白い砂浜が広がっています。
さすがのワタクシも、ちょっと言葉を失いました。
いやああ、美しいいいい!
周りには、ランニングや犬の散歩をしている人が何人かいましたが、とても静かで、聴こえるのはただ波と風のみ。
何だか別世界に来たような感じです。
しばらくは、ワタクシがいることでこの景色を汚してしまってるのが申し訳ないような気分になってしまいましたが、なにくそ、負けるもんか。
ワタクシだってまぬけのプロフェッショナルなのです!
さあ、撮るぞ、恒例「ビーチで裸足になって波打ち際でスニーカー持つ」写真!
あ、意外と波が凶暴なのね・・・。
早速ヒザまでたくしあげたズボンの裾が、荒々しい波に噛みつかれました。
慌てて少し撤退。
ビーチ寝そべり写真もワタクシの中では恒例です。
「ヒマ週末」Tシャツは、天国の海と同じ色なんですね!
さあ、では、みなさん!
この景色をようく目に焼き付けておいてくださいね!
次の予定に向かいますから!
ビーチをさっさと引き上げまして、カエレプルドライブという道へ。
山側に少し歩きますと、ミッドパシフィックカントリークラブ、つまりゴルフ場ですね。
門を通過してさらにやや登りますと、左側に目印のティキが現れました。
この道を入っていきますと、看板が。
「右:ピルボックス・ハイキングトレイル」ってことで、今回のハワイでは一発目となるラニカイリッジトレイル(カイヴァリッジトレイルとも)がここからスタートですよ!
天国の海を上から見下ろすという絶景ハイキング!
しかも、それほど体力も時間も必要としないということだそうですんで、軽ーくやっつけちゃいましょうか!
・・・で、イキナリ入口あたりの登りがキツかったんですが・・・。
早速息を荒げて登りますが、すぐに尾根に出まして、もう初っ端から出し惜しみなしの絶景!
ラニカイを象徴する双子の島、モクルア島。
左側の奴は、通称「キングコングの背中」。なるほど。
ものすごい風でアロハがめくれ上がっちゃってます。
最初、目的地だと思っていた緑色のトーチカ。
さらに上の方にもう1個トーチカが現れました・・・。
次のトーチカに登りつつ、振り返って。
屋根の上に、お父さんと男の子と女の子のご家族が。
彼らはずーっとこの屋根の上にいらっしゃいました。
上の方のトーチカに腰かけて。
いやぁ、やっと着いた着いた!
見下ろすラニカイが、一段と美しく見えますなあ!
さらに先のコースもありましたが、一応今回はここまでで引き返します。
でも、これ、ずーっと行ったらぐるっと回って元の所に帰れるとか、そういうのかな・・・?
来た道を引き返して下山。
上のトーチカまで行っちゃうと結構しんどいですが、途中、尾根に出て絶景を初めて見る辺りまでならすぐですので、それほど体力に自信がない方でも大丈夫!
そして何より、この景色はナマでみないと損ですよ!
楽しいラニカイリッジトレイル、例によって動画もまとめてみましたので、併せてお楽しみください!
あ、ちなみに、やっぱりピルボックスってのは、トーチカのことだそうです。
バス道まで戻りますが、70番は来そうにないので、カイルアの街の方へ歩き出しました。
途中、歩きながらホットドッグむすびを食べたりしつつ、結局バス道をすっかり歩き通して、カイルアの街に戻って来ました。
所要時間は40分ほどでしたかね。
昼ご飯。
いろんなお店があるのはもう解ってましたし、なんならお昼も「ブーキモ」さんなんてのもアリなんですが、ここはあえて「ジッピーズ」を!
ハワイにのみ展開するファミレスチェーンで、ロコのみなさんに、とても愛されてる感じがわかるのです。
ハワイ出身の人にお土産を持って行く時は、ここのチリにしておけば間違いなく喜ばれるんですって!
その、ロコのみなさんが愛してやまないチリを、ワタクシも今回一度は食べようと思って来たのでした。
ここのお店の写真を撮り忘れたので、写真はカパフル通り店です。
この可愛らしい店構えも魅力ですよね。
チリライスのスモールをテイクアウトして、ショッピングセンターのタイムス前のベンチで食べました。
チリと言うと、辛いのが苦手な人は構えてしまいそうですが、とてもマイルドなお味。
ご飯にかかってるから、カレーみたいなものかと思ったんですが、同じカレーでもあれですね、インドカレー屋さんにある、あんまり辛くない豆のカレーのあの味です。
食べやすくて美味しくて、ペロッと食べてしまいました。
しまった、レギュラーでよかったかも・・・。
ジッピーズ、他には持ち帰り弁当の「ジップパック」なんかも有名ですし、ロコモコのグレイビーソースの代わりにチリがかかった「チリモコ」なんてのもあるそうですよ。
さらにショッピングセンターにあった「ラニカイジュース」というお店に突入。
アサイボウルを食べるのです!
何だそれ? と思うでしょう! ね、思うでしょう! 思うって言って!
お教えしましょう。
アサイベリーは、今ハワイで話題沸騰の「奇跡のフルーツ」らしいです。
時々こういう食品が現れますよね。
「ビタミンCはレモンの~倍」とか「その上ポリフェノールも」とか「驚異のモテカワスリム」とか「今なら会員様だけの特別価格で」とか、こういうことを言い出す食品を、ワタクシは基本的に信用しません。
しかし、この時のワタクシは、アサイボウルの知識がそこまでなかったのです。
アサイボウルというよくわからないものがある → そしてハワイ関連でやたら耳にする → 美味しいにちがいない!
という単純極まりない思考と「美味いものは食べなきゃ損!」という揺るぎない信念だけで、お店の名前を小耳に挟んでいた「ラニカイ」さんに飛び込んでしまったのです。
店員さんが可愛い女の子ばかりで、軽くビビらされますが、メゲずに「アサイボウル」を注文。
関係ないですが、お店の壁に描かれた絵がステキでした。
女の子たちが楽しそうにミキサーを操っていたかと思うと、結構大ぶりなカップがワタクシに手渡されたのでした。
おお、美しい盛り付け(と、それを壊すワタクシのスプーン)。
今のところスライスバナナとグラノーラしか見えず、依然アサイは謎に包まれていますが、とりあえずお店の前のテーブルで、食べ始めました。
うおっ、冷たい!
今考えると笑っちゃいますが、アサイがスムージーで出されることも知らなかったワタクシ。
色もドギツイ赤紫ですが、これが甘酸っぱくてなかなかいけます。
こりゃいいや、というのでムシャムシャ食べましたが、そうすると今度は冷たさがキツくなってきたのです。
おかしいなぁ、昨日のシェイヴアイスは、冷たくてもサクサク食べられたのに、スムージーの冷たさはまた別物なんですね。
無理に急ごうとすると、冷たさで胸が痛くなります。
いや、次のTheBusに乗る前に、せっかくなのでカイルアの街をちょっとだけ見て回ろうと思ったのですが・・・。
こんなところで、必要以上に時間を・・・ぐっ、しかし、冷たい・・・。
せっかく美味しいんだからゆっくり食べればいいのに、この辺りが貧乏性。
結局、それでも急いで食べて、目をつけていたアンティークショップをとりあえず覗いて、アロハシャツと一部のアンティークをチラ見すると
「はい、見所ナシ! これでカイルア観光もクリア!」
叫ぶや、安心して小走りにバスストップへ・・・。
観光って、こんなものじゃないはずです。
完全に本末転倒ですね!
<つづく>