かつて「ミドリモノ・コレクション」なんかを見ていただいたように、ワタクシ・吉田ナゴヤは緑色が好きなのです。
ワタクシが、その好みをぶつけてTシャツを作る「吉田ナゴヤ堂本舗」においても、これまでしばしば緑系統の色を使ったアイテムを作ってきました。
そうした歴代ナゴヤ堂緑系アイテムを見ていますと、改めてワタクシの緑色に対する嗜好の方向性が明らかになっているなあ、と思ったのです。
今日は、そんなお話を。
まず、最初にナゴヤ堂に緑系統の作品が誕生したのは、2007年。
黄緑色のボディを使用した「キリギリス人生」でありました。
ボディカラーは「ライム」というのですが、実に主張の強い黄緑色。
他に持ってる服とのコーディネートを考えると、やや難しい色だったでしょうか。
それにしても、この写真のモデルさんの押し付けがましい笑顔はすばらしいですね!
ついで登場する緑系アイテムは「ヒマ週末」!
2009年秋のデビューでした。
「ミント」という色ですが、青緑っぽいこういう色もワタクシは大好き!
なんだか、小学校の頃校庭で遊ぶ時に、よくこんな色のボールがあったのを思い出します。
その次は「バックレ中」。
2010年秋登場。
この色は「エメラルド」というのですが、名前からは意外な気がする深緑っぽい色です。
そして、トートバッグにも「緑機密トート」と「あや緑トート」が。
この色は「オリーブドラブ」というのですが、いわゆるアーミーグリーン。
ナゴヤ堂で初めて、ワタクシが言う「ミドリモノ」を使用したアイテムですね。
Tシャツでは、未だにこの緑色を使うにしっくり来るネタを考えつくことができていませんが、トートで先に登場。
ところで、ワタクシはどうも緑系統の色を見ると甘い味をイメージしてしまいます。
「キリギリス人生」みたいな黄緑色だと、青りんごとかのイメージで甘酸っぱい感じ。
「ヒマ週末」の青緑なら、ソーダ味のアイスやシャーベットみたいな冷たさを含んだ甘さ。
「バックレ中」の深緑には、グリーンティや宇治金時など、抹茶系スイーツの甘味と苦味、渋味。
そして、似ていますが「緑機密」や「あや緑」のオリーブドラブは、草餅のような和菓子の味。
全てその色の食べ物をイメージするからなのでしょうけど、人によっては楽器の音がそれぞれ違った色のイメージに思えたりするそうです。
みなさんには、こういう音や味など他の感覚が色とイメージで結びつくということがあるのでしょうか?
そして、満を持して最新作「人生高速」の登場なのですが・・・。
この緑色については、これまでとハッキリ違うとワタクシは思うのです。
このTシャツのボディの色は「グリーン」なのですね。
そう、原色の緑色なのです。
そして・・・緑色系統が好きなワタクシですが・・・実は・・・。
ええい、ハッキリ言いましょう、「原色の緑色がイマイチ好きではない」のです!
他の色でもそうかもしれません。
赤だの青だの黄色だの、色数の少ない色鉛筆のような、あんまり枚数が入ってない折り紙のような、解りやすい原色が、どうにも「おもしろみのない色」に思えて仕方ないのです。
緑なら、青緑や深緑、黄緑、オリーブドラブなんかは、本当に大好きですし、他でも好きな色は紫だったりグレーだったり、えんじ色だったりと微妙な色が多いような気もします。
どうもワタクシは、そういう微妙さを「深み・おもしろみ」だと思っているようですね。
先ほど言ったような、緑系統の色に感じる「甘味」も、原色の緑色には全く感じられません。
原色の緑色は、そのあまりの混じりっ気のなさがケミカルな無機質感を思わせるのです。
「甘味」を持つような食べ物というのは、もっと雑然とした色合いをしているもので、その雑然具合こそが自然を感じさせてくれるのでしょう。
原色の緑色からワタクシが思うものは、プラスチックでできた何かだったり、そんな色のペンキで塗られた積み木とかだったりの「食べられない何か」なのですね。
ナゴヤ堂のラインナップにも、これまで原色の「グリーン」というボディを使ったものはありませんでした。
もしかしたら「グリーン」はずっと使わないかもしれない、と思っていたワタクシでしたが、今回の「人生高速」では、迷わず「グリーン」を使うことにしたのです。
モチロン、高速道路の標識をモチーフにしたアイテムですので、それに一番近い色ということで「グリーン」になったわけですね。
なので、これまでの緑系統の色の選び方とは、ちょっと違う感じではありますが、このアイテムにはこの色を使うのがピッタリだと自己満足。
そして、いろんな緑周辺の色をさまよった挙句、今回原色にたどり着いたというのが、ワタクシ、個人的にちょっとおもしろかったな、というそれだけのお話だったのでした!
さあ、次は、どんな緑色にめぐり会うことになるのでしょうか!
あ、モチロン、他の色も。
どんな色で今後のアイテムを作っていくか、ワタクシも楽しみになってくる部分なのであります。
ワタクシが、その好みをぶつけてTシャツを作る「吉田ナゴヤ堂本舗」においても、これまでしばしば緑系統の色を使ったアイテムを作ってきました。
そうした歴代ナゴヤ堂緑系アイテムを見ていますと、改めてワタクシの緑色に対する嗜好の方向性が明らかになっているなあ、と思ったのです。
今日は、そんなお話を。
まず、最初にナゴヤ堂に緑系統の作品が誕生したのは、2007年。
黄緑色のボディを使用した「キリギリス人生」でありました。
ボディカラーは「ライム」というのですが、実に主張の強い黄緑色。
他に持ってる服とのコーディネートを考えると、やや難しい色だったでしょうか。
それにしても、この写真のモデルさんの押し付けがましい笑顔はすばらしいですね!
ついで登場する緑系アイテムは「ヒマ週末」!
2009年秋のデビューでした。
「ミント」という色ですが、青緑っぽいこういう色もワタクシは大好き!
なんだか、小学校の頃校庭で遊ぶ時に、よくこんな色のボールがあったのを思い出します。
その次は「バックレ中」。
2010年秋登場。
この色は「エメラルド」というのですが、名前からは意外な気がする深緑っぽい色です。
そして、トートバッグにも「緑機密トート」と「あや緑トート」が。
この色は「オリーブドラブ」というのですが、いわゆるアーミーグリーン。
ナゴヤ堂で初めて、ワタクシが言う「ミドリモノ」を使用したアイテムですね。
Tシャツでは、未だにこの緑色を使うにしっくり来るネタを考えつくことができていませんが、トートで先に登場。
ところで、ワタクシはどうも緑系統の色を見ると甘い味をイメージしてしまいます。
「キリギリス人生」みたいな黄緑色だと、青りんごとかのイメージで甘酸っぱい感じ。
「ヒマ週末」の青緑なら、ソーダ味のアイスやシャーベットみたいな冷たさを含んだ甘さ。
「バックレ中」の深緑には、グリーンティや宇治金時など、抹茶系スイーツの甘味と苦味、渋味。
そして、似ていますが「緑機密」や「あや緑」のオリーブドラブは、草餅のような和菓子の味。
全てその色の食べ物をイメージするからなのでしょうけど、人によっては楽器の音がそれぞれ違った色のイメージに思えたりするそうです。
みなさんには、こういう音や味など他の感覚が色とイメージで結びつくということがあるのでしょうか?
そして、満を持して最新作「人生高速」の登場なのですが・・・。
この緑色については、これまでとハッキリ違うとワタクシは思うのです。
このTシャツのボディの色は「グリーン」なのですね。
そう、原色の緑色なのです。
そして・・・緑色系統が好きなワタクシですが・・・実は・・・。
ええい、ハッキリ言いましょう、「原色の緑色がイマイチ好きではない」のです!
他の色でもそうかもしれません。
赤だの青だの黄色だの、色数の少ない色鉛筆のような、あんまり枚数が入ってない折り紙のような、解りやすい原色が、どうにも「おもしろみのない色」に思えて仕方ないのです。
緑なら、青緑や深緑、黄緑、オリーブドラブなんかは、本当に大好きですし、他でも好きな色は紫だったりグレーだったり、えんじ色だったりと微妙な色が多いような気もします。
どうもワタクシは、そういう微妙さを「深み・おもしろみ」だと思っているようですね。
先ほど言ったような、緑系統の色に感じる「甘味」も、原色の緑色には全く感じられません。
原色の緑色は、そのあまりの混じりっ気のなさがケミカルな無機質感を思わせるのです。
「甘味」を持つような食べ物というのは、もっと雑然とした色合いをしているもので、その雑然具合こそが自然を感じさせてくれるのでしょう。
原色の緑色からワタクシが思うものは、プラスチックでできた何かだったり、そんな色のペンキで塗られた積み木とかだったりの「食べられない何か」なのですね。
ナゴヤ堂のラインナップにも、これまで原色の「グリーン」というボディを使ったものはありませんでした。
もしかしたら「グリーン」はずっと使わないかもしれない、と思っていたワタクシでしたが、今回の「人生高速」では、迷わず「グリーン」を使うことにしたのです。
モチロン、高速道路の標識をモチーフにしたアイテムですので、それに一番近い色ということで「グリーン」になったわけですね。
なので、これまでの緑系統の色の選び方とは、ちょっと違う感じではありますが、このアイテムにはこの色を使うのがピッタリだと自己満足。
そして、いろんな緑周辺の色をさまよった挙句、今回原色にたどり着いたというのが、ワタクシ、個人的にちょっとおもしろかったな、というそれだけのお話だったのでした!
さあ、次は、どんな緑色にめぐり会うことになるのでしょうか!
あ、モチロン、他の色も。
どんな色で今後のアイテムを作っていくか、ワタクシも楽しみになってくる部分なのであります。