新成人のみなさま、おめでとうございます。
昔は1月15日が成人の日と決まっていたのですが、今は1月の第2月曜日がそうなんですってね。
さて、最近ワタクシが聞いた、成人の日ネタのお話を一席。
ワタクシより年上の女性のQさんがしてくださった話なんですが、娘さんが成人式を迎えられた時のこと。
その年はたまたま1月1日が月曜日だったので、成人の日は8日と、最も早い日付けだったわけです。
成人式の会場へ行く娘さんと一緒に、Qさんはお家の前でタクシーを待っていたのだそうです。
モチロン、娘さんは美しく着飾った晴れ着姿。
すると、ご近所の方々が、お2人を目ざとく見つけて、家から出てこられたんですって。
近「成人式ですね! おめでとうございます!」
Q「ありがとうございます」
一人が「おめでとう」を言えば、他の人も言う。
モチロンQさんは「ありがとう」を返す。
そうこうするうち、よそのお宅の人も出てきて、また「おめでとう」「ありがとう」。
そんな感じで、しばらく心温まるシーンが展開したのだそうです。
で、そのうち待ってたタクシーがやって来て、娘さんはそれに乗って成人式の会場へ。
Qさんはそれを見送ってひと段落、というところだったのですが、娘さんがタクシーに乗るか乗らずかのギリギリぐらいで、最後にご近所のおばあちゃんがそこに加わったのだそうです。
おばあちゃんも、Qさんに向かって
「おめでとうございます」
と言ってくれたので、当然Qさんは、
「ありがとうございます」
と返したのですが、すると、なんだかおばあちゃんが少し変な顔になったように見えたとか。
結局、おばあちゃんは、それっきりろくに話したりすることなく、多少ぎこちない動きで去って行って、Qさんは
「変なの」
と思ったのだそうですが、しばらく後にQさんは気づいたのだそうです。
そう言えば、そのおばあちゃんと会ったのは、年が明けて初めてだったということに!
つまり、おばあちゃんは「(あけまして)おめでとうございます」と言ったということで、Qさんはそれに
「ありがとう」
と返したということなんですね!
Qさんは、「私、絶対おばあちゃんに『コイツ、バカじゃねーの?』って思われた!」って赤面しておられましたので、まぁ、分別ある大人として慰めようとしたワタクシは、
「いやいや。そんなそんなバカだなんて・・・絶対思ってますよね! ワタクシなら思いますもん!」
と、結果的にダメを押してしまうことになってしまいました。
そこにどういう誤解があったか、全部解ったのに、
「あれは違うんです! あれはこれこれこういうわけで・・・」
と言い訳するのもなんかちょっとおかしな気がする、というあたりもとてもステキな話だと思います。
・・・ということで、ワタクシがこの悲劇を元に言いたいのは、
何もねえ、成人の日は「1月の第2月曜日とする!」なんて四角四面な決まりごとにしなくても、せめて3が日が月曜だった場合はノーカウントにして、例えば
「1月11日から17日の間の月曜日とする」
くらいの柔軟さがあったっていいんじゃないのか!
だって、8日とか9日あたりが成人の日って言われても、さすがにまだお正月気分が抜けてないじゃないか!
ということなのであります!
政府のみなさま、どうかご検討ください!
近所のおばあちゃんに「バカじゃねーの?」と思われるのは、Qさんだけで充分です!
昔は1月15日が成人の日と決まっていたのですが、今は1月の第2月曜日がそうなんですってね。
さて、最近ワタクシが聞いた、成人の日ネタのお話を一席。
ワタクシより年上の女性のQさんがしてくださった話なんですが、娘さんが成人式を迎えられた時のこと。
その年はたまたま1月1日が月曜日だったので、成人の日は8日と、最も早い日付けだったわけです。
成人式の会場へ行く娘さんと一緒に、Qさんはお家の前でタクシーを待っていたのだそうです。
モチロン、娘さんは美しく着飾った晴れ着姿。
すると、ご近所の方々が、お2人を目ざとく見つけて、家から出てこられたんですって。
近「成人式ですね! おめでとうございます!」
Q「ありがとうございます」
一人が「おめでとう」を言えば、他の人も言う。
モチロンQさんは「ありがとう」を返す。
そうこうするうち、よそのお宅の人も出てきて、また「おめでとう」「ありがとう」。
そんな感じで、しばらく心温まるシーンが展開したのだそうです。
で、そのうち待ってたタクシーがやって来て、娘さんはそれに乗って成人式の会場へ。
Qさんはそれを見送ってひと段落、というところだったのですが、娘さんがタクシーに乗るか乗らずかのギリギリぐらいで、最後にご近所のおばあちゃんがそこに加わったのだそうです。
おばあちゃんも、Qさんに向かって
「おめでとうございます」
と言ってくれたので、当然Qさんは、
「ありがとうございます」
と返したのですが、すると、なんだかおばあちゃんが少し変な顔になったように見えたとか。
結局、おばあちゃんは、それっきりろくに話したりすることなく、多少ぎこちない動きで去って行って、Qさんは
「変なの」
と思ったのだそうですが、しばらく後にQさんは気づいたのだそうです。
そう言えば、そのおばあちゃんと会ったのは、年が明けて初めてだったということに!
つまり、おばあちゃんは「(あけまして)おめでとうございます」と言ったということで、Qさんはそれに
「ありがとう」
と返したということなんですね!
Qさんは、「私、絶対おばあちゃんに『コイツ、バカじゃねーの?』って思われた!」って赤面しておられましたので、まぁ、分別ある大人として慰めようとしたワタクシは、
「いやいや。そんなそんなバカだなんて・・・絶対思ってますよね! ワタクシなら思いますもん!」
と、結果的にダメを押してしまうことになってしまいました。
そこにどういう誤解があったか、全部解ったのに、
「あれは違うんです! あれはこれこれこういうわけで・・・」
と言い訳するのもなんかちょっとおかしな気がする、というあたりもとてもステキな話だと思います。
・・・ということで、ワタクシがこの悲劇を元に言いたいのは、
何もねえ、成人の日は「1月の第2月曜日とする!」なんて四角四面な決まりごとにしなくても、せめて3が日が月曜だった場合はノーカウントにして、例えば
「1月11日から17日の間の月曜日とする」
くらいの柔軟さがあったっていいんじゃないのか!
だって、8日とか9日あたりが成人の日って言われても、さすがにまだお正月気分が抜けてないじゃないか!
ということなのであります!
政府のみなさま、どうかご検討ください!
近所のおばあちゃんに「バカじゃねーの?」と思われるのは、Qさんだけで充分です!