さあ、2日間の楽しいクリマは終わったけど、翌月曜日は名古屋ちょこっと観光&グルメの日!
心なしか前日よりもはるかに気合の入った目覚めで、まずは栄へと向かいます。
名古屋と言えばモーニング! というのは有名ですが、これまでワタクシは「いかにも名古屋モーニング!」って感じの特徴的なモーニングメニューにお目にかかったことがありませんでした。
しかし、今回出発直前に見つけたコイツは、なかなかに変態的で、ワタクシのお眼鏡に適ったのでしたよ!
テレビ塔を横目に、中日ビルの地下へ。
たどり着いたのは「なみこし茶屋」。
ワタクシがお目当てにしたのは、モーニングサービスのひとつ「ぜんざいセット」です!
飲み物は抹茶エスプレッソで、それにぜんざいとバタートーストがついてくるという、他ではあまり見られないメニューなのです。
一口大に切られたバタートーストを、ぜんざいにつけて食べるのが正しい食べ方・・・って、ホンマかいな!?
しかし、これは小倉トーストのさらに変化形とも言えるおもしろさ!
美味いマズイは別にして、是非とも体験してみたい!
・・・ところが、メニューの中に「ぜんざいセット」が見当たらないのです・・・。
ワ「ぜんざいのモーニングってなくなったんですか?」
店「3月にメニューの改定がありまして・・・」
ワ「あ、そう・・・」
イヤッホゥ! さすがはワタクシだぜ!
朝から抜群の運のなさ!
仕方ないので、せめて「抹茶エスプレッソ(お菓子つき)」を注文したのでした。
ワタクシも抹茶の苦味が普通に美味しく感じられるオトナになったもんだなあ!
ちっちゃい桜餅が、ちゃんと関西風の道明寺なのがうれしかったです。
やっぱ長命寺より道明寺だよな!
イキナリちょっとはずされましたが、負けずに大須に戻って来ました。
ブラブラ歩いてると神社がありまして・・・
あれ!? またしても三輪鳥居じゃん!
メインの鳥居の左右に袖鳥居というのがくっついてる形の鳥居。
ワタクシは珍しい鳥居だと思っているのですが、以前も大阪の街中で見かけましたし、ここ名古屋でも繁華街のすぐそばに。
三輪鳥居って珍しくもなんともないの・・・!?
ほぼ朝飯抜きに近い形になっちゃいましたので、お昼を早めにしましょう。
今日のお昼にと思っていたのは「台湾ラーメン」!
台湾人もビックリ、の名古屋名物。
台湾にはこうしたラーメンがあるわけではなく、名古屋の台湾料理店「味仙」の台湾人店主さんが考案したものなのだそうです。
豚ひき肉、長ネギ、ニラ、もやしなどをトウガラシで味付けして炒めた具が特徴。
ニンニクもどっさり入った激辛ラーメンなのです!
大須商店街からすぐ近くに、その「味仙」の大須店があったので、行ってみました。
お値段が異様に安くて、驚きながら注文したら、出て来たのが上の写真。
なんとなくお解りいただけるでしょうか、ドンブリがちょっと小ぶりなのですね。
食べ盛りのお子さんのご飯茶碗くらい?
いかにも辛そうですが、むせるのだけは絶対にダメです。
いいか、むせたりしたらオシマイだぞ。
広い店内には、いかにも地元のみなさんがたくさんいらっしゃる。
そんな人達から、いっせいに、
「あーれー? おみゃあさん、観光で来たドシロウトだぎゃあ! やっとかめだなも!(名古屋弁テキトー)」
って目で見られるんだぞ!
それだけは避けねばならん。
極めてクールに、
「10年も前からこのラーメン食ってるぜ」
って言わんばかりの態度でキメろ。
大丈夫だ、お前ならできる。だって名前がナゴヤだもんな!
おちついておちついて、まずはレンゲでスープを掬って、静かに口へ・・・
「ぶええっほ! ぶえっほ! えっほ! えほえほ!
ぶえーっくしょい! ひ・・・ひーっくしょい!!」
盛大にむせました・・・。クシャミまで・・・。
辛いったって、何もそこまで辛くないだろう、というワタクシの予想をはるかに超えた辛さだったのです。
しかし、これ以降はなんとかむせるのをガマンして、大汗をかきながら啜り込みました。
独特の辛さを理解して食べれば、次にはその美味しさに気づいたのです。
当たり前ですが、さっき書いたような食材を激辛に味つけして、さらにニンニクをどっさり放り込めば、マズいわけがありません。
うわあ、それにしても! これ、うまいなー!
ドンブリが小さいものであっという間に全部食べてしまいました。
今日は後のグルメの都合もあるし、まぁいいけど、次があるなら普通のラーメン丼の大きさで食べたいものです。
さあ、じゃあ、汗かいちゃったし、次は氷かな!
大須商店街に戻って「山中羊羹舗」へ。
喫茶コーナーの名前が「喫茶あずき」。
どんだけあずき好きなの!
開店したばかりで、まだ誰もお客様がいない中へ飛び込んで、ワタクシが注文したのが
これ見て! なんてカッコいい「宇治ミルク金時」!
いつもながら宇治金時ってのは、和の色彩美ここに極まれりですよね!
抹茶の緑、氷の白、小豆の紫が調和した食べられる芸術作品!
もうガマンならん! 早速いただきます!
おなじみ、ナゴヤ堂グルメアングル!
今日のTシャツは「だめになる」Tシャツですよ!
黒にしか見えないと思いますが、一応ボディカラーは「ネイビー」なのです。
氷はふわふわのシャギシャギで、空気をよく含んでいて、食べても「キーン」ていう頭痛が来ません。
甘さ控えめの小豆は、さすが羊羹屋さん、と納得の味わい! 絶妙の柔らかさ!
氷と小豆を交互に食べてみたり、氷を掬ったスプーンでさらに小豆も掬っていっぺんに食べたりと、もう贅沢の限りを尽くしました!
すばらしい! これまたすばらしい!
この後、例によって大須の古着屋さんなどでアロハを物色しましたが、今年も獲物ナシ。
また、去年「シートベルトバッグ」を買った「modeco」を今年も訪ねるのを楽しみにしていたのですが、残念ながら臨時休業でした。
さて、それでは名古屋の用事がすべて終了。
帰りの新幹線に乗る前に、ジェイアールタカシマヤの地下に入り込んで、お土産ととどめの名古屋グルメ「地雷也」の天むすを買い込みます。
天むすは、これまでも食べたいと思いつつ機会がなかったんですよね。
「地雷也」の天むすは、5個入りと10個入りが売られていたのですが、帯に短したすきに長し。
どうしようかな、と思っていると、ワタクシの前に並んでいた関西弁丸出しのおばはんが
「8個ちょうだい」
と言っていたので、すかさず真似をしました。
8個とかでもOKなのね。
新幹線をグッスリ寝て、東京のアジトに戻ってから食べましたが、さすが冷めても美味しいというだけはある!
立て続けに8個食べたら、ちょうど晩ご飯になりました。
最後に、お土産について、これも恒例の板角の「ゆかり」を買ったのですが、それと一緒に配りたかった「八丁味噌キャラメル」が、今年はとうとう以前売ってた売場からも姿を消していたことを記しておきます。
その破壊的なマズさで、ネタ土産としての圧倒的な存在感を誇っていた「八丁味噌キャラメル」が、前回買った時は昔より若干美味しくなっていたことを大いに嘆き、
「ぜひいつかまた、あの唯一無二の『マズさ』を取り戻してほしい!」
と身勝手なエールを送ったワタクシ。
復活は! 復活は、まだなりませんか、安部製菓さん!
お願いします! いつかまた、あのマズさを、味わわせてください!
くれぐれも言っておきますが、ワタクシはバカにして言ってるのではないのですよ。
あれは本当に、この世界に残したいマズさだったと思っているのです。
だから、安部製菓さん、怒らないでね・・・って、こんなことワタクシが言うから「八丁味噌キャラメル」が消えたんでしょうか・・・?
ともあれ、クリマ明け恒例のグルメ三昧、今年も無事にやり遂げて、名古屋ツアーのすべてが終了したのでした。
またクリマで名古屋、行きますよー!
<クリマ騒動記 2012・完>
心なしか前日よりもはるかに気合の入った目覚めで、まずは栄へと向かいます。
名古屋と言えばモーニング! というのは有名ですが、これまでワタクシは「いかにも名古屋モーニング!」って感じの特徴的なモーニングメニューにお目にかかったことがありませんでした。
しかし、今回出発直前に見つけたコイツは、なかなかに変態的で、ワタクシのお眼鏡に適ったのでしたよ!
テレビ塔を横目に、中日ビルの地下へ。
たどり着いたのは「なみこし茶屋」。
ワタクシがお目当てにしたのは、モーニングサービスのひとつ「ぜんざいセット」です!
飲み物は抹茶エスプレッソで、それにぜんざいとバタートーストがついてくるという、他ではあまり見られないメニューなのです。
一口大に切られたバタートーストを、ぜんざいにつけて食べるのが正しい食べ方・・・って、ホンマかいな!?
しかし、これは小倉トーストのさらに変化形とも言えるおもしろさ!
美味いマズイは別にして、是非とも体験してみたい!
・・・ところが、メニューの中に「ぜんざいセット」が見当たらないのです・・・。
ワ「ぜんざいのモーニングってなくなったんですか?」
店「3月にメニューの改定がありまして・・・」
ワ「あ、そう・・・」
イヤッホゥ! さすがはワタクシだぜ!
朝から抜群の運のなさ!
仕方ないので、せめて「抹茶エスプレッソ(お菓子つき)」を注文したのでした。
ワタクシも抹茶の苦味が普通に美味しく感じられるオトナになったもんだなあ!
ちっちゃい桜餅が、ちゃんと関西風の道明寺なのがうれしかったです。
やっぱ長命寺より道明寺だよな!
イキナリちょっとはずされましたが、負けずに大須に戻って来ました。
ブラブラ歩いてると神社がありまして・・・
あれ!? またしても三輪鳥居じゃん!
メインの鳥居の左右に袖鳥居というのがくっついてる形の鳥居。
ワタクシは珍しい鳥居だと思っているのですが、以前も大阪の街中で見かけましたし、ここ名古屋でも繁華街のすぐそばに。
三輪鳥居って珍しくもなんともないの・・・!?
ほぼ朝飯抜きに近い形になっちゃいましたので、お昼を早めにしましょう。
今日のお昼にと思っていたのは「台湾ラーメン」!
台湾人もビックリ、の名古屋名物。
台湾にはこうしたラーメンがあるわけではなく、名古屋の台湾料理店「味仙」の台湾人店主さんが考案したものなのだそうです。
豚ひき肉、長ネギ、ニラ、もやしなどをトウガラシで味付けして炒めた具が特徴。
ニンニクもどっさり入った激辛ラーメンなのです!
大須商店街からすぐ近くに、その「味仙」の大須店があったので、行ってみました。
お値段が異様に安くて、驚きながら注文したら、出て来たのが上の写真。
なんとなくお解りいただけるでしょうか、ドンブリがちょっと小ぶりなのですね。
食べ盛りのお子さんのご飯茶碗くらい?
いかにも辛そうですが、むせるのだけは絶対にダメです。
いいか、むせたりしたらオシマイだぞ。
広い店内には、いかにも地元のみなさんがたくさんいらっしゃる。
そんな人達から、いっせいに、
「あーれー? おみゃあさん、観光で来たドシロウトだぎゃあ! やっとかめだなも!(名古屋弁テキトー)」
って目で見られるんだぞ!
それだけは避けねばならん。
極めてクールに、
「10年も前からこのラーメン食ってるぜ」
って言わんばかりの態度でキメろ。
大丈夫だ、お前ならできる。だって名前がナゴヤだもんな!
おちついておちついて、まずはレンゲでスープを掬って、静かに口へ・・・
「ぶええっほ! ぶえっほ! えっほ! えほえほ!
ぶえーっくしょい! ひ・・・ひーっくしょい!!」
盛大にむせました・・・。クシャミまで・・・。
辛いったって、何もそこまで辛くないだろう、というワタクシの予想をはるかに超えた辛さだったのです。
しかし、これ以降はなんとかむせるのをガマンして、大汗をかきながら啜り込みました。
独特の辛さを理解して食べれば、次にはその美味しさに気づいたのです。
当たり前ですが、さっき書いたような食材を激辛に味つけして、さらにニンニクをどっさり放り込めば、マズいわけがありません。
うわあ、それにしても! これ、うまいなー!
ドンブリが小さいものであっという間に全部食べてしまいました。
今日は後のグルメの都合もあるし、まぁいいけど、次があるなら普通のラーメン丼の大きさで食べたいものです。
さあ、じゃあ、汗かいちゃったし、次は氷かな!
大須商店街に戻って「山中羊羹舗」へ。
喫茶コーナーの名前が「喫茶あずき」。
どんだけあずき好きなの!
開店したばかりで、まだ誰もお客様がいない中へ飛び込んで、ワタクシが注文したのが
これ見て! なんてカッコいい「宇治ミルク金時」!
いつもながら宇治金時ってのは、和の色彩美ここに極まれりですよね!
抹茶の緑、氷の白、小豆の紫が調和した食べられる芸術作品!
もうガマンならん! 早速いただきます!
おなじみ、ナゴヤ堂グルメアングル!
今日のTシャツは「だめになる」Tシャツですよ!
黒にしか見えないと思いますが、一応ボディカラーは「ネイビー」なのです。
氷はふわふわのシャギシャギで、空気をよく含んでいて、食べても「キーン」ていう頭痛が来ません。
甘さ控えめの小豆は、さすが羊羹屋さん、と納得の味わい! 絶妙の柔らかさ!
氷と小豆を交互に食べてみたり、氷を掬ったスプーンでさらに小豆も掬っていっぺんに食べたりと、もう贅沢の限りを尽くしました!
すばらしい! これまたすばらしい!
この後、例によって大須の古着屋さんなどでアロハを物色しましたが、今年も獲物ナシ。
また、去年「シートベルトバッグ」を買った「modeco」を今年も訪ねるのを楽しみにしていたのですが、残念ながら臨時休業でした。
さて、それでは名古屋の用事がすべて終了。
帰りの新幹線に乗る前に、ジェイアールタカシマヤの地下に入り込んで、お土産ととどめの名古屋グルメ「地雷也」の天むすを買い込みます。
天むすは、これまでも食べたいと思いつつ機会がなかったんですよね。
「地雷也」の天むすは、5個入りと10個入りが売られていたのですが、帯に短したすきに長し。
どうしようかな、と思っていると、ワタクシの前に並んでいた関西弁丸出しのおばはんが
「8個ちょうだい」
と言っていたので、すかさず真似をしました。
8個とかでもOKなのね。
新幹線をグッスリ寝て、東京のアジトに戻ってから食べましたが、さすが冷めても美味しいというだけはある!
立て続けに8個食べたら、ちょうど晩ご飯になりました。
最後に、お土産について、これも恒例の板角の「ゆかり」を買ったのですが、それと一緒に配りたかった「八丁味噌キャラメル」が、今年はとうとう以前売ってた売場からも姿を消していたことを記しておきます。
その破壊的なマズさで、ネタ土産としての圧倒的な存在感を誇っていた「八丁味噌キャラメル」が、前回買った時は昔より若干美味しくなっていたことを大いに嘆き、
「ぜひいつかまた、あの唯一無二の『マズさ』を取り戻してほしい!」
と身勝手なエールを送ったワタクシ。
復活は! 復活は、まだなりませんか、安部製菓さん!
お願いします! いつかまた、あのマズさを、味わわせてください!
くれぐれも言っておきますが、ワタクシはバカにして言ってるのではないのですよ。
あれは本当に、この世界に残したいマズさだったと思っているのです。
だから、安部製菓さん、怒らないでね・・・って、こんなことワタクシが言うから「八丁味噌キャラメル」が消えたんでしょうか・・・?
ともあれ、クリマ明け恒例のグルメ三昧、今年も無事にやり遂げて、名古屋ツアーのすべてが終了したのでした。
またクリマで名古屋、行きますよー!
<クリマ騒動記 2012・完>