吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

中西部こじれ旅 11

2016-09-28 23:48:29 | 日記
DAY5スタート!

今日は全編ルート66三昧でお送りします!

7時頃に起きまして、モーテルの近くのガソリンスタンドへ。

給油ではなくて、コンビニで朝食です。

おなじみの菓子パン「ハニー・バン」とナッツバー、熱いコーヒー。

今回はここまでダイナーで大量の朝食でしたが、こういうガソリンスタンド・モーニングも、ワタクシは好きなのです。

ツクムカリも壁画の街でして、街中いたるところに壁画があるのです。

全部は無理でも、いくつかを見て回りました。



写真集などにもよく載ってる、有名な壁画。

横に長いので、5年前は3回に分けて写真を撮ったのですが、5年間でワタクシもカメラを新しく買いました!

パノラマ機能で、バッチリ1回撮り!



もうひとつ、横に長い壁画を。

「トゥルー・ヴァリュー」は、金物屋さん(?)でして、本来ならワタクシが嫌うはずの「生活用品の店(おもしろみがない)」「チェーン店(どこで見ても同じ)」なのですが、例外的に好きなのです。

だって、ロゴがカッコいいんだもん!

毎度アメリカ旅行のたびに、ひそかに「トゥルー・ヴァリュー」を見つけては写真を撮っているのです。



そして、5年前にも作った記録映像。



5年間でツクムカリの街がどう変わったか、比べてみてくださいね!



さあ、そして、そうこうしてるうちに9時を回りました。

街の西の外れにあるコンベンション・センターに向かいます。



コンベンション・センターと言えば、この変なルート66オブジェ!

・・・だったのですが、実は、この5年間の間にここに「ルート66ニューメキシコ・ミュージアム」が出来ていたのでした。

ここが開くのを待っていたのですね。



中には、とても優しそうな青年の係員さんがいて、ワタクシの来訪をとても喜んでくれました。



このミュージアムは、写真の展示が自慢のようですが、他にも古い車やダイナーの店内を模した展示など、いろいろありました。

まだ新しいので、これから発展させるのかな、と思っていたのですが、すでになかなかの充実ぶり。

ゆっくり見学させてもらって、展示された写真がすべて収まっているポスターを買いました。



これでワタクシの部屋は、いつでもルート66!



さあ、それでは今日も出発ですよ!



ツクムカリを去る朝は、いつもなんだかさびしいなあ!

またいつか来るからね!



I-40で快調に東へ進みまして、すぐにテキサス州との州境へ。



テキサスに入ったら、やっぱりこれをやっとかなきゃイカンのですよ!

ヒィ~~~ハァ!

州境の街、というか、もう廃墟が残ってるだけのグレンリオ。



名物廃墟のモーテル・カフェ「ファースト / ラスト・ストップ・イン・テキサス」。

ワタクシ、この日は当然のルート66アロハにナゴヤ堂「蚊」Tシャツ



で、そこからI-40をちょっと進みますと、エイドリアンの街。

ここは、ルート66のシカゴ~ロサンゼルスの長い道のりの、ちょうど中間点という街なのです。



この街にあるのが、



その名も「ミッドポイント・カフェ」!

モチロン、5年前にもここでハンバーガーを食べたのでした。



おお、変わってない・・・。



今回はターキーチーズバーガーを。

そして、デザートにここの名物「アグリー・パイ」。



前回食べたココナッツも捨て難かったのですが、今回はテックス・ピーカンを。

ホッカホカのナッツのペーストに冷たいバニラアイスが混ざり合って、絶妙な美味さ!

これ、またいつか食べたい!



昼ご飯に大満足して、またI-40を少し走ると、今度はベガという小さな街。

そうそう、これこれ。

このあたりのルート66は、この、ちょっと走ると名所、ちょっと走るとまた名所、というのが特徴なのでした。

で、ここにあるのは「ドッツ・ミニ・ミュージアム」。



ルート66に関係するもの、しないものも含めて、個人的コレクションを見せてもらえるミュージアムですが、当然それは「運が良ければ」のこと。

ミュージアムのそばにある家に、オーナーさんがたまたまいれば、そして、見せてやってもよいということになれば、見られるというところなのですね。

5年前は、ここで他の観光客とわらわらと群れていますと、オーナーの女性の方が気づいてくださって、ミュージアムを見せてもらえたのでした!

今日もあの時のような奇跡が・・・と少しだけ期待して訪ねてみます。

モチロン、いくらなんでも家の呼び鈴とか押す度胸はありませんので、オーナーさんが気づいて下さらなければ、奇跡は起きないのですが。

ミュージアムに近づいて行って、写真を撮ったりしながら家を観察しますが、どうも留守のようです。

っていうか、これはもう、しばらくどなたも住んでない状態なのでは・・・。

オーナーの女性の方はどうされたのでしょう・・・?

また再会できたら、と思っていただけに、人気のないドッツ・ミニ・ミュージアムを眺めて、しばらく呆然としましたが、また気を取り直して走り出します。

さあ、間もなくアマリロの街だ!


<つづく>

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