吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

話しかけられるアロハ

2012-09-04 23:04:36 | 日記
先に謝っちゃう。ホントごめんなさい。

ワタクシみたいなゴミがこんなこと言うなんて申し訳ないんですけど、アロハのセレクトには、ほんの少しだけ自信持ってます・・・。

いやいやいや、モチロン、センスいいとかカッコいいとかモテるとか、そういうことじゃなくってね、なんかこう笑って許してもらえそうって言うか、ああ、そういうキャラなのね、って印象を持ってもらいやすいと言うか。



で、そんなワタクシの密やかな自信をさらに強めて下さるのがアメリカ人の方々なのです。

まぁ、フレンドリーですもんね、あの人達って。

思ったことすぐ言っちゃう。グイグイ来ますな。

例えば去年のハワイ旅行の時には、



このアロハを買ってすぐに着ていたら、その日の夕方に行ったレストランで、隣のテーブルのお姉さんに、


「いいアロハね。どこで買ったの?」


って言われて、一発で上機嫌になってしまったのでした。

去年のルート66旅行では、最後に寄ったラスベガスで、

blueblue.jpg

これを着ていましたら、イキナリ後ろから肩を叩かれまして、振り向くと知らないお兄ちゃんに


「Nice Shirts!」


とだけ言われた、なんてこともあったのでしたよ。

ちなみにこの旅では、いつもかぶってるふにょふにょの麦わらカウボーイハットについても、知らないオバサンに爆笑されたってのもありましたねえ。

・・・あれは果たして好感を持っていただけてたのか、疑問ではありましたが・・・。



あ、でも、日本人の方からも、反応があることもありますよ!

モチロン友達とか、そういう近しい人からではありますが。

今年買ったアロハの中では、



これとか、



これが好リアクションをいただいております。

洋梨柄は「梨なんだ!」って爆笑されることがしばしば。

白地にブルーのアロハスタジアムのスタッフアロハは、とにかくその色彩に「さわやか!」とか「涼しそう!」とかコメントをいただくことが多いです。

どちらも気に入ってるアロハですので、やっぱり買ってよかったと再満足。

モテにつながるような要素はないかもしれませんが、ワタクシのファッションは、楽しいことを引き起こすファッションなのだとさらに自己満足。



で、本日は、



このアロハを着ていたのです。

ハワイ・オアフ島の公共交通「ザ・バス」の運転手さんの制服アロハですね。

用事で地下鉄に乗って移動してたんですが、座席でウトウトして目を覚ますと、隣にいたメガネのお兄さんがこっちをじっと見ているのです。

やがて、


「質問、いいですか?」


とお兄さん。

何か失礼でもあったかと、やや構えながらも、


ワ「何ですか?」


と聞きますと、


兄「どこでそのアロハ買ったんですか?」


なんでも、このお兄さんはハワイはハワイ島の出身で、お友達が下北沢でハワイ雑貨屋さんをやっておられるのだとか。

そのお友達から、こういう「ザ・バス」関連のアロハなんかを扱いたいんだけど、どこで買えるか、と相談を受けたんだそうです。


兄「でも、私がいたハワイ島は田舎なのでザ・バスがなくて、他のバスの運転手さんは私服なんです。

   だから、どこで売ってるのか、わからなくて」


ワタクシはネットオークションで買いましたけど、オアフ島の「ベイリーズ・アンティークス・アンド・アロハシャツ」なら、「ザ・バス」制服アロハの古着もありましたよ、なんて教えてあげたのですが、


兄「私はいつもオアフ島は素通りなので、よく知らないのです」


とのことでした。

ううん、そういうこともあるのか。

この後、しばしアロハシャツやハワイのことをしゃべって、ワタクシの降りる駅で別れました。

で、誤解のないようにここでぜひとも言っておかねばならないのですが・・・





お兄さんの日本語が上手過ぎ!

ワタクシの英語力とは大違い!




そう、ワタクシとお兄さんの会話は完全に日本語で行われたのでした!

英語でしゃべろうなんて、これっぽっちも思いませんでしたもんね!

情けない!



まぁ、それはともかく、またしてもアロハのおかげで本来はなかったはずの交流が生まれて、また今日も人生が楽しいワタクシだったのでした!

やっぱりアロハはサイコーだね!



・・・ですが・・・。

本来は、こういうことがナゴヤ堂のTシャツやトートバッグで起こってほしいのがワタクシなのです!

それを通じて知らない人とも楽しくしゃべれて、楽しいの輪が広がっていく、そういう商品を作るのがワタクシの理想なのですね。

ううん、さすがはアロハシャツ・・・。

ナゴヤ堂の理想への道のりは、まだまだ遠い・・・。


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