「近頃はお正月や言うてもせいぜい元日だけで、ニ日にもなったらもう風情も何もないようになりました」
というのは、桂米朝師匠が「正月丁稚」などのお正月ネタの噺の枕によく言わはることです。
ワタクシも、今年は特に何をするでもなかったので、全くお正月らしいことはなかったですね。
お餅もおせち料理も食べてません。
唯一、昼夜逆転の中で出かけたコンビニで、BGMが「春の海」だったので、
「ああ、お正月だなあ」
なんて思ったぐらいです。
何年前でしたか、人っこ一人いない商店街に、やはり「春の海」が流れている中を、一人で歩いた時は、なぜかものすごく強烈に、
「あああああ! お正月だああああ!!」
と思ったもんでしたけどね。
だいたいが、お正月休みというのはツマランもんです。
外へ遊びに行こうと思っても、お店がほとんど閉まってるんですもんね。
でもまぁ、そのせいで生まれる静けさこそが、お正月の味わいというものかもしれないとも思いますが。
お正月らしいと言えば、ワタクシが個人的に思い出すのが、自動車のフロントグリルのところにしめ飾りをつけて走ってる、というアレ。
近年は見かけなくなりましたね。
ワタクシは、小さいころからなぜかあれにアコガレがありまして、
「いつか自分が大人になって自動車を運転するようになったら、アレをやりたい!」
と思う子供でした。
20代の終わり頃に、少しだけ車に乗ってた時期がありまして、ついにそれが実現したのですが、すでに当時でも、そんなことしている車は少なかったような気がします。
自動車なんていう現代を象徴するような機械、しかもあれの商標名は必ず横文字名前ですからね、そういうものに、思いきり日本的なしめ飾りをつける、というあの感じは、とても日本らしいと思うのです。
ワタクシは、いつも「ビル街の中に急にある神社の鳥居」をイメージします。
すっかり欧米風になってしまった生活の中に、わずかに息づく「和」。
日本びいきの外人さんなんかが見たら、きっと大喜びなんじゃないでしょうか。
今年も、そういう車はほとんど見ないなあ、と思っていましたが、今日になってようやく1台見まして、うれしかったです。
ワタクシは今は車に乗っていませんが、乗ってる方にはぜひこの日本にしかないであろう風景を守るムーヴメントにご参加いただけないものかと思っております。
お正月は、愛車にしめ飾りを!
・・・って、そういうことは年末に言わなきゃダメでしたか・・・。
というのは、桂米朝師匠が「正月丁稚」などのお正月ネタの噺の枕によく言わはることです。
ワタクシも、今年は特に何をするでもなかったので、全くお正月らしいことはなかったですね。
お餅もおせち料理も食べてません。
唯一、昼夜逆転の中で出かけたコンビニで、BGMが「春の海」だったので、
「ああ、お正月だなあ」
なんて思ったぐらいです。
何年前でしたか、人っこ一人いない商店街に、やはり「春の海」が流れている中を、一人で歩いた時は、なぜかものすごく強烈に、
「あああああ! お正月だああああ!!」
と思ったもんでしたけどね。
だいたいが、お正月休みというのはツマランもんです。
外へ遊びに行こうと思っても、お店がほとんど閉まってるんですもんね。
でもまぁ、そのせいで生まれる静けさこそが、お正月の味わいというものかもしれないとも思いますが。
お正月らしいと言えば、ワタクシが個人的に思い出すのが、自動車のフロントグリルのところにしめ飾りをつけて走ってる、というアレ。
近年は見かけなくなりましたね。
ワタクシは、小さいころからなぜかあれにアコガレがありまして、
「いつか自分が大人になって自動車を運転するようになったら、アレをやりたい!」
と思う子供でした。
20代の終わり頃に、少しだけ車に乗ってた時期がありまして、ついにそれが実現したのですが、すでに当時でも、そんなことしている車は少なかったような気がします。
自動車なんていう現代を象徴するような機械、しかもあれの商標名は必ず横文字名前ですからね、そういうものに、思いきり日本的なしめ飾りをつける、というあの感じは、とても日本らしいと思うのです。
ワタクシは、いつも「ビル街の中に急にある神社の鳥居」をイメージします。
すっかり欧米風になってしまった生活の中に、わずかに息づく「和」。
日本びいきの外人さんなんかが見たら、きっと大喜びなんじゃないでしょうか。
今年も、そういう車はほとんど見ないなあ、と思っていましたが、今日になってようやく1台見まして、うれしかったです。
ワタクシは今は車に乗っていませんが、乗ってる方にはぜひこの日本にしかないであろう風景を守るムーヴメントにご参加いただけないものかと思っております。
お正月は、愛車にしめ飾りを!
・・・って、そういうことは年末に言わなきゃダメでしたか・・・。