吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

アメリカもつれ旅 1

2017-09-16 18:06:37 | 日記
いやーっ、もう、言うも恥ずかしい!

今回もまたアメリカなのですよ。

そりゃあ、そうだ、言われんでもわかっとる、というみなさまの声が聞こえてきそうなわけなんですが、それでもこれが楽しみなのでしょうがない。

今年もワタクシは、スーツケースを転がして成田空港に向かったのでした。



出発日のTシャツは、ナゴヤ堂「飛行機」。

今さら「飛行機に乗ったことあるもんね!」という小さな小さな自慢、というジョークでしたが、特にどなたからもいじられず!

成田からダラスフォートワースで乗り換えてノースカロライナ州はシャーロットまでというフライトですが、ダラスまでの飛行機では眠れたんだかそうじゃないんだか。

ディズニーの「ズートピア」を見ておもしろかったので、ついでに大好きな「カールじいさんの空飛ぶ家」も見てしまいます。

乗り継ぎのダラスフォートワース空港は、去年も乗り継ぎで来た空港。

結構時間もあって眠かったのですが、気も張ってて眠れず。

結局、ダラスからシャーロットまでの飛行機では、離陸も覚えてないほどグッスリでした。

シャーロットダグラス国際空港には、午後3時過ぎの到着。

この空港は、2015年のアメリカ旅行でも出発地だったのですね。

ロビーには、どこかで見たようなアロハの男が、頭を抱えて座っていたので、早速声をかけます。


ワ「よお!」


男はこっちを見て少し驚いたようでしたが、すぐに興味を失ったようで、


「何年後だ?」


と聞いてきました。


ワ「2017年。2年後だよ」

男「またここに来るのかよ」

ワ「まぁ、いろいろあってな。知ってるぞ。頭、痛いんだろ?」

男「うるさいな。ほっといてくれ」

ワ「そういうなよ。おれの方が年上なんだから、もっと痛いんだぞ」

男「それにしても、おかしいだろ。おれがここにいたのは早朝だぞ? 午後3時にここに着いたアンタと会えるはずがない」

ワ「細かいことを気にするな。せっかく出発地が同じになったから、こういう演出をしてみたかったんだよ。それよりな・・・」

男「なんだよ?」

ワ「お前の旅、すごく楽しいものになるぞ。じゃあな」


男は、こっちを見向きもせず、相変わらず頭を抱えたままでした。

過去の自分と仲良く会話するというのも、意外と難しいものです。



レンタカーオフィスに進んで、今回の相棒となる車を得る手続き。

30代くらいかなあ、という快活な女性の係員さんに国際免許証を渡すと、どうも彼女が、


「ついこの間、お誕生日だったのね」


みたいなことを言ってくれたのに、ワタクシ、聞き取れずに黙っていたようだったのです。

隣のカウンターにいたお客の男性が、


「誕生日はいつだったんだい?」


と聞いてくれて、それが解ったのでした。

さらに、男性、


「彼女はすごいぜ。名前が『パンプキンバター』っていうんだ」


どうリアクションしていいものか解らず目を見開いていると、係員さんは、


「違うわよ。それは私が食べてるキャンディよ」


なんだか不思議なセンスのジョークですが、Ms.パンプキンバターは、とても明るく親切でした。

駐車場まで案内して、わざわざ車のエンジンまでかけてくれました。

ああ、こいつ、英語しゃべれないし、アメリカ慣れてないな、ということでサービスしてくれたのでしょう。

車はブルーのヒュンダイ・エラントラ。



ワタクシ、ついに初めて「外車」を運転しますよ!


「さあ、どうぞ」


と言ってくれた店員さんに、


「サンキュー、Ms.パンプキンバター!」


と言うと、彼女は、


「アッハ!」


と明るく笑って去っていきました。

英語がヘタクソだからこそ効果的になったという、やや反則気味ではありましたが、やっぱりなるべく英語でもジョーク言いたいのです。



おっかなびっくり車を動かして、なんとか空港の外に出ますが、これまた毎年のお約束で、その途端道に迷いだしました!

おっかしいなぁ、どう考えても高速なんか乗るはずなかったのに・・・。



この後も結構迷い続けましたが、なんとか目指していたシェルビーという街に到着。

この日はもう、午後遅い到着だし、疲れてるだろうから、シャーロットから近いシェルビーで泊るという計画で、狙っていたモーテル「スーパー8」に部屋を取りました。



チェーンのモーテルさんですが、ワタクシ贔屓の「モーテル6」より何となく値段が高いのです。

この日も74.6ドルという、やや不満の残るお値段。



しばらく部屋で休みましたが、晩ご飯を食べに。

このシェルビーで泊まることにしたのは、ひとつには、この「ブリッジズ・BBQロッジ」に行きたかったからなのです。





ブタちゃん看板、かわいい!

ネオンもきっとステキ!

で、このお店が午後8時までの営業とのこと。

アメリカの飲食店で閉店1時間前とかですと、もう新しいお客さんは断っちゃう、なんてことがありますので、午後6時半頃に行ってみたのですが、店に入るなり、


「今日は閉店だよ」


とのこと。

その瞬間気づいたのですが、そうか、ダラスに着いた時に時計の時刻を合わせたけど、ノースカロライナは東部時間だから、ダラスよりも1時間進んでいるのか!

つまり、6時半だと思っていたのはワタクシだけで、実際はもう7時半!

そりゃ、入れてくれないって!

ガックリ来たワタクシは、代わりにすぐ近くに見えていた「デニーズ」に入りました。



メニューをチラ見して「ポットロースト」をテキトーに注文。

もう、やる気というものがありません。



あ、でも、「デニーズ」だから全く期待してなかったけど、いざ食べてみると、美味い・・・。

美味いけどなあ、でも「ブリッジズ」で食べたかったなあ・・・。

これまた恒例ではありますが、今回も「何もかも上手くいかない初日」。

さっさとモーテルでシャワー浴びて寝ることにしよう・・・。





<つづく>

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2 コメント

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Unknown (マーク♂)
2017-09-17 10:34:45
ナゴヤ君。またまた行ったんですね!これから動画を1つずつ見ます。期待してますよ(笑)
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ぎゃっ! (吉田ナゴヤ)
2017-09-27 18:44:12
>マーク♂さん

ぎゃっ! コメントいただいてたなんて!
長いこと放置しちゃってすみませんでした!

今回も長い長い旅日記が続きますが、どうかお付き合いをヨロシクお願いします!
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