いやーっ、もう、言うも恥ずかしい!
今回もまたアメリカなのですよ。
そりゃあ、そうだ、言われんでもわかっとる、というみなさまの声が聞こえてきそうなわけなんですが、それでもこれが楽しみなのでしょうがない。
今年もワタクシは、スーツケースを転がして成田空港に向かったのでした。
出発日のTシャツは、ナゴヤ堂「飛行機」。
今さら「飛行機に乗ったことあるもんね!」という小さな小さな自慢、というジョークでしたが、特にどなたからもいじられず!
成田からダラスフォートワースで乗り換えてノースカロライナ州はシャーロットまでというフライトですが、ダラスまでの飛行機では眠れたんだかそうじゃないんだか。
ディズニーの「ズートピア」を見ておもしろかったので、ついでに大好きな「カールじいさんの空飛ぶ家」も見てしまいます。
乗り継ぎのダラスフォートワース空港は、去年も乗り継ぎで来た空港。
結構時間もあって眠かったのですが、気も張ってて眠れず。
結局、ダラスからシャーロットまでの飛行機では、離陸も覚えてないほどグッスリでした。
シャーロットダグラス国際空港には、午後3時過ぎの到着。
この空港は、2015年のアメリカ旅行でも出発地だったのですね。
ロビーには、どこかで見たようなアロハの男が、頭を抱えて座っていたので、早速声をかけます。
ワ「よお!」
男はこっちを見て少し驚いたようでしたが、すぐに興味を失ったようで、
「何年後だ?」
と聞いてきました。
ワ「2017年。2年後だよ」
男「またここに来るのかよ」
ワ「まぁ、いろいろあってな。知ってるぞ。頭、痛いんだろ?」
男「うるさいな。ほっといてくれ」
ワ「そういうなよ。おれの方が年上なんだから、もっと痛いんだぞ」
男「それにしても、おかしいだろ。おれがここにいたのは早朝だぞ? 午後3時にここに着いたアンタと会えるはずがない」
ワ「細かいことを気にするな。せっかく出発地が同じになったから、こういう演出をしてみたかったんだよ。それよりな・・・」
男「なんだよ?」
ワ「お前の旅、すごく楽しいものになるぞ。じゃあな」
男は、こっちを見向きもせず、相変わらず頭を抱えたままでした。
過去の自分と仲良く会話するというのも、意外と難しいものです。
レンタカーオフィスに進んで、今回の相棒となる車を得る手続き。
30代くらいかなあ、という快活な女性の係員さんに国際免許証を渡すと、どうも彼女が、
「ついこの間、お誕生日だったのね」
みたいなことを言ってくれたのに、ワタクシ、聞き取れずに黙っていたようだったのです。
隣のカウンターにいたお客の男性が、
「誕生日はいつだったんだい?」
と聞いてくれて、それが解ったのでした。
さらに、男性、
「彼女はすごいぜ。名前が『パンプキンバター』っていうんだ」
どうリアクションしていいものか解らず目を見開いていると、係員さんは、
「違うわよ。それは私が食べてるキャンディよ」
なんだか不思議なセンスのジョークですが、Ms.パンプキンバターは、とても明るく親切でした。
駐車場まで案内して、わざわざ車のエンジンまでかけてくれました。
ああ、こいつ、英語しゃべれないし、アメリカ慣れてないな、ということでサービスしてくれたのでしょう。
車はブルーのヒュンダイ・エラントラ。
ワタクシ、ついに初めて「外車」を運転しますよ!
「さあ、どうぞ」
と言ってくれた店員さんに、
「サンキュー、Ms.パンプキンバター!」
と言うと、彼女は、
「アッハ!」
と明るく笑って去っていきました。
英語がヘタクソだからこそ効果的になったという、やや反則気味ではありましたが、やっぱりなるべく英語でもジョーク言いたいのです。
おっかなびっくり車を動かして、なんとか空港の外に出ますが、これまた毎年のお約束で、その途端道に迷いだしました!
おっかしいなぁ、どう考えても高速なんか乗るはずなかったのに・・・。
この後も結構迷い続けましたが、なんとか目指していたシェルビーという街に到着。
この日はもう、午後遅い到着だし、疲れてるだろうから、シャーロットから近いシェルビーで泊るという計画で、狙っていたモーテル「スーパー8」に部屋を取りました。
チェーンのモーテルさんですが、ワタクシ贔屓の「モーテル6」より何となく値段が高いのです。
この日も74.6ドルという、やや不満の残るお値段。
しばらく部屋で休みましたが、晩ご飯を食べに。
このシェルビーで泊まることにしたのは、ひとつには、この「ブリッジズ・BBQロッジ」に行きたかったからなのです。
ブタちゃん看板、かわいい!
ネオンもきっとステキ!
で、このお店が午後8時までの営業とのこと。
アメリカの飲食店で閉店1時間前とかですと、もう新しいお客さんは断っちゃう、なんてことがありますので、午後6時半頃に行ってみたのですが、店に入るなり、
「今日は閉店だよ」
とのこと。
その瞬間気づいたのですが、そうか、ダラスに着いた時に時計の時刻を合わせたけど、ノースカロライナは東部時間だから、ダラスよりも1時間進んでいるのか!
つまり、6時半だと思っていたのはワタクシだけで、実際はもう7時半!
そりゃ、入れてくれないって!
ガックリ来たワタクシは、代わりにすぐ近くに見えていた「デニーズ」に入りました。
メニューをチラ見して「ポットロースト」をテキトーに注文。
もう、やる気というものがありません。
あ、でも、「デニーズ」だから全く期待してなかったけど、いざ食べてみると、美味い・・・。
美味いけどなあ、でも「ブリッジズ」で食べたかったなあ・・・。
これまた恒例ではありますが、今回も「何もかも上手くいかない初日」。
さっさとモーテルでシャワー浴びて寝ることにしよう・・・。
<つづく>
今回もまたアメリカなのですよ。
そりゃあ、そうだ、言われんでもわかっとる、というみなさまの声が聞こえてきそうなわけなんですが、それでもこれが楽しみなのでしょうがない。
今年もワタクシは、スーツケースを転がして成田空港に向かったのでした。
出発日のTシャツは、ナゴヤ堂「飛行機」。
今さら「飛行機に乗ったことあるもんね!」という小さな小さな自慢、というジョークでしたが、特にどなたからもいじられず!
成田からダラスフォートワースで乗り換えてノースカロライナ州はシャーロットまでというフライトですが、ダラスまでの飛行機では眠れたんだかそうじゃないんだか。
ディズニーの「ズートピア」を見ておもしろかったので、ついでに大好きな「カールじいさんの空飛ぶ家」も見てしまいます。
乗り継ぎのダラスフォートワース空港は、去年も乗り継ぎで来た空港。
結構時間もあって眠かったのですが、気も張ってて眠れず。
結局、ダラスからシャーロットまでの飛行機では、離陸も覚えてないほどグッスリでした。
シャーロットダグラス国際空港には、午後3時過ぎの到着。
この空港は、2015年のアメリカ旅行でも出発地だったのですね。
ロビーには、どこかで見たようなアロハの男が、頭を抱えて座っていたので、早速声をかけます。
ワ「よお!」
男はこっちを見て少し驚いたようでしたが、すぐに興味を失ったようで、
「何年後だ?」
と聞いてきました。
ワ「2017年。2年後だよ」
男「またここに来るのかよ」
ワ「まぁ、いろいろあってな。知ってるぞ。頭、痛いんだろ?」
男「うるさいな。ほっといてくれ」
ワ「そういうなよ。おれの方が年上なんだから、もっと痛いんだぞ」
男「それにしても、おかしいだろ。おれがここにいたのは早朝だぞ? 午後3時にここに着いたアンタと会えるはずがない」
ワ「細かいことを気にするな。せっかく出発地が同じになったから、こういう演出をしてみたかったんだよ。それよりな・・・」
男「なんだよ?」
ワ「お前の旅、すごく楽しいものになるぞ。じゃあな」
男は、こっちを見向きもせず、相変わらず頭を抱えたままでした。
過去の自分と仲良く会話するというのも、意外と難しいものです。
レンタカーオフィスに進んで、今回の相棒となる車を得る手続き。
30代くらいかなあ、という快活な女性の係員さんに国際免許証を渡すと、どうも彼女が、
「ついこの間、お誕生日だったのね」
みたいなことを言ってくれたのに、ワタクシ、聞き取れずに黙っていたようだったのです。
隣のカウンターにいたお客の男性が、
「誕生日はいつだったんだい?」
と聞いてくれて、それが解ったのでした。
さらに、男性、
「彼女はすごいぜ。名前が『パンプキンバター』っていうんだ」
どうリアクションしていいものか解らず目を見開いていると、係員さんは、
「違うわよ。それは私が食べてるキャンディよ」
なんだか不思議なセンスのジョークですが、Ms.パンプキンバターは、とても明るく親切でした。
駐車場まで案内して、わざわざ車のエンジンまでかけてくれました。
ああ、こいつ、英語しゃべれないし、アメリカ慣れてないな、ということでサービスしてくれたのでしょう。
車はブルーのヒュンダイ・エラントラ。
ワタクシ、ついに初めて「外車」を運転しますよ!
「さあ、どうぞ」
と言ってくれた店員さんに、
「サンキュー、Ms.パンプキンバター!」
と言うと、彼女は、
「アッハ!」
と明るく笑って去っていきました。
英語がヘタクソだからこそ効果的になったという、やや反則気味ではありましたが、やっぱりなるべく英語でもジョーク言いたいのです。
おっかなびっくり車を動かして、なんとか空港の外に出ますが、これまた毎年のお約束で、その途端道に迷いだしました!
おっかしいなぁ、どう考えても高速なんか乗るはずなかったのに・・・。
この後も結構迷い続けましたが、なんとか目指していたシェルビーという街に到着。
この日はもう、午後遅い到着だし、疲れてるだろうから、シャーロットから近いシェルビーで泊るという計画で、狙っていたモーテル「スーパー8」に部屋を取りました。
チェーンのモーテルさんですが、ワタクシ贔屓の「モーテル6」より何となく値段が高いのです。
この日も74.6ドルという、やや不満の残るお値段。
しばらく部屋で休みましたが、晩ご飯を食べに。
このシェルビーで泊まることにしたのは、ひとつには、この「ブリッジズ・BBQロッジ」に行きたかったからなのです。
ブタちゃん看板、かわいい!
ネオンもきっとステキ!
で、このお店が午後8時までの営業とのこと。
アメリカの飲食店で閉店1時間前とかですと、もう新しいお客さんは断っちゃう、なんてことがありますので、午後6時半頃に行ってみたのですが、店に入るなり、
「今日は閉店だよ」
とのこと。
その瞬間気づいたのですが、そうか、ダラスに着いた時に時計の時刻を合わせたけど、ノースカロライナは東部時間だから、ダラスよりも1時間進んでいるのか!
つまり、6時半だと思っていたのはワタクシだけで、実際はもう7時半!
そりゃ、入れてくれないって!
ガックリ来たワタクシは、代わりにすぐ近くに見えていた「デニーズ」に入りました。
メニューをチラ見して「ポットロースト」をテキトーに注文。
もう、やる気というものがありません。
あ、でも、「デニーズ」だから全く期待してなかったけど、いざ食べてみると、美味い・・・。
美味いけどなあ、でも「ブリッジズ」で食べたかったなあ・・・。
これまた恒例ではありますが、今回も「何もかも上手くいかない初日」。
さっさとモーテルでシャワー浴びて寝ることにしよう・・・。
<つづく>
ぎゃっ! コメントいただいてたなんて!
長いこと放置しちゃってすみませんでした!
今回も長い長い旅日記が続きますが、どうかお付き合いをヨロシクお願いします!