まずは、こちらをご覧ください!
やったー! 初めてのメジャーリーグ観戦ですよ!
いや、去年セントルイスで、MLBもNHL(アイスホッケーね)もゲームをやっていたのに、宿を探さなきゃいけなくてどっちも見れなかったのは、ワタクシ、とても後悔していたのです。
今回、最後にロサンゼルスに行くことは決まってましたので、ドジャースの試合日程を調べてみますと、おお、なんとか見に行けそうじゃん!
実は、これが、最終的にこの旅の日程をも決定したのでした。
そんなわけで、サンタモニカ埠頭で思わず平和な時間を過ごしていたワタクシは、突如松田さんの元に取って返すと、I-10という道路に飛び乗ったのでした。
しかし、時刻はそろそろ夕方、この道路が大渋滞だったのです。
しかたなく、一般道に降りて、迷ったりしながら必死に進みますが、モチロン一般道も混雑してまして、ロサンゼルス郊外のドジャースタジアム周辺に着いた頃には、とっくに試合が始まっている時刻でした。
「I ♡ Dodgers」というステッカーを貼っている車のすぐ後ろをキープして、広大な駐車場にたどり着きました。
ドジャースタジアムは交通の便が悪いので、みんな車で来るみたいです。
モチロン、チケットなんか持っていないワタクシは、駐車場の係員の人に、
ワ「I have no tickets!」
と叫んでみました。「チケット持ってない人はどこに進めばいいの?」と尋ねてるつもりなのです。
係「OK , 入口の係にそう言うといいよ」
ワ「進んでいいの? ありがとう」
係「Enjoy Baseball!」
この言葉には、なんだか感動しましたね。
人の親切に触れた喜びもありますし、アメリカの人達が本当に野球を愛してるのが伝わってくるような気がしました。
広い広い駐車場の、ほぼ端っこに案内されて松田さんを停めると、小走りでスタジアムを目指しました。
それにしても、ホント広いな、駐車場!
ようやく入口近くにたどり着いて、いろんな人に尋ねまくってチケット売り場を教えてもらいました。
いろんな値段があるうちの、確か35ドルくらい、ランクで言えば下から2番目くらいのチケットを買って、入場。
荷物検査でバッグを開くと、警備員の人がワタクシの三脚を預かりたい、とのこと。
警「これは武器になる可能性がありますので、申し訳ないのですが、預からせてほしいのです」
ぜひともこう書きたいくらいの、丁寧さが伝わってくる紳士的な対応でビックリしました。
モチロン、喜んで協力!
チケットは、3塁側内野席(メジャーではホームチームが3塁側)のものでしたが、ゾーン番号が見つけられなかったので、買ったチケットよりは安い席だと思われる、あまり周りに人が座ってないところにテキトーに座りました。
それでもスタジアムはよく見えてまして、文句はありません。
この日は、ロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツ。
ゲームは2回表が終わるところでした。
1回の裏にドジャースが3点入れてて3-0。
トップバッターのターナーと四番のケンプがホームランを打ったそうで、うわー、いいシーンを見逃したー!
ちなみに、ワタクシは昔はもっとちゃんとメジャーリーグ情報を追いかけていたのですが、アメリカのプロスポーツはしばらく見てないと選手がどんどん入れ替わっていて、今はもうサッパリ解りません。
三番がゴンザレス、四番がケンプ、左のエース・カーショウはメジャーを代表するクラスのピッチャーで、右のエースがグレインキー、ってぐらいの有名選手しか知らずにドジャースタジアムに来てしまいましたが、今日はぜひ注目したい選手がいるのです。
ヤシエル・プイグ。
キューバ出身、2013年にメジャーに昇格したばかりの若手選手ですが、抜群の身体能力で敵味方を驚かせる驚異のプレーを連発、一気にスターダムにのし上がった外野手なのです。
今年はオールスターにも出場したとのこと。
この日は2番センターでの出場でしたが、残念ながら目立った活躍がありませんでした。
この次のゲームでは、ホームランを打って、自慢の肩でランナーを刺す、と攻守に大活躍だっただけに残念!
動画では、三番のゴンザレスと四番のケンプの登場シーンで球場に流れる映像を入れましたが、プイグのがどうしても撮れず、これまた悔しい思いをしました。
ゴンザレスは、なんだか顔がかわいくて、ひと目でファンに。
ケンプはメジャーで四番を打つ人には見えないほど細身だったのが印象的。
でも、これでホームランとか打っちゃうんだもんなぁ・・・。
先発投手は、ドジャースがグレインキー、ジャイアンツのバムガーナーというピッチャーは知らなかったのですが、エースなんだそうです。
そして、ビックリしたのですが、このバムガーナーが打席に入ると、スコアボードに表示される成績が、打率.250くらいでホームラン3本!
ええ? ピッチャーなのに? と驚いたのですが、なんとその打席でもツーランホームランを打ったのです!
ピッチャーとしても一流なのに、バッティングがいいことでも有名な人なんだそうでした。
さしずめアメリカの大谷翔平投手ってところですね。
二刀流に挑戦してほしい・・・。
(この試合のバムガーナーについては、ここに書いてあります)
そして、とにかく印象的だったのは、球場のサービスぶりとお客さんのエンジョイっぷり!
攻守交替の時には、必ず何かしらの興味を引く映像がビジョンに流れるのです。
中でも「キス・カム」というのが楽しかった!
カメラに映されたカップルは、キスをしなければならない、というもので、若いカップルも熟年夫婦も、直ちにキスをするのが、実にアメリカ的。
何と言いますか、見ていてハッピーなのです。
女性が男性を押さえつけて無理矢理奪っちゃう、なんてのは、もうハッピー過ぎてニヤニヤしちゃいました。
キスをしないカップルには、球場全体からブーイングでしたが、そんなのは1組だけ。
最後のカップルは、なかなかキスをしないので、どうするんだ、と見ていると、互いに手にしたコップのビールを相手にかけたのでした!
モチロン拍手喝采!
本当に、アメリカさん達のこういうハッピーなところは、見ていてうらやましい!
他にも「メジャーリーガーに挑戦!」ってのがあって「箸を使って15秒で豆を何個隣の皿に移せるか」とかそういうので、ドジャースの選手と対決してたりとか。
また、動画にも出てきますが、突然ブーイングが起こったので「何だ?」と見てみると、ドジャースファンの中にジャイアンツのユニフォームを着た2人組が登場!
たぶん「やっぱりドジャースよりも、ジャイアンツがナンバー1だぜ!」みたいなことを大声で叫んでいるのです。
まぁ、でも、これは、ドジャースファンもジャイアンツファンも、お互いに楽しんでるイベントっぽい感じだったのが好感。
日本では、こういうジョークは通じませんよね。
例えば甲子園球場の阪神×巨人戦なんかでこれをやれって言われたら、ワタクシは命がけでお断りしたい!
ジョークの民度の高さが、これを成立させてるわけで、こういうところもうらやましい・・・。
ゲームはこの後、8回にターナーがこの日2本目のホームランを打って、結局4-2でドジャースの勝利!
スタジアムは大いに盛り上がったのでした。
大興奮、大感動のMLB初体験!
ゲーム自体もモチロン楽しかったけど、観客のアメリカさん達を始めとしたスタジアム全体の雰囲気がとてもステキだったと思います。
ワタクシがアメリカに見る「ハッピーな要素」が凝縮された感じ。
いやあ、楽しい空間でした!
特に、7回の表裏の間、メジャーリーグ名物の「Take me out to the Ball game」の大合唱は感動モノ!
次があったら、NBAやNHLもぜひナマで見てみたいものです。
<つづく>
やったー! 初めてのメジャーリーグ観戦ですよ!
いや、去年セントルイスで、MLBもNHL(アイスホッケーね)もゲームをやっていたのに、宿を探さなきゃいけなくてどっちも見れなかったのは、ワタクシ、とても後悔していたのです。
今回、最後にロサンゼルスに行くことは決まってましたので、ドジャースの試合日程を調べてみますと、おお、なんとか見に行けそうじゃん!
実は、これが、最終的にこの旅の日程をも決定したのでした。
そんなわけで、サンタモニカ埠頭で思わず平和な時間を過ごしていたワタクシは、突如松田さんの元に取って返すと、I-10という道路に飛び乗ったのでした。
しかし、時刻はそろそろ夕方、この道路が大渋滞だったのです。
しかたなく、一般道に降りて、迷ったりしながら必死に進みますが、モチロン一般道も混雑してまして、ロサンゼルス郊外のドジャースタジアム周辺に着いた頃には、とっくに試合が始まっている時刻でした。
「I ♡ Dodgers」というステッカーを貼っている車のすぐ後ろをキープして、広大な駐車場にたどり着きました。
ドジャースタジアムは交通の便が悪いので、みんな車で来るみたいです。
モチロン、チケットなんか持っていないワタクシは、駐車場の係員の人に、
ワ「I have no tickets!」
と叫んでみました。「チケット持ってない人はどこに進めばいいの?」と尋ねてるつもりなのです。
係「OK , 入口の係にそう言うといいよ」
ワ「進んでいいの? ありがとう」
係「Enjoy Baseball!」
この言葉には、なんだか感動しましたね。
人の親切に触れた喜びもありますし、アメリカの人達が本当に野球を愛してるのが伝わってくるような気がしました。
広い広い駐車場の、ほぼ端っこに案内されて松田さんを停めると、小走りでスタジアムを目指しました。
それにしても、ホント広いな、駐車場!
ようやく入口近くにたどり着いて、いろんな人に尋ねまくってチケット売り場を教えてもらいました。
いろんな値段があるうちの、確か35ドルくらい、ランクで言えば下から2番目くらいのチケットを買って、入場。
荷物検査でバッグを開くと、警備員の人がワタクシの三脚を預かりたい、とのこと。
警「これは武器になる可能性がありますので、申し訳ないのですが、預からせてほしいのです」
ぜひともこう書きたいくらいの、丁寧さが伝わってくる紳士的な対応でビックリしました。
モチロン、喜んで協力!
チケットは、3塁側内野席(メジャーではホームチームが3塁側)のものでしたが、ゾーン番号が見つけられなかったので、買ったチケットよりは安い席だと思われる、あまり周りに人が座ってないところにテキトーに座りました。
それでもスタジアムはよく見えてまして、文句はありません。
この日は、ロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツ。
ゲームは2回表が終わるところでした。
1回の裏にドジャースが3点入れてて3-0。
トップバッターのターナーと四番のケンプがホームランを打ったそうで、うわー、いいシーンを見逃したー!
ちなみに、ワタクシは昔はもっとちゃんとメジャーリーグ情報を追いかけていたのですが、アメリカのプロスポーツはしばらく見てないと選手がどんどん入れ替わっていて、今はもうサッパリ解りません。
三番がゴンザレス、四番がケンプ、左のエース・カーショウはメジャーを代表するクラスのピッチャーで、右のエースがグレインキー、ってぐらいの有名選手しか知らずにドジャースタジアムに来てしまいましたが、今日はぜひ注目したい選手がいるのです。
ヤシエル・プイグ。
キューバ出身、2013年にメジャーに昇格したばかりの若手選手ですが、抜群の身体能力で敵味方を驚かせる驚異のプレーを連発、一気にスターダムにのし上がった外野手なのです。
今年はオールスターにも出場したとのこと。
この日は2番センターでの出場でしたが、残念ながら目立った活躍がありませんでした。
この次のゲームでは、ホームランを打って、自慢の肩でランナーを刺す、と攻守に大活躍だっただけに残念!
動画では、三番のゴンザレスと四番のケンプの登場シーンで球場に流れる映像を入れましたが、プイグのがどうしても撮れず、これまた悔しい思いをしました。
ゴンザレスは、なんだか顔がかわいくて、ひと目でファンに。
ケンプはメジャーで四番を打つ人には見えないほど細身だったのが印象的。
でも、これでホームランとか打っちゃうんだもんなぁ・・・。
先発投手は、ドジャースがグレインキー、ジャイアンツのバムガーナーというピッチャーは知らなかったのですが、エースなんだそうです。
そして、ビックリしたのですが、このバムガーナーが打席に入ると、スコアボードに表示される成績が、打率.250くらいでホームラン3本!
ええ? ピッチャーなのに? と驚いたのですが、なんとその打席でもツーランホームランを打ったのです!
ピッチャーとしても一流なのに、バッティングがいいことでも有名な人なんだそうでした。
さしずめアメリカの大谷翔平投手ってところですね。
二刀流に挑戦してほしい・・・。
(この試合のバムガーナーについては、ここに書いてあります)
そして、とにかく印象的だったのは、球場のサービスぶりとお客さんのエンジョイっぷり!
攻守交替の時には、必ず何かしらの興味を引く映像がビジョンに流れるのです。
中でも「キス・カム」というのが楽しかった!
カメラに映されたカップルは、キスをしなければならない、というもので、若いカップルも熟年夫婦も、直ちにキスをするのが、実にアメリカ的。
何と言いますか、見ていてハッピーなのです。
女性が男性を押さえつけて無理矢理奪っちゃう、なんてのは、もうハッピー過ぎてニヤニヤしちゃいました。
キスをしないカップルには、球場全体からブーイングでしたが、そんなのは1組だけ。
最後のカップルは、なかなかキスをしないので、どうするんだ、と見ていると、互いに手にしたコップのビールを相手にかけたのでした!
モチロン拍手喝采!
本当に、アメリカさん達のこういうハッピーなところは、見ていてうらやましい!
他にも「メジャーリーガーに挑戦!」ってのがあって「箸を使って15秒で豆を何個隣の皿に移せるか」とかそういうので、ドジャースの選手と対決してたりとか。
また、動画にも出てきますが、突然ブーイングが起こったので「何だ?」と見てみると、ドジャースファンの中にジャイアンツのユニフォームを着た2人組が登場!
たぶん「やっぱりドジャースよりも、ジャイアンツがナンバー1だぜ!」みたいなことを大声で叫んでいるのです。
まぁ、でも、これは、ドジャースファンもジャイアンツファンも、お互いに楽しんでるイベントっぽい感じだったのが好感。
日本では、こういうジョークは通じませんよね。
例えば甲子園球場の阪神×巨人戦なんかでこれをやれって言われたら、ワタクシは命がけでお断りしたい!
ジョークの民度の高さが、これを成立させてるわけで、こういうところもうらやましい・・・。
ゲームはこの後、8回にターナーがこの日2本目のホームランを打って、結局4-2でドジャースの勝利!
スタジアムは大いに盛り上がったのでした。
大興奮、大感動のMLB初体験!
ゲーム自体もモチロン楽しかったけど、観客のアメリカさん達を始めとしたスタジアム全体の雰囲気がとてもステキだったと思います。
ワタクシがアメリカに見る「ハッピーな要素」が凝縮された感じ。
いやあ、楽しい空間でした!
特に、7回の表裏の間、メジャーリーグ名物の「Take me out to the Ball game」の大合唱は感動モノ!
次があったら、NBAやNHLもぜひナマで見てみたいものです。
<つづく>