大阪でタップリあひるちゃんを愛でて、東京へ戻ってきたワタクシ。
ああ、もはや今回の会期中にキミに再び会えることはないけれど、キミは世界を旅するあひるちゃんだもの、またいつかどこかで会えるよね・・・。
それまでは、さようならだけど、でも、おじちゃん、寂しくなんかないよ。
だって、おじちゃんは、キミのお人形さんを手に入れたんだからね!!
もうおじちゃんとキミとは、離れ離れになんかならないんだよ!!
そう、あひるちゃんのレプリカを、ワタクシ、入手いたしましたの!
にょほほほほほほ!
・・・いや、待て。
一から順を追ってお話しましょう。
今回大阪に展示されました巨大あひるちゃんは、オランダ人アーティスト「フロレンティン・ホフマン」さんの作品。
この方は、公共空間で巨大な作品を展示するという活動をずっとやってらっしゃるそうです。
この一連の「rubber duck project」、大阪の前にはオランダを始め、ベルギー、ドイツ、ブラジルなどですでにあひるちゃんが展示されていたというのは、以前もここに書きましたね。
で、このあひるちゃんをホフマンさんが作製する際に、モデルとしたのがTOLO社製の「bath duck」。
つまり、本来はあの巨大あひるちゃんこそが「bath duck」のレプリカということになるわけですが、巨大あひるちゃんの人気がブレイクした今となっては、逆にTOLO社の「bath duck」がレプリカということになってしまっているわけですね。
これが、また大人気。
9月の「水都大阪2009」の時も、常に売り切れ状態だったようです。
今回も展示前からすでに「限定1500個」だの「1日100個だけ販売」だの、景気のいい文句が囁かれていました。
欲しいのです。ぜひ買いたいのです。
しかし、ワタクシが大阪へ行けるのは、展示が始まってずいぶん経った18日19日であるというのは、すでに決まっていたことだったのでした。
もしかしたら、それまでに売り切れているかも。どうしよう。
そこで!
あひるランチのくだりで登場してくださったKeiお姉さんの出番となるわけです。
大阪市在住のKei姉さんに連絡して、
「展示期間が始まってすぐにあひるちゃんに行くことができたら、グッズ販売の様子を見て来て!
モチロン、あひるちゃんレプリカが販売されている場合は、そこで生け捕り!
どんな手段を使っても構わん!」
という、全く自分本位の命令を発したのでした。
Kei姉さんは、迅速でした。
ご自身もレプリカが欲しかったということで、展示開始直後の土日、忙しいと決まるや直ちにお友達2名様を現地に派遣したのだそうです。
この時点で、あひるちゃんレプリカの販売は「お一人様2個まで」という情報がワタクシの耳にも届いておりました。
お友達2名様で、合計4個のレプリカ。
Kei姉さんやワタクシの分も無事確保できるという予定だったのです。
しかし、現地で自体は急変。
なんと、あまりにレプリカが人気で、グッズ販売に長蛇の列が!
急遽、販売は「お一人様1個まで」となり、結局はお友達2名様が「自分の分」として2個を入手。
Kei姉さんは、手に入らないどころか、現物を見せられて自慢されまくったとか。
・・・と、ここまでの状況が「ごめん」という極めてシンプルなタイトルのメールでワタクシに伝えられまして、まさかそこまでの事態になっているとは知らなかったワタクシは、
「いやいやいやいや、そういうことならいいんです。わざわざすんませんでした」
と返信。
冷静に考えれば、いくら大人気とは言っても、たかがあひるのオモチャです。
来年40にもなろうというオッサンが、そうまで欲しがることもないじゃないか。
そう思って、この件終わりのはずでしたが、やはり手に入らないとなるとさらに気持ちは募るもの。
通販の手段はないかとネットをさまよったり、オークションを覗いたり、果ては懐かしの「白木のマトリョーシカ」を買って自作する(!)なんてことまで考えたのですが、その段階で大阪入りが迫ってきました。
ともかくまぁ、現地の様子をナマで見て、それからどないしようか決めたろやないかい、ってんでバスの人に。
大阪でKeiお姉さんに連絡しまして、あひるランチに出てきていただきました。
K「実は! あれからいろいろあって、なんと無事レプリカを入手できてん!」
おおおお! マジで!? やった!
しかし、その時! さすがはワタクシ、あわてず騒がず、言ってのけましたね。
ワ「いやいや、そんな! お姉さんばかりに大変な思いをさせるわけにはいきませんから。
実はボクもすでにあひるちゃんレプリカを入手してるんですわ!」
・・・はい、引っ張りすぎましたね。
それでは、みなさんにも見ていただきましょう。
TOLO社の「bath duck」、巨大あひるちゃんのレプリカでございます!
K「・・・何、これ?」
ワ「何ってあひるちゃんですやん! よく出来てますよねえ! そっくりじゃないですか!
しかし、みんなウソばっかり。全然並んだりせずに買えたっちゅーねん!
しかも1000円とか聞いてましたけど、たった300円! さすがワタクシ、買い物上手!!」
すみませんすみませんすみません。
これはね、「カッパダック」っちゅーもんですわ。
あひるちゃんの展示されてる八軒家浜に、水陸両用バスで大阪を観光するという「大阪ダックツアー」っていうのの受付がありまして、そこが屋内で自販機もあったりしたもんですから、外の寒さに参った時によく入り込んで缶コーヒーなんか飲んでたんです。
で、その受付に、このカッパダックさんがズラーッと並んでたんです。
もともと「ダックツアー」の名前で、カッパがキャラクターだったようで、今回のあひるちゃんとの一致は偶然だったみたいですね。
それにしても、あまりに見事に一致しすぎてるので、噴出しつつ購入。
ま、カッパダックさん、MADE IN CHINAで塗りは結構雑ですが、これはこれでかわいいとは思います。
はい、返す返すもコネタですみません。
正直、このコネタがやりたいがためだけに買いました!
ご本尊のあひるちゃんレプリカはこちらですよ。
おおぅ・・・美しい・・・。
巨大あひるちゃんと並べてみますと、
こうですもん! そっくり! 見事に巨大化してますよね!
お尻にはTOLO社のロゴが。
そして、底面には「光のルネッサンス2009」のロゴと「513/1500」というシリアルナンバー。
今回の展示でも、レプリカは1500個限定ってことなんでしょうか・・・?
しかし、シリアルナンバーが手書きって・・・ありがたいんだかどうなんだか・・・。
それにしても、Kei姉さん、モチロンご自分の分も入手済みということですが、お忙しい中、1回1個しか買えないレプリカをどうやって2個も入手できたのか!?
その部分については、
K「んっふっふー」
というコメントしかいただけませんでしたので、真相は闇の中です。
しかし、ホントに手に入れてくださって、ありがとうございました!
今、これを書いてるワタクシを、あひるちゃんは見つめています! 幸せだ!
あひるランチのオマケについてきたミニあひるちゃんを入れますと、なんか『みにくいあひるの子』みたいですね。
まぁ、この頭にお皿の載った人は、いくら育っても絶対に白鳥にはなりませんけども!
あひる・オン・あひる。
上の小さいあひるちゃんは、ちょっと気が強そうですが、そこがまたかわいい。
こちらが会場でグッズを販売していた「あひるカー」。
しかし、目が1個だけなのは、なんとなく怖いですね。
しかも、痛車とかで、素人さんでも好きなイラストをカッティングで作ったりして貼ってるご時勢に、真ん中の黒いでかい目ん玉は、なんとダンボールですぜ!
その他の戦利品は、ステッカーと缶バッジ。
他にはマグネットシートもあったみたいです。
ところで、オークションであひるちゃんレプリカを探している時に、このTOLO社のあひるちゃんに色違いバージョンがあることを発見しました。
これがもう、何と言いますか、実に・・・ま、見ていただきましょう。
・・・いやぁ、どうですか、これ・・・?
TOLO社さんってのは、外国のメーカーさんでしてね。
やはり外国の方ってのは、センスもパワフルなのでしょう。
こういったビビッドな色彩で攻めて来られてましてね・・・。
・・・正直、ワタクシには、この青やピンクや緑のあひるちゃんは「悪魔の申し子」としか思えないのですが・・・。
繊細な日本人のワタクシは、つくづく彼我のパワーの差を思い知らされました・・・。
いやぁ、黄色でいい。
黄色だけでいいなぁ、ワタクシは・・・。
・・・ということで!
関連グッズまで完全網羅で、全面的に、余すところなくエンジョイしました、今回のワタクシ!
いやぁ、すばらしかった!
あひるちゃんの展示は、明日25日がいよいよ最終日です!
お近くの方、まだ間に合いますよ!
<「あひるちゃん」交響曲・完>
ああ、もはや今回の会期中にキミに再び会えることはないけれど、キミは世界を旅するあひるちゃんだもの、またいつかどこかで会えるよね・・・。
それまでは、さようならだけど、でも、おじちゃん、寂しくなんかないよ。
だって、おじちゃんは、キミのお人形さんを手に入れたんだからね!!
もうおじちゃんとキミとは、離れ離れになんかならないんだよ!!
そう、あひるちゃんのレプリカを、ワタクシ、入手いたしましたの!
にょほほほほほほ!
・・・いや、待て。
一から順を追ってお話しましょう。
今回大阪に展示されました巨大あひるちゃんは、オランダ人アーティスト「フロレンティン・ホフマン」さんの作品。
この方は、公共空間で巨大な作品を展示するという活動をずっとやってらっしゃるそうです。
この一連の「rubber duck project」、大阪の前にはオランダを始め、ベルギー、ドイツ、ブラジルなどですでにあひるちゃんが展示されていたというのは、以前もここに書きましたね。
で、このあひるちゃんをホフマンさんが作製する際に、モデルとしたのがTOLO社製の「bath duck」。
つまり、本来はあの巨大あひるちゃんこそが「bath duck」のレプリカということになるわけですが、巨大あひるちゃんの人気がブレイクした今となっては、逆にTOLO社の「bath duck」がレプリカということになってしまっているわけですね。
これが、また大人気。
9月の「水都大阪2009」の時も、常に売り切れ状態だったようです。
今回も展示前からすでに「限定1500個」だの「1日100個だけ販売」だの、景気のいい文句が囁かれていました。
欲しいのです。ぜひ買いたいのです。
しかし、ワタクシが大阪へ行けるのは、展示が始まってずいぶん経った18日19日であるというのは、すでに決まっていたことだったのでした。
もしかしたら、それまでに売り切れているかも。どうしよう。
そこで!
あひるランチのくだりで登場してくださったKeiお姉さんの出番となるわけです。
大阪市在住のKei姉さんに連絡して、
「展示期間が始まってすぐにあひるちゃんに行くことができたら、グッズ販売の様子を見て来て!
モチロン、あひるちゃんレプリカが販売されている場合は、そこで生け捕り!
どんな手段を使っても構わん!」
という、全く自分本位の命令を発したのでした。
Kei姉さんは、迅速でした。
ご自身もレプリカが欲しかったということで、展示開始直後の土日、忙しいと決まるや直ちにお友達2名様を現地に派遣したのだそうです。
この時点で、あひるちゃんレプリカの販売は「お一人様2個まで」という情報がワタクシの耳にも届いておりました。
お友達2名様で、合計4個のレプリカ。
Kei姉さんやワタクシの分も無事確保できるという予定だったのです。
しかし、現地で自体は急変。
なんと、あまりにレプリカが人気で、グッズ販売に長蛇の列が!
急遽、販売は「お一人様1個まで」となり、結局はお友達2名様が「自分の分」として2個を入手。
Kei姉さんは、手に入らないどころか、現物を見せられて自慢されまくったとか。
・・・と、ここまでの状況が「ごめん」という極めてシンプルなタイトルのメールでワタクシに伝えられまして、まさかそこまでの事態になっているとは知らなかったワタクシは、
「いやいやいやいや、そういうことならいいんです。わざわざすんませんでした」
と返信。
冷静に考えれば、いくら大人気とは言っても、たかがあひるのオモチャです。
来年40にもなろうというオッサンが、そうまで欲しがることもないじゃないか。
そう思って、この件終わりのはずでしたが、やはり手に入らないとなるとさらに気持ちは募るもの。
通販の手段はないかとネットをさまよったり、オークションを覗いたり、果ては懐かしの「白木のマトリョーシカ」を買って自作する(!)なんてことまで考えたのですが、その段階で大阪入りが迫ってきました。
ともかくまぁ、現地の様子をナマで見て、それからどないしようか決めたろやないかい、ってんでバスの人に。
大阪でKeiお姉さんに連絡しまして、あひるランチに出てきていただきました。
K「実は! あれからいろいろあって、なんと無事レプリカを入手できてん!」
おおおお! マジで!? やった!
しかし、その時! さすがはワタクシ、あわてず騒がず、言ってのけましたね。
ワ「いやいや、そんな! お姉さんばかりに大変な思いをさせるわけにはいきませんから。
実はボクもすでにあひるちゃんレプリカを入手してるんですわ!」
・・・はい、引っ張りすぎましたね。
それでは、みなさんにも見ていただきましょう。
TOLO社の「bath duck」、巨大あひるちゃんのレプリカでございます!
K「・・・何、これ?」
ワ「何ってあひるちゃんですやん! よく出来てますよねえ! そっくりじゃないですか!
しかし、みんなウソばっかり。全然並んだりせずに買えたっちゅーねん!
しかも1000円とか聞いてましたけど、たった300円! さすがワタクシ、買い物上手!!」
すみませんすみませんすみません。
これはね、「カッパダック」っちゅーもんですわ。
あひるちゃんの展示されてる八軒家浜に、水陸両用バスで大阪を観光するという「大阪ダックツアー」っていうのの受付がありまして、そこが屋内で自販機もあったりしたもんですから、外の寒さに参った時によく入り込んで缶コーヒーなんか飲んでたんです。
で、その受付に、このカッパダックさんがズラーッと並んでたんです。
もともと「ダックツアー」の名前で、カッパがキャラクターだったようで、今回のあひるちゃんとの一致は偶然だったみたいですね。
それにしても、あまりに見事に一致しすぎてるので、噴出しつつ購入。
ま、カッパダックさん、MADE IN CHINAで塗りは結構雑ですが、これはこれでかわいいとは思います。
はい、返す返すもコネタですみません。
正直、このコネタがやりたいがためだけに買いました!
ご本尊のあひるちゃんレプリカはこちらですよ。
おおぅ・・・美しい・・・。
巨大あひるちゃんと並べてみますと、
こうですもん! そっくり! 見事に巨大化してますよね!
お尻にはTOLO社のロゴが。
そして、底面には「光のルネッサンス2009」のロゴと「513/1500」というシリアルナンバー。
今回の展示でも、レプリカは1500個限定ってことなんでしょうか・・・?
しかし、シリアルナンバーが手書きって・・・ありがたいんだかどうなんだか・・・。
それにしても、Kei姉さん、モチロンご自分の分も入手済みということですが、お忙しい中、1回1個しか買えないレプリカをどうやって2個も入手できたのか!?
その部分については、
K「んっふっふー」
というコメントしかいただけませんでしたので、真相は闇の中です。
しかし、ホントに手に入れてくださって、ありがとうございました!
今、これを書いてるワタクシを、あひるちゃんは見つめています! 幸せだ!
あひるランチのオマケについてきたミニあひるちゃんを入れますと、なんか『みにくいあひるの子』みたいですね。
まぁ、この頭にお皿の載った人は、いくら育っても絶対に白鳥にはなりませんけども!
あひる・オン・あひる。
上の小さいあひるちゃんは、ちょっと気が強そうですが、そこがまたかわいい。
こちらが会場でグッズを販売していた「あひるカー」。
しかし、目が1個だけなのは、なんとなく怖いですね。
しかも、痛車とかで、素人さんでも好きなイラストをカッティングで作ったりして貼ってるご時勢に、真ん中の黒いでかい目ん玉は、なんとダンボールですぜ!
その他の戦利品は、ステッカーと缶バッジ。
他にはマグネットシートもあったみたいです。
ところで、オークションであひるちゃんレプリカを探している時に、このTOLO社のあひるちゃんに色違いバージョンがあることを発見しました。
これがもう、何と言いますか、実に・・・ま、見ていただきましょう。
・・・いやぁ、どうですか、これ・・・?
TOLO社さんってのは、外国のメーカーさんでしてね。
やはり外国の方ってのは、センスもパワフルなのでしょう。
こういったビビッドな色彩で攻めて来られてましてね・・・。
・・・正直、ワタクシには、この青やピンクや緑のあひるちゃんは「悪魔の申し子」としか思えないのですが・・・。
繊細な日本人のワタクシは、つくづく彼我のパワーの差を思い知らされました・・・。
いやぁ、黄色でいい。
黄色だけでいいなぁ、ワタクシは・・・。
・・・ということで!
関連グッズまで完全網羅で、全面的に、余すところなくエンジョイしました、今回のワタクシ!
いやぁ、すばらしかった!
あひるちゃんの展示は、明日25日がいよいよ最終日です!
お近くの方、まだ間に合いますよ!
<「あひるちゃん」交響曲・完>