やってしまったッ! 気づけば、いつの間にかまた飛行機ッ!
さすがのワタクシ・吉田ナゴヤも2年連続ハワイは猛省ッ!
いや、本当に、こんなつもりじゃなかったんです。
それだけはマズいって、思ってたんです。
相変わらずナゴヤ堂(http://www.yoshida758do.com/)なんかちっとも売れてなくって、お金だってありません。
まったくもって2年続けてハワイに行けるような、そういう立場の人ではないのです、ワタクシは。
だから、今年はガマンするんだ。
行きたいからって行っちゃうのは子供のすることだ。
ワタクシはもう、大人なのだから。
それどころか、今年40になるいいおっさんなのだから。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
世の中には「アロハ分」というものがあるの。
「アロハ分」というのは成分なの。ハワイに多く含まれる成分なの。
初めてハワイを訪れた人は、このアロハ分に感染する人としない人に分けられるの。
で、感染しちゃった人は、アロハ分が切れると日常生活も営めなくなってしまうの。
そういう人のことを「アロハジャンキー」って呼ぶの。
アロハ分はハワイを離れると減っていくんだけど、その他にもストレスや寒さに弱いことが分かっているの。
たとえば、冬の日本なんかにいると、アロハ分はどんどん減っていってしまうの。
だから、アロハジャンキーは、アロハ分が切れる前に、またハワイを訪れてアロハを浴びなきゃいけないんだけど、人には事情があって、どうしてもハワイに行けない時があるの。
そんな時は、ハワイの写真を見たり、インターネットでハワイ情報を収集したり、ハワイに関するTV番組を見たりすると、代りになると思われていたの。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
今年もだんだん日本は寒くなってきまして、ワタクシは主にネットで、ハワイ旅行記をアップしている方のブログなんぞを見て、アロハへの渇きを癒していました。
これまでハワイに行っていた1月をこうやって乗りきりさえすれば、今年は無事ハワイをガマンできる、ワタクシはそう確信していました。
しかし、いよいよ寒さを増す日本、画面の中でますます青く輝くハワイの空。
いつの間にかワタクシは、
「いやいや仮に。あくまで仮に、よ? 今行くとしたら、何日間でいくらぐらいで空席状況は・・・いやいやいや、仮に仮に」
などと言いつつ、お世話になってる格安ツアーの旅行会社さんのサイトなどを見るようになっていたのでした。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
ところが最近の研究で、それは間違いだということがわかったの。
そういう代わりのもので得られるのは「人工合成アロハ料」というもので、簡単に言うとアロハ分のニセモノだったの。
人工合成アロハ料でアロハ欲を満たすのは、いわば脳をごまかすようなことで、それを繰り返していると、いつしか脳はますます強く本物のアロハ分を求めだすようになるの。
人によっては、この段階で禁断症状を起こすことがあって、そうなるとモチロン正常な判断力などは失われてしまうの。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
しばらく旅行会社さんのサイトを見ているうちに、ワタクシは、かなり激安のツアーを見つけます。
「おおっ、この値段なら、行ってもいいかも・・・」
喜んで詳細にアクセスするワタクシでしたが、そんなもん、誰の考えも同じです。
激安ツアーはとっくに満席になっていたのでした。
これはあきらめるよりありませんし、何よりワタクシは「仮に」見ていただけだったはずです。
ここで目を覚まして、引き続きガマンを続けるのが当然でしょう。
しかし、ここでワタクシは信じられない行動に出たのです。
なんと、ワタクシは、お値段を妥協して、なおもツアーを探し続けてしまったのでした。
今思うと、この辺でワタクシは常軌を逸していたようです。
しかし、この時はもうアロハを求めて必死。
探していると、まずまず去年と同じくらいの額で連れてってやる、というツアーを発見しました。
当然です。
値段をどんどん妥協すれば、そりゃあツアーは絶対に見つかるでしょう。
ここにおいて「これだけ値段が安いなら」という当初の言い訳も消滅しまして、ただ単に「何がなんでもハワイに行くんだ」ということになってしまっています。
結局去年とほぼ同内容のツアーに申し込んでしまいました。
我ながら魔がさしていたとしか思えません。
でももう、予約してしまったものはしかたない! 今年も行こうじゃないか!
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
結局、こうなってしまうと、ハワイに行くしかなくなるの。
行ってアロハを浴びることしか根本的な解決策はなくて、だからアロハジャンキー達は、もう一生ずっとハワイに行き続けるしかなくなってしまうの。
住んじゃう人もいるくらいなの。
でも、確かにお金はかかることだけど、ハワイ旅行自体は幸せなことなのだし、それで平穏な日常を取り戻せるなら、マシじゃないかと思うの。
もしかしたら、その繰り返しこそが幸せな人生ってものかもしれないの。
だから、行ってくればいいと思うの。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
ハワイへ。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
ハワイへ。
さて、2年連続3度目のハワイということで、いい加減少しは旅慣れればいいものを、相変わらず準備も何をすればいいのか思い出せずにドタバタ。
出発当日だって、去年と同じように朝から完全に舞い上がって、えらい早くに空港に着いてしまいまして、おかげさまで2年連続出発ロビーで長話をさせていただいてますよ。
チクショー、ヒマだぜ。
しかし、そうは言っても3回目なんだし、ボチボチ「ハワイ通」ぶりたいという、生意気な気持ちが出てきてしまったワタクシ、今回はガイドブックってものがどうにかならんのか、と考えてみたのでした。
本屋さんに行って、旅行ガイドのコーナーを見れば、ハワイを案内する本は実にたくさんあるのですが、ほとんどが似たり寄ったりだと思うのです。
必ず「この街でのオススメグルメはこのお店!」って具合で、いろんなお店が華やかに紹介されてます。
中でも「エッグスンシングス」さんや「チーズケーキファクトリー」さんは必ず紹介されていまして、ワタクシなんぞは
「はいはい、またエッグ&チーズね」
なんてすっかりスレてしまっています。
いや、この2店には、恨みはありません。きっといいお店だと思うのです。
しかし、どうしてどの本でも必ず同じようなお店を紹介するのか。
もうきっと、みんなエッグ&チーズのことは知ってると思うのです。
そりゃ、初めてハワイに行かれる方のために、そういう有名店を紹介する本があるのは構わないと思うのですが、どうしてもう少し突っ込んだ本が1冊もないのか。
そして、こういうガイドブックには必ず「切り離して使える便利ワイキキマップ」みたいなのがついてて、カラカウア大通りへ行ってみると、それを片手に歩いてる日本の方を必ず見かけることになります。
ワタクシ、さすがにそろそろ街中で、こういう「いかにもガイドブック!」みたいなものを見て歩くのを卒業したいわけです。
もう少し、ガイドブック的じゃなく、実用寄りで、ワイキキだけじゃなくていろんな街の情報が得られて、なおかつポケットに入っていつでもサッと取り出せるような・・・
ええい、要するに、ワタクシが欲しいのは、こういうのだったのです!
日本にはね「昭文社」さんという会社さんがありまして、そちらが作ってらっしゃる文庫判シリーズという地図が、誠に使い勝手がいいのです。
東京近辺で街歩きをしている分には、もう全く申し分のない地図でして、しかもコンパクト!
で、何の根拠もなく「これのハワイ版が欲しい」と思いまして、「昭文社」さんのサイトを見てみましたが、そういうものはないのです。
どうもやはり地図というのはいろいろと制約があるのでしょうか、国内版しか作られていない様子。
仕方ないので、上の写真の一件は、ワタクシが作りました!
ふははは! 無ければ、作ればいいのである!
・・・いや、単に文庫サイズのノートに、ガイドブックの地図を縮小コピーしたものをたくさん貼り付けて、表紙はイラストレータで作成、紙出ししたのをセロテープでくっつけただけなんですが・・・。
「昭文社」さんの文庫判を丸パクリで表紙を作り始めてしまいましたが、思わず熱中しまして、結果、なかなかのクオリティに仕上がったと、ワタクシだけは大満足。
完成した時は、嬉しくてげらげら笑ってしまいました。
ナゴヤ堂のTシャツなんかより、よっぽど熱心にデザインを作りましたよ、ホントに。
地図の表紙と言えば幾何学的な図柄とカラフルな色遣いですよね!
そして、表紙をセロテープで加工したのも、手触りが表紙っぽくなっていい感じです。
ちなみに、市販の地図では、ダイヤモンド社さんの「地球の歩き方」シリーズの「ハワイ・ドライブ・マップ」というのが、ワタクシの要求に近い感じでした。
ミリラニとかワヒアワという、マイナーな街の地図まで収録されていて、ワタクシ、大喜び。
あとは、意外によかったのが、ハワイで配っているフリーペーパー「アロハストリート」に収録されている地図。
ワイキキ周辺だけなら、かなり詳しく載ってます。
それにモチロン「るるぶ」さんあたりの持ち歩きマップも縮小コピーして、文庫版に収録しました! 内容大充実!
モチロン現地でも大活躍の1冊!
昭文社さん、マジでこういうの作ってください!
・・・しかし、ワタクシはいい年して何をやっているのか。
あとは大きめのノートに、予定表を作ります。
はじめのうちこそ、若干余裕を持たせた計画になっていたのですが、だんだんTheBusの時刻表を調べて乗り換えできるかどうか真剣に考えたり、とことん無駄のないタイトな動きを追及したり、どんどん細かくなっていきます。
挙句の果てには、出発一週間前くらいになって、急にどうしても行きたいところが増えたりしまして、最終的には、
「どう考えても1日足りないだろ!」
っていう計画に。
以降、このノートのことをワタクシは「ペースノート」と呼ぶようになりました。
この通りに行動しないと、完璧なハワイはあり得ない。
死にたくなければ、ノートに従え!
これは遊びではない。
ハワイを完遂するミッションなのだ!
例によって飛行機では少しも眠れずに、現地時間16日朝7時ホノルル着。
<つづく>
さすがのワタクシ・吉田ナゴヤも2年連続ハワイは猛省ッ!
いや、本当に、こんなつもりじゃなかったんです。
それだけはマズいって、思ってたんです。
相変わらずナゴヤ堂(http://www.yoshida758do.com/)なんかちっとも売れてなくって、お金だってありません。
まったくもって2年続けてハワイに行けるような、そういう立場の人ではないのです、ワタクシは。
だから、今年はガマンするんだ。
行きたいからって行っちゃうのは子供のすることだ。
ワタクシはもう、大人なのだから。
それどころか、今年40になるいいおっさんなのだから。
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世の中には「アロハ分」というものがあるの。
「アロハ分」というのは成分なの。ハワイに多く含まれる成分なの。
初めてハワイを訪れた人は、このアロハ分に感染する人としない人に分けられるの。
で、感染しちゃった人は、アロハ分が切れると日常生活も営めなくなってしまうの。
そういう人のことを「アロハジャンキー」って呼ぶの。
アロハ分はハワイを離れると減っていくんだけど、その他にもストレスや寒さに弱いことが分かっているの。
たとえば、冬の日本なんかにいると、アロハ分はどんどん減っていってしまうの。
だから、アロハジャンキーは、アロハ分が切れる前に、またハワイを訪れてアロハを浴びなきゃいけないんだけど、人には事情があって、どうしてもハワイに行けない時があるの。
そんな時は、ハワイの写真を見たり、インターネットでハワイ情報を収集したり、ハワイに関するTV番組を見たりすると、代りになると思われていたの。
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今年もだんだん日本は寒くなってきまして、ワタクシは主にネットで、ハワイ旅行記をアップしている方のブログなんぞを見て、アロハへの渇きを癒していました。
これまでハワイに行っていた1月をこうやって乗りきりさえすれば、今年は無事ハワイをガマンできる、ワタクシはそう確信していました。
しかし、いよいよ寒さを増す日本、画面の中でますます青く輝くハワイの空。
いつの間にかワタクシは、
「いやいや仮に。あくまで仮に、よ? 今行くとしたら、何日間でいくらぐらいで空席状況は・・・いやいやいや、仮に仮に」
などと言いつつ、お世話になってる格安ツアーの旅行会社さんのサイトなどを見るようになっていたのでした。
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ところが最近の研究で、それは間違いだということがわかったの。
そういう代わりのもので得られるのは「人工合成アロハ料」というもので、簡単に言うとアロハ分のニセモノだったの。
人工合成アロハ料でアロハ欲を満たすのは、いわば脳をごまかすようなことで、それを繰り返していると、いつしか脳はますます強く本物のアロハ分を求めだすようになるの。
人によっては、この段階で禁断症状を起こすことがあって、そうなるとモチロン正常な判断力などは失われてしまうの。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
しばらく旅行会社さんのサイトを見ているうちに、ワタクシは、かなり激安のツアーを見つけます。
「おおっ、この値段なら、行ってもいいかも・・・」
喜んで詳細にアクセスするワタクシでしたが、そんなもん、誰の考えも同じです。
激安ツアーはとっくに満席になっていたのでした。
これはあきらめるよりありませんし、何よりワタクシは「仮に」見ていただけだったはずです。
ここで目を覚まして、引き続きガマンを続けるのが当然でしょう。
しかし、ここでワタクシは信じられない行動に出たのです。
なんと、ワタクシは、お値段を妥協して、なおもツアーを探し続けてしまったのでした。
今思うと、この辺でワタクシは常軌を逸していたようです。
しかし、この時はもうアロハを求めて必死。
探していると、まずまず去年と同じくらいの額で連れてってやる、というツアーを発見しました。
当然です。
値段をどんどん妥協すれば、そりゃあツアーは絶対に見つかるでしょう。
ここにおいて「これだけ値段が安いなら」という当初の言い訳も消滅しまして、ただ単に「何がなんでもハワイに行くんだ」ということになってしまっています。
結局去年とほぼ同内容のツアーに申し込んでしまいました。
我ながら魔がさしていたとしか思えません。
でももう、予約してしまったものはしかたない! 今年も行こうじゃないか!
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結局、こうなってしまうと、ハワイに行くしかなくなるの。
行ってアロハを浴びることしか根本的な解決策はなくて、だからアロハジャンキー達は、もう一生ずっとハワイに行き続けるしかなくなってしまうの。
住んじゃう人もいるくらいなの。
でも、確かにお金はかかることだけど、ハワイ旅行自体は幸せなことなのだし、それで平穏な日常を取り戻せるなら、マシじゃないかと思うの。
もしかしたら、その繰り返しこそが幸せな人生ってものかもしれないの。
だから、行ってくればいいと思うの。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
ハワイへ。
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ハワイへ。
さて、2年連続3度目のハワイということで、いい加減少しは旅慣れればいいものを、相変わらず準備も何をすればいいのか思い出せずにドタバタ。
出発当日だって、去年と同じように朝から完全に舞い上がって、えらい早くに空港に着いてしまいまして、おかげさまで2年連続出発ロビーで長話をさせていただいてますよ。
チクショー、ヒマだぜ。
しかし、そうは言っても3回目なんだし、ボチボチ「ハワイ通」ぶりたいという、生意気な気持ちが出てきてしまったワタクシ、今回はガイドブックってものがどうにかならんのか、と考えてみたのでした。
本屋さんに行って、旅行ガイドのコーナーを見れば、ハワイを案内する本は実にたくさんあるのですが、ほとんどが似たり寄ったりだと思うのです。
必ず「この街でのオススメグルメはこのお店!」って具合で、いろんなお店が華やかに紹介されてます。
中でも「エッグスンシングス」さんや「チーズケーキファクトリー」さんは必ず紹介されていまして、ワタクシなんぞは
「はいはい、またエッグ&チーズね」
なんてすっかりスレてしまっています。
いや、この2店には、恨みはありません。きっといいお店だと思うのです。
しかし、どうしてどの本でも必ず同じようなお店を紹介するのか。
もうきっと、みんなエッグ&チーズのことは知ってると思うのです。
そりゃ、初めてハワイに行かれる方のために、そういう有名店を紹介する本があるのは構わないと思うのですが、どうしてもう少し突っ込んだ本が1冊もないのか。
そして、こういうガイドブックには必ず「切り離して使える便利ワイキキマップ」みたいなのがついてて、カラカウア大通りへ行ってみると、それを片手に歩いてる日本の方を必ず見かけることになります。
ワタクシ、さすがにそろそろ街中で、こういう「いかにもガイドブック!」みたいなものを見て歩くのを卒業したいわけです。
もう少し、ガイドブック的じゃなく、実用寄りで、ワイキキだけじゃなくていろんな街の情報が得られて、なおかつポケットに入っていつでもサッと取り出せるような・・・
ええい、要するに、ワタクシが欲しいのは、こういうのだったのです!
日本にはね「昭文社」さんという会社さんがありまして、そちらが作ってらっしゃる文庫判シリーズという地図が、誠に使い勝手がいいのです。
東京近辺で街歩きをしている分には、もう全く申し分のない地図でして、しかもコンパクト!
で、何の根拠もなく「これのハワイ版が欲しい」と思いまして、「昭文社」さんのサイトを見てみましたが、そういうものはないのです。
どうもやはり地図というのはいろいろと制約があるのでしょうか、国内版しか作られていない様子。
仕方ないので、上の写真の一件は、ワタクシが作りました!
ふははは! 無ければ、作ればいいのである!
・・・いや、単に文庫サイズのノートに、ガイドブックの地図を縮小コピーしたものをたくさん貼り付けて、表紙はイラストレータで作成、紙出ししたのをセロテープでくっつけただけなんですが・・・。
「昭文社」さんの文庫判を丸パクリで表紙を作り始めてしまいましたが、思わず熱中しまして、結果、なかなかのクオリティに仕上がったと、ワタクシだけは大満足。
完成した時は、嬉しくてげらげら笑ってしまいました。
ナゴヤ堂のTシャツなんかより、よっぽど熱心にデザインを作りましたよ、ホントに。
地図の表紙と言えば幾何学的な図柄とカラフルな色遣いですよね!
そして、表紙をセロテープで加工したのも、手触りが表紙っぽくなっていい感じです。
ちなみに、市販の地図では、ダイヤモンド社さんの「地球の歩き方」シリーズの「ハワイ・ドライブ・マップ」というのが、ワタクシの要求に近い感じでした。
ミリラニとかワヒアワという、マイナーな街の地図まで収録されていて、ワタクシ、大喜び。
あとは、意外によかったのが、ハワイで配っているフリーペーパー「アロハストリート」に収録されている地図。
ワイキキ周辺だけなら、かなり詳しく載ってます。
それにモチロン「るるぶ」さんあたりの持ち歩きマップも縮小コピーして、文庫版に収録しました! 内容大充実!
モチロン現地でも大活躍の1冊!
昭文社さん、マジでこういうの作ってください!
・・・しかし、ワタクシはいい年して何をやっているのか。
あとは大きめのノートに、予定表を作ります。
はじめのうちこそ、若干余裕を持たせた計画になっていたのですが、だんだんTheBusの時刻表を調べて乗り換えできるかどうか真剣に考えたり、とことん無駄のないタイトな動きを追及したり、どんどん細かくなっていきます。
挙句の果てには、出発一週間前くらいになって、急にどうしても行きたいところが増えたりしまして、最終的には、
「どう考えても1日足りないだろ!」
っていう計画に。
以降、このノートのことをワタクシは「ペースノート」と呼ぶようになりました。
この通りに行動しないと、完璧なハワイはあり得ない。
死にたくなければ、ノートに従え!
これは遊びではない。
ハワイを完遂するミッションなのだ!
例によって飛行機では少しも眠れずに、現地時間16日朝7時ホノルル着。
<つづく>