決まった日に決まったものを食べるイベントごとを、1年間ズラして行う、プロジェクト「ズレて食う2015」!
元日におそばを食べ、1月7日に雑煮を食べ、2月3日には七草粥(正直、捨て試合。いつも通りの鍋を食べただけ)を食べたワタクシが、本日2月14日には、本来2月3日に食べることになっている「恵方巻き」に挑みます!
・・・いやいやいや、しかしね。
まぁ、待て。ハデに待て。
本来、大阪地方の風習であったとされる「恵方巻き」ですが、大学まで関西にいたワタクシは、食べたどころか、そういう風習があったことも知らなかったんですよね!
同年輩の関西在住・出身のみなさん、こんなもん、食べてました? あるいはせめて知ってました?
今となっては、本格的な全国普及はコンビニチェーンによるものであることが明らかにされてる「恵方巻き」でして、どうも、ぶっちゃけた話、
「ここにも商売できる隙があると思いましてん」
という、怪しいムード全開のお約束として定着した感が拭えないのであります。
かつまた、これは「ズレて食う」全体に言えることでありますが、どうもこう、みんなで一斉に、その日だけ特定のものを食べるというのは、少しバカげています。
前回の七草粥の時にもチラッと書きましたが、1月7日直前にだけ、スーパーには「七草粥セット」が並び、7日を過ぎるとウソのように売場が撤去されている。
絶対にその日は食べなきゃ、みたいになって、期日には殺到して、別に理由もないのに翌日以降は同じものがサッパリ売れない、というのには、やはりどうしても滑稽なものを感じてしまいまして、今までどうもそういうイベントに乗る気がしなかったのですね。
で、今回の「恵方巻き」は、そのバカさ加減がさらに極端になっているように思えるシロモノなのでして。
やはりどうにも「結局コンビニが広めた」というところには引っかかってしまうのですね。
関西で行われていたとか言われましても、実際に関西(ワタクシの実家は奈良県)にいた立場としましては、聞いたこともないのですよ。
どうもなぁ、そんなものに乗せられてしまうのも、不本意だと思ってしまうわけなのです。
2月3日には、近所のコンビニでも特別売場を作ったりしてましたが、別にわざわざそんな中買わなくても問題ありません。
日を置いて、誰もが忘れた14日、今日こそ「恵方巻き」を食べてやろうじゃありませんか!
はい! 近所のスーパーの、韓国食材売場で買ってきたキムパですよ!
そしてさらに、節分の豆ということで、お菓子屋さんで「わさび豆」を買ってきました!
わざわざ枡に盛ったのがいい感じでしょ!
キムパは、韓国ののり巻きですが、ゴマと油が効いているのが、日本のものとは違うところですかね。
「恵方巻き」では「縁を切らない」ということで、長いまま切らずに丸かぶりするのが本来だそうですが、知ったこっちゃありません。
さらに「今年の恵方は西南西(誰が決めてるの?)」だの、「願い事をしながら、黙って食べろ」だの、いろいろ言われるようなのですが、全くもってシカトします。
いかにも日本古来の風習、みたいなふりをしてるくせに、その実コンビニに指図されるなんてのは御免なのですよ。
しかも「黙って食え」の部分は「笑いながら食え」とか無理難題を言ってくるバリエーションもあるようですしね。
食べたいように、美味しいように、食べるのが一番なのです。
ですので、いつもの自分鍋と合わせて、テキトーに食べてしまいました。
写真がなぜかピンボケになってしまいましたが、本日のTシャツは「ゆれてない?」。
豆も普通に豆まき用のじゃなくて「わさび豆」。
これがワタクシは好きなのですが、そうでなくても節分を過ぎると、普通の豆よりも「わさび豆」の方が気軽に手に入るのです。
それの方がいいや。
みんなが同じものを食べようとこぞって買い求める当日よりも、少しズレるだけで自分らしく自由に、しかも安く、美味しくいろんなものを食べることができると思うのです。
「ズレて食う2015」は、これからも、そういう世間の裏を行く楽しさを追い求めたいと思います。
この思想はナゴヤ堂にも、通じるところがあると思うのですよ。
「人の行く 裏に道あり 花の山」
元日におそばを食べ、1月7日に雑煮を食べ、2月3日には七草粥(正直、捨て試合。いつも通りの鍋を食べただけ)を食べたワタクシが、本日2月14日には、本来2月3日に食べることになっている「恵方巻き」に挑みます!
・・・いやいやいや、しかしね。
まぁ、待て。ハデに待て。
本来、大阪地方の風習であったとされる「恵方巻き」ですが、大学まで関西にいたワタクシは、食べたどころか、そういう風習があったことも知らなかったんですよね!
同年輩の関西在住・出身のみなさん、こんなもん、食べてました? あるいはせめて知ってました?
今となっては、本格的な全国普及はコンビニチェーンによるものであることが明らかにされてる「恵方巻き」でして、どうも、ぶっちゃけた話、
「ここにも商売できる隙があると思いましてん」
という、怪しいムード全開のお約束として定着した感が拭えないのであります。
かつまた、これは「ズレて食う」全体に言えることでありますが、どうもこう、みんなで一斉に、その日だけ特定のものを食べるというのは、少しバカげています。
前回の七草粥の時にもチラッと書きましたが、1月7日直前にだけ、スーパーには「七草粥セット」が並び、7日を過ぎるとウソのように売場が撤去されている。
絶対にその日は食べなきゃ、みたいになって、期日には殺到して、別に理由もないのに翌日以降は同じものがサッパリ売れない、というのには、やはりどうしても滑稽なものを感じてしまいまして、今までどうもそういうイベントに乗る気がしなかったのですね。
で、今回の「恵方巻き」は、そのバカさ加減がさらに極端になっているように思えるシロモノなのでして。
やはりどうにも「結局コンビニが広めた」というところには引っかかってしまうのですね。
関西で行われていたとか言われましても、実際に関西(ワタクシの実家は奈良県)にいた立場としましては、聞いたこともないのですよ。
どうもなぁ、そんなものに乗せられてしまうのも、不本意だと思ってしまうわけなのです。
2月3日には、近所のコンビニでも特別売場を作ったりしてましたが、別にわざわざそんな中買わなくても問題ありません。
日を置いて、誰もが忘れた14日、今日こそ「恵方巻き」を食べてやろうじゃありませんか!
はい! 近所のスーパーの、韓国食材売場で買ってきたキムパですよ!
そしてさらに、節分の豆ということで、お菓子屋さんで「わさび豆」を買ってきました!
わざわざ枡に盛ったのがいい感じでしょ!
キムパは、韓国ののり巻きですが、ゴマと油が効いているのが、日本のものとは違うところですかね。
「恵方巻き」では「縁を切らない」ということで、長いまま切らずに丸かぶりするのが本来だそうですが、知ったこっちゃありません。
さらに「今年の恵方は西南西(誰が決めてるの?)」だの、「願い事をしながら、黙って食べろ」だの、いろいろ言われるようなのですが、全くもってシカトします。
いかにも日本古来の風習、みたいなふりをしてるくせに、その実コンビニに指図されるなんてのは御免なのですよ。
しかも「黙って食え」の部分は「笑いながら食え」とか無理難題を言ってくるバリエーションもあるようですしね。
食べたいように、美味しいように、食べるのが一番なのです。
ですので、いつもの自分鍋と合わせて、テキトーに食べてしまいました。
写真がなぜかピンボケになってしまいましたが、本日のTシャツは「ゆれてない?」。
豆も普通に豆まき用のじゃなくて「わさび豆」。
これがワタクシは好きなのですが、そうでなくても節分を過ぎると、普通の豆よりも「わさび豆」の方が気軽に手に入るのです。
それの方がいいや。
みんなが同じものを食べようとこぞって買い求める当日よりも、少しズレるだけで自分らしく自由に、しかも安く、美味しくいろんなものを食べることができると思うのです。
「ズレて食う2015」は、これからも、そういう世間の裏を行く楽しさを追い求めたいと思います。
この思想はナゴヤ堂にも、通じるところがあると思うのですよ。
「人の行く 裏に道あり 花の山」