昼飯。
実は、この「かつうらビッグひな祭り」、ワタクシは全く知らなかったのですが、結構メジャーな祭りらしくて、意外と集客するみたいなんですよ。
先程の商店街とか遠見岬神社とかには、もうすでに、こんな田舎街に釣り合わないくらいの結構な人出が。
ワ「じゃあさ、早めに昼飯にしようぜ」
ってことで、勝浦漁港へ。
勝浦港市場食堂「勝喰(かっくらう)」さんへ!
・・・まぁね、これはもう、ネーミングセンスの勝利なのでして、とにかくお店の名前がお見事!
なんつうか、もう、何割かは「この名前の店で食いたい!」という気分にさせられてしまうのですよね。
ワタクシは「海鮮丼」を注文しまして、
タコ、マカジキ、マグロ、ネギトロなど、ご飯にのっけて丼にしてもいいし、しなくてもいい、というスタイル。
高倉仮面は、何だったかのお刺身の定食を頼んだのですが、ま、ワタクシの海鮮丼の刺身部分が変わっただけ。
高「カツオが食いてえ・・・」
と盛んに嘆いています。
ワタクシは、これも知らなかったのですが、勝浦はカツオが名物。
前回ご紹介したように、JR勝浦駅にいたゆるキャラはカツオのカッピーでしたし、「勝浦港カツオ祭り」というのも別シーズンにあるほどだったのですね。
まぁ、カツオは残念でしたが、さすがに刺身は美味くて、二人とも満足してお店を出てみますと、結構な行列ができてました。
どうも、ワタクシ達には珍しく、早め早めの行動で混雑を避けられたみたいです。
よしよし。
一旦、街を離れて、八幡岬公園へ。
太平洋のダイナミックな景色を堪能できる、自然がいっぱいの公園でした。
写真に映っているのは、勝浦海中公園展望塔。
太平洋に住む、海の生き物の生態に迫れる施設のようですが、今回は旅程の都合で、訪れることができませんでした。
代わりに勝浦灯台を見つけまして、行ってみます。
普通、こういう見え方をするところへ行ってみると、かなり遠いものですが、ここは意外と近かったのです。
ほらね。つまりそのココロは、灯台自体が意外と小さいものだったからなのですね。
モチロン、灯台内部は登ることができて(但し、かなり狭いです!)、灯台の上から眺めますと、
さっきいた八幡岬公園、さらにその向こうに勝浦海中公園の展望塔も、この通り!
そして、灯台の入口すぐにもひな人形が飾られていて、ワタクシはビッグひな祭りの「ガチさ」加減に、密かに舌を巻きました。
灯台からは、勝浦の街中へ戻れるシャトルバスが走っていて、また、ワタクシ達には珍しく、バッチリのタイミングで乗ることができました。
勝浦市街に戻ったのですが、高倉仮面はさらにバスに乗るのだと言うのです。
ワ「どこへ行くんだい?」
高「キュステ」
???
キュステ・・・って・・・何?
高「ある意味、そこが、今日のクライマックスだから・・・」
何か不気味な発言をする高倉仮面。
不安な面持ちのワタクシを乗せて、シャトルバスは、勝浦市街中心部をどんどん離れていくのでした。
ど、どこへ・・・?
キュステ、それは、正式名称「勝浦市芸術文化交流センター」。
まぁ、要するにホールなんかを備えた施設でして、入場料300円を払ったワタクシ達は、まずは順路に従って、いろいろなひな人形を見て回りました。
ここまでなら、今日見てきた他のところとだいたい同じ感じです。
しかし、最後にとんでもないものが待ち構えていたのでした。
順路はホールの周囲を回る形で、最後にホールの中に入るようになっていたのです。
高「さあ! ここだ! とくと見ろ!」
高倉仮面に導かれて、ホールに入ったワタクシが見たものは・・・
なんと、ホールの客席いっぱいのひな人形・・・!
これは、正直、バカバカしいを通り越して、寒気がしましたね!
ひな人形を見に来ていたつもりのワタクシは、知らず知らずのうちにステージに上げられていて、今や客席のひな人形たちから見られる立場に!
見てください、ホント。
ワタクシはまるでAKB48に新加入したメンバー。
コンサートに押し寄せたひな人形のファンたちを、カメラを構えた先輩メンバー越しに眺めて、
「ああ、ワタシ、ホントにAKBになれたんだ・・・」
って実感してる、そういうシーンじゃないですか、これは!
夢にまで見たあのステージに、今、ワタシ、本当に立ってるんだ・・・!
アリーナ! 2階席! 後ろの席まで、みんな、見えてるよーっ!!
・・・いやぁ、しっかし、これはものすごい景色だ・・・。
もう、ひな人形うんぬんじゃなくて、なんて言うか、
「こんな景色を見ることができるなんて、スゴイ・・・」
という感想。
そして、次の瞬間、ワタクシからこぼれ出たのは、
「バチ当たり・・・」
という言葉だったのでした。
そうだよね! これは、いくらなんでも、並べすぎですよ!
どこからこんなにたくさんのひな人形、持って来たんだよ!
勝浦に着いた時から、心のどこかでずーっと思ってたその言葉が、今、自然と漏れて出たのでした。
あまりに過剰。
要するに、いくら祭りだからって、やり過ぎ! 結局、その一言に尽きる気がするのですよ、かつうらビッグひな祭り!
とりあえず、祭が終わった時に、このひな人形を片づけるバイトは、絶対やりたくないもんな!
客席を埋め尽くすひな人形だけの画像も撮っておきましたので、好きな方はパソコンの壁紙にいかがでしょうか!
ワタクシは絶対ゴメンだけどな!
なんか、怖いし!
はい、この後も、外房の田舎街をあれこれ巡ってはみたのですが、なんだかもう、ひな人形でお腹いっぱいになっちゃいまして、その後はよく覚えてません!
かつうらビッグひな祭り、インパクトある体験としては、断然オススメだったと思います!
それでは、外房・勝浦から、さよーならー!!
<おわり>
実は、この「かつうらビッグひな祭り」、ワタクシは全く知らなかったのですが、結構メジャーな祭りらしくて、意外と集客するみたいなんですよ。
先程の商店街とか遠見岬神社とかには、もうすでに、こんな田舎街に釣り合わないくらいの結構な人出が。
ワ「じゃあさ、早めに昼飯にしようぜ」
ってことで、勝浦漁港へ。
勝浦港市場食堂「勝喰(かっくらう)」さんへ!
・・・まぁね、これはもう、ネーミングセンスの勝利なのでして、とにかくお店の名前がお見事!
なんつうか、もう、何割かは「この名前の店で食いたい!」という気分にさせられてしまうのですよね。
ワタクシは「海鮮丼」を注文しまして、
タコ、マカジキ、マグロ、ネギトロなど、ご飯にのっけて丼にしてもいいし、しなくてもいい、というスタイル。
高倉仮面は、何だったかのお刺身の定食を頼んだのですが、ま、ワタクシの海鮮丼の刺身部分が変わっただけ。
高「カツオが食いてえ・・・」
と盛んに嘆いています。
ワタクシは、これも知らなかったのですが、勝浦はカツオが名物。
前回ご紹介したように、JR勝浦駅にいたゆるキャラはカツオのカッピーでしたし、「勝浦港カツオ祭り」というのも別シーズンにあるほどだったのですね。
まぁ、カツオは残念でしたが、さすがに刺身は美味くて、二人とも満足してお店を出てみますと、結構な行列ができてました。
どうも、ワタクシ達には珍しく、早め早めの行動で混雑を避けられたみたいです。
よしよし。
一旦、街を離れて、八幡岬公園へ。
太平洋のダイナミックな景色を堪能できる、自然がいっぱいの公園でした。
写真に映っているのは、勝浦海中公園展望塔。
太平洋に住む、海の生き物の生態に迫れる施設のようですが、今回は旅程の都合で、訪れることができませんでした。
代わりに勝浦灯台を見つけまして、行ってみます。
普通、こういう見え方をするところへ行ってみると、かなり遠いものですが、ここは意外と近かったのです。
ほらね。つまりそのココロは、灯台自体が意外と小さいものだったからなのですね。
モチロン、灯台内部は登ることができて(但し、かなり狭いです!)、灯台の上から眺めますと、
さっきいた八幡岬公園、さらにその向こうに勝浦海中公園の展望塔も、この通り!
そして、灯台の入口すぐにもひな人形が飾られていて、ワタクシはビッグひな祭りの「ガチさ」加減に、密かに舌を巻きました。
灯台からは、勝浦の街中へ戻れるシャトルバスが走っていて、また、ワタクシ達には珍しく、バッチリのタイミングで乗ることができました。
勝浦市街に戻ったのですが、高倉仮面はさらにバスに乗るのだと言うのです。
ワ「どこへ行くんだい?」
高「キュステ」
???
キュステ・・・って・・・何?
高「ある意味、そこが、今日のクライマックスだから・・・」
何か不気味な発言をする高倉仮面。
不安な面持ちのワタクシを乗せて、シャトルバスは、勝浦市街中心部をどんどん離れていくのでした。
ど、どこへ・・・?
キュステ、それは、正式名称「勝浦市芸術文化交流センター」。
まぁ、要するにホールなんかを備えた施設でして、入場料300円を払ったワタクシ達は、まずは順路に従って、いろいろなひな人形を見て回りました。
ここまでなら、今日見てきた他のところとだいたい同じ感じです。
しかし、最後にとんでもないものが待ち構えていたのでした。
順路はホールの周囲を回る形で、最後にホールの中に入るようになっていたのです。
高「さあ! ここだ! とくと見ろ!」
高倉仮面に導かれて、ホールに入ったワタクシが見たものは・・・
なんと、ホールの客席いっぱいのひな人形・・・!
これは、正直、バカバカしいを通り越して、寒気がしましたね!
ひな人形を見に来ていたつもりのワタクシは、知らず知らずのうちにステージに上げられていて、今や客席のひな人形たちから見られる立場に!
見てください、ホント。
ワタクシはまるでAKB48に新加入したメンバー。
コンサートに押し寄せたひな人形のファンたちを、カメラを構えた先輩メンバー越しに眺めて、
「ああ、ワタシ、ホントにAKBになれたんだ・・・」
って実感してる、そういうシーンじゃないですか、これは!
夢にまで見たあのステージに、今、ワタシ、本当に立ってるんだ・・・!
アリーナ! 2階席! 後ろの席まで、みんな、見えてるよーっ!!
・・・いやぁ、しっかし、これはものすごい景色だ・・・。
もう、ひな人形うんぬんじゃなくて、なんて言うか、
「こんな景色を見ることができるなんて、スゴイ・・・」
という感想。
そして、次の瞬間、ワタクシからこぼれ出たのは、
「バチ当たり・・・」
という言葉だったのでした。
そうだよね! これは、いくらなんでも、並べすぎですよ!
どこからこんなにたくさんのひな人形、持って来たんだよ!
勝浦に着いた時から、心のどこかでずーっと思ってたその言葉が、今、自然と漏れて出たのでした。
あまりに過剰。
要するに、いくら祭りだからって、やり過ぎ! 結局、その一言に尽きる気がするのですよ、かつうらビッグひな祭り!
とりあえず、祭が終わった時に、このひな人形を片づけるバイトは、絶対やりたくないもんな!
客席を埋め尽くすひな人形だけの画像も撮っておきましたので、好きな方はパソコンの壁紙にいかがでしょうか!
ワタクシは絶対ゴメンだけどな!
なんか、怖いし!
はい、この後も、外房の田舎街をあれこれ巡ってはみたのですが、なんだかもう、ひな人形でお腹いっぱいになっちゃいまして、その後はよく覚えてません!
かつうらビッグひな祭り、インパクトある体験としては、断然オススメだったと思います!
それでは、外房・勝浦から、さよーならー!!
<おわり>