さあ、最終日のダイジェストと、ここまでに入りきらなかった小ネタで、今回の旅を終りにいたしますよ!
ストラトスフィアホテルのすぐ向かい側にあったモーテル。
ルート66では、モーテルの看板が大きなテーマだったこの旅ですが、実はラスベガスにもモーテルはあって、やはり看板はステキだったりするのです。
ですが・・・やはりラスベガスではホテルのネオンがあまりにハデで、モーテルは存在自体が地味な印象は否めませんね。
それでいて、ホテルもほぼモーテル並のお値段で泊まれちゃってますし。
この看板も夜のネオンはステキだったのですが、やっぱりルート66で見たような「田舎街にもかかわらずカラフルなネオン」っていうのに、ワタクシはグッとくるようなのです。
このネオンが、ルート66沿いの街にあったものなら、もっと感動したんでしょうけどね・・・。
お土産屋さんにて。
ラスベガスでは、あんまりマヌケな日本語ネタはなかったのですが、唯一これだけは。
「幸福感」は「Happiness」の訳でしょうかね?
そして、にんじんが放つ「かか」という謎の言葉・・・。
シュールですね!
またしても「PINBALL HALL OF FAME」に行きましたよ!
ズラリと並ぶピンボールマシンに囲まれるワタクシ、という写真がぜひ撮りたかったのです。
Tシャツは「日曜日の悪魔」ですね!
モチロン、翌日は月曜日、そして帰国日なのです!
この日も当然ダウンタウンへ。
そして、激安レストラン「コートヤード」に3日連続で行きました!
何と言っても、サラダがタップリ食べられるのがいいんです。
性懲りもなく、カジノでブラックジャックやビデオポーカーをやりますが、やはりアッサリと負けました。
そして、この頃になると、もうラスベガスだからってギャンブルするよりも、看板やネオンだったり、ピンボールだったりを楽しんでいる方がワタクシにはいいみたいだな、と気づき始めていました。
ワタクシのスーツケースです!
今回の出発直前に買ったもので、紫色というおかしなチョイスは、バゲッジクレームでよく目立つので正解でした!
ステッカーは、最初は一番上の「鬼会」さんのと、一番下、以前Tシャツを置いていただいてた「ROCK YOUR WORLD」さん(現在は閉店)のものだけだったのですが、鬼会さんの周りにルート66の州ごとのステッカーを。
そして、角っこにもルート66標識ステッカー。
そして、下の方には、エイドリアンの「ミッドポイント・カフェ」でもらった、カッコいいステッカー。
真ん中あたり右側の水色っぽいのがラスベガス看板ステッカーです!
賑やかにはなりましたが、ド真ん中付近がポッカリ空いてますし、そもそもこんなガタガタの面にステッカー貼るなよ、という気もしますね。
こういうののセンスいい人って、どうやってそのセンスを得たんですか?
Tシャツが最後に足りなくなったので、お土産Tを買いました。
「Nothing Happened in Vegas! I Swear!」は「ラスベガスでは何もなかったんだよ! ホントだよ!」という感じでしょうか。
モチロン、帰りの飛行機で着るのですね!
何も聞かれてないのに主張するから、かえってアヤシイというナゴヤ堂にも通じるセンス。
ある1軒のお土産屋さんでしか見なかったので、そこまでベタではなさそうでしたし。
着るとこんな感じ!
飛行機に乗る時に、CAのお姉さんにバカウケでした!
ちなみに、このお姉さんも言ってましたが、
「What Happened in Vegas Should Stay in Vegas」
という有名な文句があるそうで、こちらのTシャツはアチコチで売ってました。
「ベガスで起こったことはベガスだけのこと」つまり「旅の恥はかき捨て」ってことでしょう。
ワタクシのTシャツの文句にしても、明らかに「女性との何か」が起こってない、という主張ですよね。
オトナのエンタテインメントの街から、ファミリー向けに方向転換したはずのラスベガスですが、街中ではやたらアダルトなチラシが配られてまして、それはどうなの、とは思いましたが・・・。
やっぱりそっち方面のエンタテインメントも盛んなようですね。
いや、モチロン、ワタクシはそんなことは・・・ホントだよ! I Swear!
最終日も徹底的に遊び回りまして、真夜中ホテルに戻って、必死に眠気と闘いながら徹夜で荷作りをしました。
午前4時過ぎ、お世話になったストラトスフィアを出まして、マッキャラン国際空港へ。
今回は、ギャンブルでちっとも勝てませんでしたので、明るくなる前にコソコソ逃げ出すってのがピッタリですね!
ワタクシが乗り込んだタクシーの運転手さんは、ヒゲが立派な中東風のお顔立ち。
運「バケイションかい?」
ワ「そうです。とても楽しかった! ブラックジャックとルーレットとポーカーとバカラと、アレとコレと・・・全部やりました! お金たくさんなくなりました!」
とりあえずホラを吹いておきます。
運「そうか、それはよかった。私はギャンブルをやらないんだ。スポーツを見るのが好きだ。次はいつ来るんだ? 来週か?」
ワ「ぎゃはは! そうしたいのはヤマヤマですけど、本当にお金がなくなっちゃいますから!」
運「今回は、長くいたのか?」
ワ「15日前にオクラホマシティに着いて、そこからルート66を旅して、やっと数日前にラスベガスに着いたんです」
運「それはよかったな。・・・なんでオクラホマシティなんだ?」
ワ「?」
運「その、つまり、ニューヨークとかフロリダとかからではなく、なぜオクラホマから?」
ワ「オクラホマには2つのルート66ミュージアムがあるんです。だから」
小説「怒りの葡萄」の英語タイトル「The Grapes of Wrath」を思い出せなかったので、違う理由を挙げました。
眠くて頭がモーローとする中で、必死で英語をしゃべりましたが、たぶん運転手さんには、サッパリ解らない部分がいろいろあったんでしょうね。
間もなく、タクシーは空港に着きました。
ワタクシは、アメリカでタクシーに乗った時は、いつも運転手さんの名前を確認しておいて、降りる時に、
「Thank you , Mr.○○!」
と言うことにしています。
英語はできませんが、せめてそのぐらいは言った方が、たとえタクシーの運転手とお客というだけの関係でも、少しは人間と関わったという感じになると思うのですよ。
で、この時は、眠くてそれを忘れていましたので、降り際にあわてて名前を確認しました。
ワ「Thank you , Mr・・・ミスター・ゲイリー・クーパー!?」
ビックリしました。
この中東顔の運転手さんは、あのゲイリー・クーパーと同姓同名だったのです!
運「そう、ゲイリー・クーパーは、今は私一人だ」
料金は33ドルちょいで、100ドル札を出して、
ワ「Give me 60$ back」
つまり、約7ドルをチップとして、40ドル支払う、と言ったのですが、
運「今、細かいのがないんだ。今日はまだ君が2人目のお客でね」
と言われてしまいました。
あわてて財布を引っかき回しますが、力一杯遊んだ後で、10ドルだの20ドルだのという使い勝手のいいお札は1枚もありませんでした。
出て来たのは5ドル札が5枚だけ。
25ドルしかありません。
ワ「これだけしかない」
運「じゃあ、それでいいよ」
アッサリ言われてしまいました。
本当は、33ドルにチップも足さなきゃいけないところなのに!
しまったなぁ、どうして細かいのを用意しなかったんだろう。
申し訳なくて半泣きになりながら
ワ「I'm sorry! Next time!(次、絶対払うから、というつもり)」
と言ったのですが、モチロン、次にラスベガスに来るのなんか、いつだか解ったもんじゃありません。
でも、ミスター・ゲイリー・クーパーは、笑いながら、
運「じゃあ、来週な!」
と言って、ワタクシに手を振ってくれたのでした。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
さあ、ルート66、ラスベガスと、長い長い旅のお話でしたが、ようやくこれでオシマイとなりました!
1ヶ月半も旅行記が続いてしまいまして、もうオクラホマシティとか遠い昔のことのように思えてしまいますね!
さすがにワタクシも、今回ばかりは、完全に自分の思い出のためだけに書いているつもりでしたので、
「読んでくれ!」
なんてこと絶対言ったりしません!
もしも思っても、心の中だけにしておきます!
ただ、いつもいつもこんなワタクシにつきあってくださる優しいみなさまが、もしも今回もここまでおつきあいいただけてましたら、いつも以上に、どうもありがとうございました!
・・・で、ありがたついでに、お願いがあるのですが・・・。
お金貸して!
・・・え? だって、もう一度行かなきゃいけないもん、ラスベガス!
ミスター・ゲイリー・クーパーに、お金を返さなきゃいけないんですもん!
だから! 旅費を貸してください! お願い!
いや、そりゃ、まぁ、行っちゃえば行っちゃったで、またルート66を、今回走ってない部分とかついつい行きたくなっちゃうかもしれませんけど!
あ、何なら今回と逆向きにオクラホマへ走るってのも・・・。
いやいや、それならいっそ、シカゴまで・・・。
それともそれとも・・・思い切って・・・いやむしろ・・・いっそのこともう・・・。
いやぁ、ホントに夢広がりますね、アメリカ!
いつかまた、行きたいものです!
<放浪放浪ルート66・放浪放浪ラスベガス 完!>
ストラトスフィアホテルのすぐ向かい側にあったモーテル。
ルート66では、モーテルの看板が大きなテーマだったこの旅ですが、実はラスベガスにもモーテルはあって、やはり看板はステキだったりするのです。
ですが・・・やはりラスベガスではホテルのネオンがあまりにハデで、モーテルは存在自体が地味な印象は否めませんね。
それでいて、ホテルもほぼモーテル並のお値段で泊まれちゃってますし。
この看板も夜のネオンはステキだったのですが、やっぱりルート66で見たような「田舎街にもかかわらずカラフルなネオン」っていうのに、ワタクシはグッとくるようなのです。
このネオンが、ルート66沿いの街にあったものなら、もっと感動したんでしょうけどね・・・。
お土産屋さんにて。
ラスベガスでは、あんまりマヌケな日本語ネタはなかったのですが、唯一これだけは。
「幸福感」は「Happiness」の訳でしょうかね?
そして、にんじんが放つ「かか」という謎の言葉・・・。
シュールですね!
またしても「PINBALL HALL OF FAME」に行きましたよ!
ズラリと並ぶピンボールマシンに囲まれるワタクシ、という写真がぜひ撮りたかったのです。
Tシャツは「日曜日の悪魔」ですね!
モチロン、翌日は月曜日、そして帰国日なのです!
この日も当然ダウンタウンへ。
そして、激安レストラン「コートヤード」に3日連続で行きました!
何と言っても、サラダがタップリ食べられるのがいいんです。
性懲りもなく、カジノでブラックジャックやビデオポーカーをやりますが、やはりアッサリと負けました。
そして、この頃になると、もうラスベガスだからってギャンブルするよりも、看板やネオンだったり、ピンボールだったりを楽しんでいる方がワタクシにはいいみたいだな、と気づき始めていました。
ワタクシのスーツケースです!
今回の出発直前に買ったもので、紫色というおかしなチョイスは、バゲッジクレームでよく目立つので正解でした!
ステッカーは、最初は一番上の「鬼会」さんのと、一番下、以前Tシャツを置いていただいてた「ROCK YOUR WORLD」さん(現在は閉店)のものだけだったのですが、鬼会さんの周りにルート66の州ごとのステッカーを。
そして、角っこにもルート66標識ステッカー。
そして、下の方には、エイドリアンの「ミッドポイント・カフェ」でもらった、カッコいいステッカー。
真ん中あたり右側の水色っぽいのがラスベガス看板ステッカーです!
賑やかにはなりましたが、ド真ん中付近がポッカリ空いてますし、そもそもこんなガタガタの面にステッカー貼るなよ、という気もしますね。
こういうののセンスいい人って、どうやってそのセンスを得たんですか?
Tシャツが最後に足りなくなったので、お土産Tを買いました。
「Nothing Happened in Vegas! I Swear!」は「ラスベガスでは何もなかったんだよ! ホントだよ!」という感じでしょうか。
モチロン、帰りの飛行機で着るのですね!
何も聞かれてないのに主張するから、かえってアヤシイというナゴヤ堂にも通じるセンス。
ある1軒のお土産屋さんでしか見なかったので、そこまでベタではなさそうでしたし。
着るとこんな感じ!
飛行機に乗る時に、CAのお姉さんにバカウケでした!
ちなみに、このお姉さんも言ってましたが、
「What Happened in Vegas Should Stay in Vegas」
という有名な文句があるそうで、こちらのTシャツはアチコチで売ってました。
「ベガスで起こったことはベガスだけのこと」つまり「旅の恥はかき捨て」ってことでしょう。
ワタクシのTシャツの文句にしても、明らかに「女性との何か」が起こってない、という主張ですよね。
オトナのエンタテインメントの街から、ファミリー向けに方向転換したはずのラスベガスですが、街中ではやたらアダルトなチラシが配られてまして、それはどうなの、とは思いましたが・・・。
やっぱりそっち方面のエンタテインメントも盛んなようですね。
いや、モチロン、ワタクシはそんなことは・・・ホントだよ! I Swear!
最終日も徹底的に遊び回りまして、真夜中ホテルに戻って、必死に眠気と闘いながら徹夜で荷作りをしました。
午前4時過ぎ、お世話になったストラトスフィアを出まして、マッキャラン国際空港へ。
今回は、ギャンブルでちっとも勝てませんでしたので、明るくなる前にコソコソ逃げ出すってのがピッタリですね!
ワタクシが乗り込んだタクシーの運転手さんは、ヒゲが立派な中東風のお顔立ち。
運「バケイションかい?」
ワ「そうです。とても楽しかった! ブラックジャックとルーレットとポーカーとバカラと、アレとコレと・・・全部やりました! お金たくさんなくなりました!」
とりあえずホラを吹いておきます。
運「そうか、それはよかった。私はギャンブルをやらないんだ。スポーツを見るのが好きだ。次はいつ来るんだ? 来週か?」
ワ「ぎゃはは! そうしたいのはヤマヤマですけど、本当にお金がなくなっちゃいますから!」
運「今回は、長くいたのか?」
ワ「15日前にオクラホマシティに着いて、そこからルート66を旅して、やっと数日前にラスベガスに着いたんです」
運「それはよかったな。・・・なんでオクラホマシティなんだ?」
ワ「?」
運「その、つまり、ニューヨークとかフロリダとかからではなく、なぜオクラホマから?」
ワ「オクラホマには2つのルート66ミュージアムがあるんです。だから」
小説「怒りの葡萄」の英語タイトル「The Grapes of Wrath」を思い出せなかったので、違う理由を挙げました。
眠くて頭がモーローとする中で、必死で英語をしゃべりましたが、たぶん運転手さんには、サッパリ解らない部分がいろいろあったんでしょうね。
間もなく、タクシーは空港に着きました。
ワタクシは、アメリカでタクシーに乗った時は、いつも運転手さんの名前を確認しておいて、降りる時に、
「Thank you , Mr.○○!」
と言うことにしています。
英語はできませんが、せめてそのぐらいは言った方が、たとえタクシーの運転手とお客というだけの関係でも、少しは人間と関わったという感じになると思うのですよ。
で、この時は、眠くてそれを忘れていましたので、降り際にあわてて名前を確認しました。
ワ「Thank you , Mr・・・ミスター・ゲイリー・クーパー!?」
ビックリしました。
この中東顔の運転手さんは、あのゲイリー・クーパーと同姓同名だったのです!
運「そう、ゲイリー・クーパーは、今は私一人だ」
料金は33ドルちょいで、100ドル札を出して、
ワ「Give me 60$ back」
つまり、約7ドルをチップとして、40ドル支払う、と言ったのですが、
運「今、細かいのがないんだ。今日はまだ君が2人目のお客でね」
と言われてしまいました。
あわてて財布を引っかき回しますが、力一杯遊んだ後で、10ドルだの20ドルだのという使い勝手のいいお札は1枚もありませんでした。
出て来たのは5ドル札が5枚だけ。
25ドルしかありません。
ワ「これだけしかない」
運「じゃあ、それでいいよ」
アッサリ言われてしまいました。
本当は、33ドルにチップも足さなきゃいけないところなのに!
しまったなぁ、どうして細かいのを用意しなかったんだろう。
申し訳なくて半泣きになりながら
ワ「I'm sorry! Next time!(次、絶対払うから、というつもり)」
と言ったのですが、モチロン、次にラスベガスに来るのなんか、いつだか解ったもんじゃありません。
でも、ミスター・ゲイリー・クーパーは、笑いながら、
運「じゃあ、来週な!」
と言って、ワタクシに手を振ってくれたのでした。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
さあ、ルート66、ラスベガスと、長い長い旅のお話でしたが、ようやくこれでオシマイとなりました!
1ヶ月半も旅行記が続いてしまいまして、もうオクラホマシティとか遠い昔のことのように思えてしまいますね!
さすがにワタクシも、今回ばかりは、完全に自分の思い出のためだけに書いているつもりでしたので、
「読んでくれ!」
なんてこと絶対言ったりしません!
もしも思っても、心の中だけにしておきます!
ただ、いつもいつもこんなワタクシにつきあってくださる優しいみなさまが、もしも今回もここまでおつきあいいただけてましたら、いつも以上に、どうもありがとうございました!
・・・で、ありがたついでに、お願いがあるのですが・・・。
お金貸して!
・・・え? だって、もう一度行かなきゃいけないもん、ラスベガス!
ミスター・ゲイリー・クーパーに、お金を返さなきゃいけないんですもん!
だから! 旅費を貸してください! お願い!
いや、そりゃ、まぁ、行っちゃえば行っちゃったで、またルート66を、今回走ってない部分とかついつい行きたくなっちゃうかもしれませんけど!
あ、何なら今回と逆向きにオクラホマへ走るってのも・・・。
いやいや、それならいっそ、シカゴまで・・・。
それともそれとも・・・思い切って・・・いやむしろ・・・いっそのこともう・・・。
いやぁ、ホントに夢広がりますね、アメリカ!
いつかまた、行きたいものです!
<放浪放浪ルート66・放浪放浪ラスベガス 完!>