吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

ネタTシャツ定食三食目、終了しました!

2012-04-02 22:40:03 | 日記
毎度毎度デザフェスギャラリーでワタクシ達が楽しく過ごす「ネタTシャツ定食」、三食目が終了しました!

Tシャツと革製品を並べて、ファミコンで一所懸命遊んで、ポッドキャストの収録して、カフェであれこれ食べたり飲んだりして、いろいろしゃべって、合間にちょこっとTシャツも売る、という相変わらずダラダラした3日間でした。

ご来場、お買い上げ、そして、ワタクシ達と遊んで下さったみなさま、どうもありがとうございました!



毎回金土日の3日で行うネタTですが、初日は完全に平日ですので、そこはワタクシ達もあきらめていまして、1日かけて準備するぐらいの気持ちでいましたら、今回はその初日に意外にもまずまずの売れ行き。

しかもですよ、今回はネタTポッドキャストの方で合言葉を仕込んでおいたのですよね。

ネタTの宣伝を盛り込んだ第6回の、それも終わり間際の深い時間帯に、それは埋め込まれていたのでした。

それはなんと、ネタT開催中の会場で、スタッフの誰でもいいからにらみつけて、


「お前らのポッドキャスト、つまんねぇよ」


と言っていただくと、ワタクシ達スタッフが、


「どうもすんませんでした!!」


と土下座をして、「お詫びに」Tシャツ1枚を半額で売る、というキマリだったのです。

いや、モチロン、そもそもそんなところまで聞いてくださっている方もいるかどうか怪しいのに、その上会場まで来ていただいて、この耳触りの悪い合言葉を口にするという、無駄にハードルの高いこんな遊びにつきあって下さる方なんか、3日間一人も現れないだろうと思っていましたよ。

それでも、ワタクシ達はこういう合言葉みたいなのを、ただただやってみたかったのです。

だってせっかくポッドキャストも始めたんだしさ。

そしたら、なんと、アナタ!

いきなり初日で、言っていただけたじゃないですか、こんなヒドい合言葉を!

最初にその言葉を聞いた、まめた本舗のハナイチくんが、ワタクシに、


「はい! 大変うれしいことが起こったので、ちょっと来て!」


って言った時は、マジで


「あれー? もうTシャツ買っていただけるのかなぁ?」


としか思わずにお客様の方に向かうワタクシでした。

合言葉のことなんかスッカリ忘れていたのですね。

そしたら、なんと、お客様の口から! あの言葉が!

いやもう、あんなに気持ちよく土下座したのは、生まれて初めてだったですね!!

やっててよかったポッドキャスト!



さらに今回は「千円くじ」というのも登場しました。

これは、今回もゲストの鬼会さんが個展でやってた企画の丸パクリでして、千円払ってくじを引いてもらって、値札的には必ず千円以上のモノが当たる、というものです。

これようの景品として、鬼会さんが特別に作って下さったのが「ネタTシャツ定食財布」!

財布としてのクオリティは、いつもの鬼会さん製品と全く同様のレベルなのに、外側に「ネタTシャツ定食」とメチャクチャ大きな文字で書いてある、というすごいものなのに当たったら微妙なシロモノ!

3日間やって、このくじが引かれなかったら悲しいなぁ、と思っていたのですが、こちらも無事初日に引かれました!

普通、こういう1個しかない目玉景品のくじは、3日目まで入れなかったりするものですが、さすがはネタT、こんなところまで無駄にガチ!



「千円くじ」と並んで、おなじみ「ファミコンくじ」も健在。

スタッフとのファミコン一本勝負――スーパーマリオ1-1早クリア対決、ファミスタ1打席勝負、マリオブラザーズで殺し合いなど――に勝ったらくじを引けるというもので、ファミコン勝負は、特にお買い物しなくても、誰でも挑戦可能。

要するに、ワタクシ達スタッフと遊んでよ、という企画なのですが、これのくじにふざけて入れた、


「カフェで吉田ナゴヤに飲み物をおごってもらって、10分間ハワイの話を聞く」


というのが見事引いていただけて、おもしろかったです。

ちなみに、ハナイチくんは広島カープの話、鬼会さんは以前入院した時の話を、それぞれお客さんに聞かせたのでした。

こういうタチの悪い景品も、誠に「ネタT」的だと思います。

次回は何しゃべってやるかなぁ!



2日目は、ものすごい春の嵐で、雨も降りましたがとにかく風がキツくて寒い1日。

せっかくの土曜日なのに、お出かけを取り止めにした方もきっとたくさんいたでしょう。

当然、売り上げなんか悲惨なものでした。

しかし、通常のイベントに出て、天気が悪くて売り上げが奮わないと、さすがに商売っ気のないワタクシといえども焦ったりするものですが、今回はそれが全くありませんでした。

今までは、イベントに出る以上は少なくとも赤字は避けるようにしなければ、と思っていたワタクシでしたが、今回初めて「ネタTは祭なので、それよりも楽しむことが大事」ということを、あれ、おれ今素直に思えてる、と感じたのでした。



3日目は、雨も止んで穏やかな1日。

ナゴヤ堂は外人さんのお客様に、ワタクシがカタコトの英語で必死に説明したTシャツを無事売りつけるなど、最後まで楽しく遊びました。



そして、今回はとにかくネタTの間を縫うようにポッドキャストを収録していましたね。

いつもの居酒屋と違って、ネタTの会場での収録で、その場のイキオイでしゃべれるのが楽しいのでした。

すでにネタTでの収録分のうち、第7回配信の「ゲスト 自打球職人」はアップされております。

野球ファン以外には、さっぱりわからない内容ではありますが!



「ネタTシャツ定食」については、やはりいろいろと思うところがあります。

とにかくやってて楽しいイベントではあるのですが、Tシャツにからむことである以上、ただ単に「楽しいからやる」ではダメなような気が、どうしてもしてしまうのですね。

売り上げが少ないなら、それはそれで構わないのですが、やはりせめてナゴヤ堂の活動として何らかの意味を持ちたいと思うのですよ。

しかし今回は、パッと見た感じ前回と変わらないイベントに見える中で、微妙にいろいろと変わっている点があったんじゃないかと思うのです。

いろんな意味で「広がり」を感じた、と言いますか。

「やってて楽しい」のは第1回からずっとですが、今回の楽しさは「充実を感じることができた楽しさ」がほんの少し含まれていたような気がするのです。

何だか、次回もまた、いい楽しみ方ができるんじゃないかと、ワタクシの中だけで勝手に思っています。

「ネタTシャツ定食」は、また次回も開催される予定です!

近づいてきたら、またお知らせさせていただきます!

次回もまた、ワタクシ達の遊びにおつきあいいただくことになっちゃうかと思いますが、どうかよろしくお願いします!

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