不眠症ではなく、睡眠についてお話ししたいと思います。
季節の変わり目に自律神経の切り替えがうまくできず、昼間でも眠いと言うことがあると思います。
これは季節の変動に身体がついていけていないことを意味します。
基本的には変化に適応できる身体にしておくことが必要です。
これから述べるのは、そういうことよりも、昼間眠いのは何故かということについてです。
一般的には自律神経が乱れて、交感神経の過緊張などで眠れなくなるとか、昼間に身体を動かさず疲れていないからだとか、日光を浴びないので、メラトニンが十分に生成されていないからだとか言われます。
病院に行くと、血液検査などを行い、検査結果になんら問題が無い場合は自律神経失調症と言われて、シップや精神安定剤や抗うつ剤、睡眠薬が処方されます。
さらにテレビや雑誌などを見ると、睡眠時間の長さや睡眠の質が悪いとか、寝る時間や起きるタイミングや部屋の明るさ、指摘されます。つまり熟睡できていないからだと。
短時間睡眠で大丈夫という人を見て、羨ましいと言う人もいます。
そういう短時間睡眠で大丈夫だという人はは3~4時間で十分だと言われます。
健康番組では、少なくとも6時間から8時間の睡眠が必要だと言い、寝すぎるのは良くない。寝すぎると痴呆やアルツハイマーなどのリスクが高まると。
一般的なそのような睡眠を良くする方法をとっても、改善しない場合が多数見受けられます。
それはなぜかと言うと、健康診断と同じで、健康の数値が健康だと言うことが嘘だからです。
健康診断の数値は統計学的に割り出したものではありません。中には科学的根拠という名で、これが健康の数値だと言われている数値もあると思いますが、実際は関係ありません。
統計は何もかも一色単にして、数値を決めています。若い人、高齢jの人、背の高い人、低い人、男性、女性、太った人、痩せた人、南に住んでいる人、北に住んでいる人、高いところに住んでいる人、低いところに住んでいる人、冷え性の人、暑がりの人、
これらを統計的にデータをだして、平均を求めたとしても、それはあなたには当てはまりません。
私が以前記事にしたように、例えば人の顔をあつめて、平均顔を作成してこれが平均の顔で、これから外れると変な顔です。
この時、平均顔のモデルと提示したとしても、そんな人は存在しません。
運動もそうで、ウォーキングの時間や距離、毎日するべきかなど皆さん尋ねます。
一般的には20分以上あるかないと代謝が上がらないなどと言われますが、それも嘘です。
早歩きが良いとか、大股が良いとか、インターバルを入れた方が良いとか、そんなことはどうでも良いことです。
何が大切かというと、全部、自分の身体と心に聴いて、自分でやってみて、どんな歩き方が良いのか、どれくらい歩けばいいのか全部自分で決めれば良いのです。
一般的な健康方法は、参考程度の話で、どれが一番良いのかは自分が知っています。
ですから、睡眠時間についても、自分で決めれば良いのです。
一般的に言われていることは、はっきりいってどうでも良いのです。
私は長時間睡眠を必要とします。9時間か10時間以上寝ないと、昼間に眠くてパフォーマンスが極端に低下します。
昼間眠くて仕方が無い人が、短時間睡眠の人は羨ましいなと言います。それだけいろんなことが出来ると。
しかし、考えてみて下さい。どうして、物事がたくさんできる人を羨ましがっているのか?
所詮、どんぐりせいくらべであり、そんなに生き急ぐ必要も無く、何かが早く獲得できるからえらい訳でもありません。
この世で何かを達成しないといけないというマジックにかかっています。何かできる人が偉い人とか、速くできる人が凄い人とか。
競争原理の中の消耗品としての使い捨て人間にされています。これは日本教育、あるいは一部の欧米教育の成果です。
生産性が高い商品(人材という商品価値としての使い捨ての奴隷)が良いと騙されています。
ですから、商品価値のない人(仕事の遅い人、スキルのない人、人材として役に立たない人)は無用人間と見做され、生きていくことが困難となります。
そして、日本は不幸が蔓延しています。その概念をぶち破り、俺たちは使い捨ての奴隷じゃないと気づけば、日本は一挙に反転して、素晴らしい国になると思います。
今のところは強力なマジックに気づく人はほとんどいません。
さて、昼間眠いのは何故かということですが、単純に睡眠時間が短いということです。
睡眠の質でも無く、寝すぎたら痴呆になるわけでもありません。
あなたにとって必要な時間は誰かに言われるものではなく、自分で決めたら良いのです。
不眠症についても同じことです。一般的な不眠症は、私はたいしたことは無いと思います。多分それは不眠症という病気があるという、マジックにかけられています。
本当の不眠症は、全く眠れずに現実と夢の境界線が全くなくなります。
しかし、なぜそうなっているのかは、ご自分で必ずわかるはずです。
なぜなら、原因がはっきりしている(ものすごいストレス)からです。その原因がされば、不眠症は治癒します。
昼間眠い人は、睡眠時間を増やしてください。どんなことも外部の情報に振り回されず、人に聞くのでは無く、自分で考えて、自分で決めたら解決するでしょう。
現代科学や医学が知る範囲は、この世界の大きな部分のほんの一部にすぎません。
それをいかにも、全体であるように見せかけているのが、現代科学や医学です。他の分野(政治経済、学校教育やマスメディアなど)も同じです。