左の腰痛
数日前にしいたけの原木の駒打ちを100本くらい行い腰が痛くなったとのこと。
身体をひねるときと後ろに反るのが痛む。
今日は当院は休みだったが、急患という事で治療をした。
診ると膀胱経と小腸経の気の詰まりがある。
ベッドに座位のまま、膀胱経に鍼をして立ち上がってもらい前屈、後屈、身体をひねるという動作を行ってもらった。
どうですか?と
私が尋ねると
まったく変わらないとの返事。
私は鍼をした瞬間にこれは必ず効いているとわかるので自信をもって聞いている。
動きを見ると明らかに前屈も後屈も、身体のひねりもスムーズで最初とは全く違うのだが、痛みはペインスケールで全く変わらないと言う。
これは何が起こっているかと言うと、鍼が瞬時に効くと本人が全く思っていないのだ。
だから明らかに改善しているのに効かないと答えている。
私はそうですかと言いながら、最初の鍼の近くにまた鍼をする。
ここで効かないからと慌てて鍼数を増やし痛みを追いかけると鍼数だけ増えて、あまり効果が出ないように思う。
再度動いてもらう。全く変わらない。
しばらくこれを繰り返して15分くらいたった頃に、捻りは全く痛くない状態になった。と答えた。
これは実は最初の1本の鍼で既に痛みは取れていたのだ。
本人は気のせいかなと思っていたそうだ。
そのまま世間話をしながら30分位、経過してまた立ち上がって動いてもらう、もうその時点で後屈もかなり楽になり全体的なペインスケールも5から4レベルの半分以下となった。
気のせいでよかったんですね。
そうです。気のせいです。
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