現世は魔法世界

以下を読んで、いや違うと思っても、私は議論するつもりもなければ、議論など何の意味も無いと思っているので、放っておいて下さい。

それはこの文を読んで何かを思った時に、それはあなたの中に生じたものであり（しかしそれはあなたの思考ではありません）あなたはあなた自身と話す事が必要です。

そうすれば何の問題も生じないでしょう。

さらに私から言葉が出たとしても、その言葉はどこからか私という媒体（メディウム）を通して出てきたものであり、私自身の考えや思考など存在しません。

私などどこにも存在しないからです。私の考えは全てどこからか（現世の全てを構成する物質や情報の何か）やってきたものです。

それは私だけではなく、あなたも同じです。もしもあなたがあなた自身で考え出した（創造した）ものがあるならば、あなたは神になるでしょう。

自分は自分で考えて、自分の考えが正しいと主張して、そうやって人間はお互いに争っているのです。

現世は魔法世界

僕がこの世界は魔法世界だと言っているのを理解できない人が多いかもしれない。しかし、この世界は魔法世界だ。ハリーポッターどころではない。

この魔法世界に対して僕が無関心でいろと言っているのは、魔法にかかるな、見破れ、巻き込まれるな、騙されるなと言う意味だ。

能動的無関心あるいは積極的無関心にはその力がある。

これは多くの人が一般的に言っている無関心と言う言葉とは全く関係ない。

無関心はいけないという言葉で多くの人は関心を持つことが良いことだと思い込んでいる。

能動的無関心の立場から観察していると関心を持つから問題を問題にしてしまい、問題に巻き込まれて、対立して分断して争いが起こるのだ。

関心を持つことにより、それはダメだ、それは違う、こうしないといけないと言わざるを得なくなるのだ。

話し合いで物事は解決しない。そもそも解決などしなくて良いのだし、解決とは何かという基準が存在しない。存在しないものを解決など出来ない。

例えば何事も話し合いで解決するならば、世界はすぐにでも平和になるだろう。

解決しようとして、あるいは解決しなければならないと思い込むことにより、どちらが正しいのかも分からずに、私が正しいと主張するに至り問題は問題として解決されることなく、ずっと問題であり続けることになる。

もしお互いに解決したとしたとしても、それは必ずどちらかに問題が起こるのでいずれ問題は拡大して再燃するだけなのだ。

お互いに無関心で放っておき、お互い干渉せず、認めていればそこには何の問題も生じないだろう。

さらに、言葉による強力な魔法というのは、何も悪い言葉だけでなく、良い言葉も危険だ。

良い言葉に先導されて、感情を揺さぶられ行動してはいけない。

それは魔法なのだ。その良い言葉に誘導され、それを見破る事が出来なければ（良い言葉は詐欺師も使うが、そうでなくても一般的に良い人と思われる、良いと思い込んでいる人も使う）

その様な人にあなたは人生そのものをみぐるみ剝がされるだろう。

良いことや悪いことと真実とは一切関係ない。

現世で生きるのに大切ことは、この世は魔法で支配されていることを認識していることだ。

何も知りたくなければ、ずっと目を覚ますことなく夢の中にいれば良い。

あなたはこの世に生まれて、目を覚ますことなく死を迎えるだろう。

 

追記

世間はお互いに干渉して関心を持って問題を作り出し問題だらけであるが、私が言う能動的無関心は個々人の中にその世界が存在し、そして世界は外には無く、個々人の中にあることから、この能動的無関心によりあらゆる現世の現実は瞬時に変化する。