頼らないでね

昨夜、川で流された男児を70代の
男性医師が救助するニュースを目にしました。

テレビカメラも現場に居合わせ
一部始終が動画に記録されていました。
流された人を救助するのは並大抵のことではないとの話でしたが
私も溺れてる人を救助するところを目撃したことがあります。

中３の夏にクラスで担任引率の下
海へキャンプへ行きました。

私は泳ぎが達者じゃないので
この機会に少しでも上達しよーと上級者に混ざり泳いでいたら…
いつの間にか足のつかない場所に😱
つかないとわかった瞬間、下手くそは
焦ります。
必死に泳いで足が…まだつかない💦
必死こいてまた泳いで…💦💦
疲れ果てて辿り着いた浜辺で
ぼけー…としていると…

女子の叫び声が！
「せんせー！Ｎが溺れてます！」

その方向に目をやると
確かに羽球部のＮが
助けてぇ～…と溺れてました。

数分前まで一緒に練習していたのに
まだあがってなかったのか…
野球部の私は見なかったことにして周りの様子を伺うと

こんな時に頼りになるのは体育会系
体格の良いスポーツ万能バレー部が
一目散にレッツゴー！
いーぞ！行け行けー！

あっとゆーまに瀕死の羽球部まで辿り着き、しっかりとしがみ掴まれました😅

浜辺まで生々しいやりとりが聞こえてきます。

「うぉー！ばか！つかむなって！」

助けに行ったのに
「助けてくれぇ～」

あまり必死さは伝わらなかったので冗談なのかと思ってましたが
この時には羽球部の姿は時折、海面から手だけになってまして…
これを見て相当ヤバイんじゃないかと思ってしまいました。

しかし
こんな時に役に立つのは体育会系。
まだまだいます。

負けず劣らずのバスケ部が
「何やってんのさ」
なんて台詞を吐いて救助に向かい
この助太刀でバレー部も持ち直し全員助かりました。

私を含めた野球部３人
ウォーミングアップが終わった頃には
浜辺に全員揃ったんですが
バレー部が
「お前、ふざけんなよ」
なんて言っても
溺れた羽球部は顔面蒼白
震えが止まらず、しばらくは茫然としていました。

結果、翌日の新聞掲載は免れ問題にもならず担任も命拾いでした。


溺れる者はわらをも掴む！
溺れちゃうと救助者含めて全滅なんて
ニュース、珍しくないですからね。

連休後半…無事故でいきましょう！