あと少しで平成も終わりを迎え
令和の時代が到来します。
今までさんざん
何かにつけて「平成最後の…」を聞かされ続けゲンナリしてきましたが、どーせ今度は「令和最初の…」の冠がしばらくつくんでしょーな。。
日本人として元号に思い入れをすることを悪いと思いませんが、とりあえずなんにでもつけてしまえ!的な商魂には正直ゲンナリ…
しかーし!
ここにきてその表現に違和感を覚えないものが現れました。
今週末の天皇賞です。
平成最後の天皇賞
名前の通り、優勝馬には皇室から盾が下賜されており、戦前の施行名は「帝室御賞典」、更には「エンペラーズカップ」。
天皇賞も歴代の勝ち馬を並べると
マイラーも好走する秋よりも、ダービー馬や菊花賞馬が多い春に格式の高さを感じます。
そんな春の天皇賞
思い出深いレースを平成から3つだけ選んでみました。
1つ目はロングスパートで2度目の春天制覇を成し遂げた平成7年のライスシャワー。
前年や翌年に比べるとメンバーに恵まれた感はありましたが、マックイーンを破って以来、長く低迷を続けていただけに最後ハナ差凌いだゴール前には感動しました。
余談ですが、3着までがリアルシャダイ産駒が占めたこのレース。
昔の長距離はほんとリアルシャダイでした。
この頃、トニービン、ブライアンズタイムの産駒は既に古馬になっていてクラシックはSS産駒が席巻していました。ここらあたりで完全にTBS時代に切り替わるわけですが、このレースから8年後、ヒシミラクルが勝った15年の春天でサンライズジェガーが2着して久々にリアルシャダイ産駒が馬券に絡んで面目躍如しました。
2つ目は平成16年です。
イングランディーレの悪夢(あくまで個人的に)の逃げ切りです。
時代はSS。その有力な産駒からダービー馬ネオユニヴァース、無冠ながら1番人気に推されたリンカーン、菊花賞馬ザッツザプレンティ、ダービー2着ゼンノロブロイ…ここら辺の何かが勝つだろうてのが戦前の予想でしたが。。
蓋を開けたらイングランディーレが逃げ切り、つけた着差は7馬身差の圧勝。前述の有力馬はゼンノロブロイはなんとか2着はしましたが、あとはメタクタ。
勝ち馬はこないだまでダート走ってた馬ですからね。当日も10番人気は頷けます。
今年あたり、こんな馬いませんかね…
最後は平成10年…メジロブライトが勝った年です。
昔の春天て、どちらかとゆーと堅いG1、言ってみると日本で1番堅いG1なんて言われてました。
長距離って適性のある強い馬が出てくると、まぁ勝っちゃう。
この年も前哨戦でマッチレースを演じたメジロとシルクで堅いだろうと…銀行馬券ですな。
1点1万!
いや…実はもっと…😅
結果、シルクは4着に敗れ
馬券は大惨敗で…
いやぁ…しばらく立ち直れませんでした。
さて
競馬やらない人はチンプンカンプンだったと思いますが、週末日曜日に
平成最後の天皇賞がおこなわれます。
わりにメンバーが寂しい感はありますが当たれば平成最後を当てたと感慨もひとしおになると思いますよ