早いですね。
週末の競馬開催中に
後藤騎手、ゴッキーが亡くなって1年が経とうとしています。
何故、自ら命を絶ったのか知る由もありませんが、度重なる落馬の影響との想像はどーしてもしてしまいます。
12年のNHKマイルC
後藤鞍上のシゲルスダチが直線で前をふさがれて転倒する事故がありました。
競馬ファンなら覚えてる事件だと思います。
落馬し動けずにいる後藤のもとにシゲルスダチは心配そうに戻ってきて後藤のそばを離れませんでした。
そんなシゲルスダチの姿がファンの共感を呼んだそうです。
2年の時が経ちラジオ解説で競馬場に来ていた後藤はシゲルスダチのレースを見ていました。
奥多摩S
このレース中にシゲルスダチは故障を発生しレース後に安楽死の処置がされました。
以下は後藤騎手のFacebookからです。
今日の東京10R奥多摩S。
ゴール前で前脚を骨折、予後不良で安楽死の措置をとられ、シゲルスダチは天国へ旅立ちました。
僕と最後に走ったのが奇しくも昨年のこのレース。そして僕は今日それをスタンドの上からラジオで解説をしていました。
彼の走りを目で追いながら応援していましたが、ゴール前彼の脚から「バキッ」という音が聞こえそうなくらいバランスを崩しスピードダウン。僕は一瞬でただごとではない故障だということはわかりました。
中略
でも彼は最後まで偉かった。脚がブラブラになっても、「もう2度とひっくり返らないぞ、ジョッキーを落とさないぞ」と、必死に最後まで走りぬいてくれました。本当に強い馬でした。
どうか皆さん、シゲルスダチを褒めてあげてください。こんな馬がいたことを覚えていてあげてください。
ありがとうスダチ。安らかに…
シゲルスダチ主戦ジョッキー 後藤浩輝
(後藤騎手のFacebook引用)
シゲルスダチだけじゃないです。
どんな名もなき馬だって、そんな姿を見たくはありません。そして残念ですが故障に関係なく命を絶たれる馬もいます。
でもサラブレッドは自ら命を絶つこともできません。
そんな境遇を知ってか知らずか懸命にひたすら走る競争馬を彼は見てきたはずなんですけどね…
判官贔屓ですが岩田の馬を2着に負かしてG1制覇なんてしてくれる日がきてくれたら…なんて思ってましたが…
今日27日はそんな騎手が他界して1年が経つ日…
奇しくも競馬開催日
後藤騎手を偲んだ馬券を買ってみてはいかがでしょうか。
リハビリ中は競馬中継のゲストや競馬のバラエティ番組にも数おーく出ていたので、他の騎手よりも思い入れはありました。
ホントあの時は驚きましたよね。
今でも残念です。
競馬は夢やロマンと語る人もいれば文化、北海道の産業の一面もあります。が、やはり所詮はギャンブル
知らない、やらないにこしたことはないかもしれませんね