よつばさがし

日々の生活日記

~武士の一分~

2006-12-13 17:37:14 | Weblog

(この芋がらの煮物の味は忘れたことがない)と新之丞がひとこと・・・

三村夫婦がどうなるか?・・・
最後の展開はわかっていたはずなのに、加代がそっと茶碗にお湯を注いだ時は、おもわず涙が溢れました。
・・・武士の一分・・・
観終わったあとに、ほっとし穏やかな気持ちになる、後味の良いやさしい映画だったと思います。

最初はやはりスマップのキムタクが、侍の格好をしキムタクの言葉でせりふを言っている・・・期待できないかなぁ~・・・と思いましたが、盲目になり愛する妻を離縁したあと、庭で剣を振る場面以降は、顔の表情や眼が鋭くなり、なかなか素敵でしたよ。
残念なのは、もう少し太っているほうが、着物は似合うのではないかしら??(なんて余計なことを考えながら観てました)

檀れいさんはとっても綺麗で妻加代のイメ-ジにピッタシの人でした。
着物姿もしぐさも美しく、宝塚での経験があるからでしょうか?
可憐で、やさしい、そしてたくましい加代を演じきっていたようです。

中間徳平の笹野高史さんは期待していた通りでした。
三村夫妻の間に入り、狂言回し的な役どころでしたが、とってもいいあじを出していました。
驚いた事に・・・笹野さんの実年齢は58歳なんですって?ビックリです。
そして、叔母さん(桃井かおり)の子供が登場し、おもわず笑ってしまいましたが、あの子役は笹野さんの実子だそうですよ。

その他の脇役の方も、心に残る素晴らしい演技でした。
それぞれにピカッと光っていました。

友達は昔から(いい男)が大好きです。
裕次郎・田村正和・キムタク・・・・等々

今回は彼女が絶対観たいということで、観る事になったのですが、映画の途中から、隣でグスグスし始めました。終って明るいところで彼女の顔をみてみると、眼が真っ赤になっていました。
(キムタクやっぱりいいなぁ~・来てよかったぁ~)
しばらく、感激に浸っているようでした。

山形ロケはしなかったようですが、三村宅の庭の四季の変化とか、決闘場所の赤川の風景は、どこかで眼にしたことのあるような、懐かしさを感じる風景でした。
ちょっと気になったのは、(んだがんす)と言う言葉は庄内弁なのかな?ということです。
庄内は(・・・・の)と最後に(の)がつくはずなのに・・・・
昔は(・・・・・がんす)といっていたんでしょうね?


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日々いい時間を**** (AY)
2006-12-13 18:45:45
話題の映画鑑賞でよかったですね。

言葉もなかなか 地元の人でないと考えるところもありますよね。
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久ぶりに・・・ (よつばさがし)
2006-12-15 12:36:03
こんにちは AYさん

映画は大好きなはず??だったんですが・・・
本当に久ぶりに映画館まで行って観てきました。
洋画しか観ない!!なんて言っていたこともあるのに、最近では、邦画に良い作品が出てきているので、そちらの方に眼がいきます。
字幕を読むのがとっても大変になったことが、おおきいんですけどね。
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