去る2月24日、芝居体験第3回が終わりました。この日は土足禁止だしちょうど良い広さだけど部屋の名前が・・・な「保育室」でした。
それはさておき、今回は2名、前回が3名。
どんどん減っております・・・。
しかし、ちょうど2名で短い会話劇を作りましたので、稀に見る完成度の高いワークショップになりました。
前回内容と同じで、まず最初に身体のことをしましたが、さらに「歩く」という行為を通して、より演技や役作りについて考えられるワークになりました。
また、前回と違うこととして、「スピードの変化」だけでなく、より抽象度は高いけれど、具体性は高い「各年齢時の歩き方」を組み入れました。
「8歳」から初めて「100」歳まで想像して歩いて見るのです。
これに皆さん、少し戸惑いつつむしろ経験したことのあるはずの「若い年齢」ができないようでした。これはおそらくステレオタイプの老人は多いけれど、少年は少ないのでしょうか。
ほんとは大事にしたい「発声」が減ってしまっております・・・。
後半は、去年枚方公園青少年センターでやった、どうとでも取れる関係性のAB二人による短いセリフのやり取りを、演出付きで膨らませました。
普段と異なる関係性にあえて挑戦してもらい、その上で「うん、」と「うん。」の違いとか、「食べてきた」と「食べた」はその前に流れている時間がどのように違うのかなど細かく細かく考えました。
間が本当にうまく使われたとっても素敵な芝居に出来上がりました。
次回は、「この内容をさらに深化させられれば」と思いましたが、はてさて、どうなることやら。
次回は、3月24日土曜日 14時30分から17時 楠葉生涯学習市民センター第4集会室で行います。
ぜひぜひ、お越しください。
Tomo Matsuura
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