空模様

わがまま老女の視野狭窄ときどき日記

お彼岸

2010-03-21 00:05:44 | 日記
墓所回りしてきました
今日は雨が降ると言う事で、午前中から走り回り、妹の墓、私の両親の墓とぐるっと一巡り

妹のとこはお墓のすぐ周りに民家がある。いつもそれが不思議な緊張感を出していた

今日、墓前に花を活け線香をあげて手を合わせていると、

目の前墓の背後にある家の窓がガラッと開いて 

目と目が合った

ドキッ

お婆ちゃんが洗濯物干そうとしているのか、洗濯かごを持って顔を出し、
笑顔で「こんにちわ」

・・・・・・・・・(^^; ハイ コンニチワ

すると、三つ向こうにあるお墓に来られてたご婦人が、それを目に止めて知り合いなのか、おしゃべりが始まり
そのお墓はあなたとどんなご関係?と笑顔で二人に問い詰められて
「そこへ嫁いだ私の妹が死にまして墓参りを10年来続けております」
と説明するのにご高齢なお二人に苦労して、やっとのことで理解され、
「まぁ、お若いのに良くお参り続けてお優しいのですね」と褒められ、挙句の果てには
昔話とご近所の繋がり話に引きずり込まれようとしてしまうし
慌てて「これから私の両親の墓へも行くのでこれで失礼します」と退散した

そこから我が家の墓所へ20分
きれいに墓石を洗いこすり、花を活け、我が家の庭に咲いていた水仙や雪柳をサカキと一緒に入れた
それから墓所周りの草抜き、根のしつこいところはクワで削り、おかげで汗びっしょり

40分以上もウロウロと居ただろうか

隣の墓のもう一つ隣に新しくなった墓があり、見たら今まであった墓石は横に置いてあり
真中に横幅広く低い墓石があってそれには「ありがとう」と大きく書かれたあった
花は寝そべらせるように置く形になり、線香を置く場所が見当たらない
何よりも、どこのお宅の墓なのか名前がない、
さてと、この墓所どこのだったっけ? 忘れたなぁ

こんな墓もあるんだぁ

と、しみじみ  
まぁ、好きずきっちゃぁ そうだろうなぁ

見渡せばここの墓所の半分以上のお墓には新しい花が活けてある
草もきれいに抜かれているとこも多い

まだまだ、先祖を思い通ってくれる親戚が身近にいるとこ多いんだなって感じる
日本の心はまだすたれていないぞ

爺ちゃん婆ちゃん 

山桜が咲く頃に、孫たち連れてまた来るよ 

待っててね

帰り道、雨がポツポツ降ってきた
早く来てよかった