サンパツとお昼ご飯を食べようと言う話になって、
自宅でご飯を炊くか、コンビニで弁当を買ってくるか、または、近くの店に食べに行くか
なんて話になり、
今日は降水確率ゼロ%の最高の秋日和だから、ちょっと足を伸ばしたい、
ついでに萩に魚食べに行きたい と、言うことになり
萩まで1時間20分走りました
走る途中に以前よく行ってた民宿へお昼定食の予約を入れて貰って
そこは船宿で、生簀があり、決して綺麗な民宿ではないけれど、安心して魚料理が食べられるところ
職場のみんなも、家族も何度か来た事があって知っています
生簀の上にはアヒルの家族が住んでいるし、
海の中には「小アジ」がウヨウヨ 釣竿持って来れば良かったと後悔先に立たず
予約してたんで、着いて部屋に入るとすぐに食事が運ばれ、出るわ出るわ、
カナトフグ刺身から、フグのフライ、あわびのお造り、鯛やヒラソ、サケの刺身、ミル貝刺身、イカのお造り、
アマダイ煮付けゲソ添え、シイラ醤油漬け焼き、アジの酢漬け、茶碗蒸し、フグ鍋、イカとキューリのナマス、
あと、何だっけ? 赤だしもあったし、あ、もう二個何の魚かわかんないんだけど、小鉢があってそれが美味しかったんだけど・・・
もう、魚ばかりで・・・・ 好きだけど二人とも
あ、それと冷たい「いとこ煮?」ここで食べるといつも出るんだけど、甘くて透き通った出汁に小豆とシイタケと紅白の団子が入っているの
それがめちゃ美味しくて、最後まで食べるの我慢して食べるの、
お代わりを三回もしたオジさんが昔居たわ知り合いだけど
それから漬物とご飯が出て、その甘夏の寒天寄せ、それと・・・・ああ~忘れた デザート・・・無意識に食べちゃった(^^;
忘れた多すぎて
これでもかと言うほど間髪いれずにどんどん出されて、デジカメするのいつものように忘れた
食べるの忙しくて
数年来なかったこの間にここも様子が変わったようだった
美味しかったけれど微妙に味も以前と変わった気がするし、メニューも田舎の料理の良さが消えた気もした
ここのご主人昨年病気で亡くなられ、古くから居た仲居のオバちゃんも高齢になり娘さんが連れて帰った
いつも食事時間になると、この宿の庭に出てきていた「タヌキ」も「ウリ坊」も今では現れなくなったらしい
今度は小あじを釣るのに、一泊二食8千円で竿持ってきて、朝夕方釣り、朝方帰るのも良いなとかお喋りしながら帰る
久々の萩の海が綺麗で揺らめく水面がやわらかく、なんと心地よい場所なんだろうと、
食後しばらく窓から眺めていた
マリーナは陸揚げしている船の数もすっかり減ってしまっている
海で遊ぶ事は精神的にも経済的にも生活に余裕がないと出来ないから、今のように長く冷え込んだ経済状態では、
船も持てないだろうし、こうして週末の休みに船を動かさなくても、マリーナで船掃除して遊ぶとか
そんな人は居なくなってしまったのだろう
衰退していく町がここにもあるような気がした
若者が働く場所がここには無いのだとこの町の若い知り合いが言っていたけど
そうなんだろうね
けど、私たちは癒されたよ 帰りの運転手は飲めない私 でも久々に楽しかった