生物の多様性について深く考えたことが無かった。
自然に対して自分に出来ることなんてたかが知れていて、やればやるほど虚しくもなる地道な行為だなんて思ったりもした。
エコロジーについて多くの人に語り世界中を駆け回る活動家達を尊敬しながらも、距離感を覚え、消極的になる私。
でも地球からの声が気になる。
日々、海を見ながら色々考えてしまう。
この地球の自然は人の手によって破壊され、生物の多様性は凄いスピードで奪われていく。
私達が生きていくのに不可欠な酸素は、植物によって生み出される。
様々な生き物が植物の栄養となり、その植物が様々な生き物の栄養となる。
この世は色々な生き物とつながりながら、お互いを保ち合っている。
何かが欠けると、自然のバランスが崩れ、お互いに悪い影響を与える。
虫や微生物など…必要と思われていない小さな物が、実はとても美しいバランスを生み出していることが多い。
私達はそれを無視しすぎて、自然への感謝の念を忘れ、人の未来に大きなツケを残した。
もう遅いと言われいる。もうどうしようも無いぐらい地球は環境破壊に蝕われていくと言われている。
ある日、鎌倉でアンニャライトさんの「とべ、クリキンディ」というハチドリ物語の歌を聞いた。
アンニャさんは、もう遅いと言われている「美しい環境を未来に残す事」は、ひょっとしたら間に合うかも知れない。と伝える。私達が急げば間に合うかも知れないと言う。
エクアドルで語り継がれている物語をアンニャさんがアコースティックギターと共に歌に乗せる。
こんな物語。
森が燃えていました。
森の生きものたちは、われ先にと逃げていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり 口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます。
他の動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」とあざけ笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」
そう言って、小さな口ばしで水を運び続けるのです。
♪とべ とべ クリキンディ
とべ とべ クリキンディ
とべ とべ クリキンディ
とべ とべ
わたしは 私にできること
火を消すための ひとしずく
いのちのための ひとしずく♪
これを聞いて心が震えた。
私にできることは何?
人にどう思われても、私がこの世の為に出来ることをするのが、私の生きるということ。
「クリキンディのように飛びたい。」と思ったのでした。
つづく
自然に対して自分に出来ることなんてたかが知れていて、やればやるほど虚しくもなる地道な行為だなんて思ったりもした。
エコロジーについて多くの人に語り世界中を駆け回る活動家達を尊敬しながらも、距離感を覚え、消極的になる私。
でも地球からの声が気になる。
日々、海を見ながら色々考えてしまう。
この地球の自然は人の手によって破壊され、生物の多様性は凄いスピードで奪われていく。
私達が生きていくのに不可欠な酸素は、植物によって生み出される。
様々な生き物が植物の栄養となり、その植物が様々な生き物の栄養となる。
この世は色々な生き物とつながりながら、お互いを保ち合っている。
何かが欠けると、自然のバランスが崩れ、お互いに悪い影響を与える。
虫や微生物など…必要と思われていない小さな物が、実はとても美しいバランスを生み出していることが多い。
私達はそれを無視しすぎて、自然への感謝の念を忘れ、人の未来に大きなツケを残した。
もう遅いと言われいる。もうどうしようも無いぐらい地球は環境破壊に蝕われていくと言われている。
ある日、鎌倉でアンニャライトさんの「とべ、クリキンディ」というハチドリ物語の歌を聞いた。
アンニャさんは、もう遅いと言われている「美しい環境を未来に残す事」は、ひょっとしたら間に合うかも知れない。と伝える。私達が急げば間に合うかも知れないと言う。
エクアドルで語り継がれている物語をアンニャさんがアコースティックギターと共に歌に乗せる。
こんな物語。
森が燃えていました。
森の生きものたちは、われ先にと逃げていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり 口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます。
他の動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」とあざけ笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」
そう言って、小さな口ばしで水を運び続けるのです。
♪とべ とべ クリキンディ
とべ とべ クリキンディ
とべ とべ クリキンディ
とべ とべ
わたしは 私にできること
火を消すための ひとしずく
いのちのための ひとしずく♪
これを聞いて心が震えた。
私にできることは何?
人にどう思われても、私がこの世の為に出来ることをするのが、私の生きるということ。
「クリキンディのように飛びたい。」と思ったのでした。
つづく