宮古島の要塞化に反対する会

沖縄戦を繰り返すな!宮古島をはじめとする、琉球弧の軍事要塞化、自衛隊配備に反対します。

宮古島からの報告24・9・10

2024-09-11 19:39:59 | 情勢

9月7日の戎橋街宣 - 宮古島の要塞化に反対する会 で紹介した、「9/10琉球弧を戦場にするな!上映会」に駆けつけてくださった清水早子さんから、宮古島からの報告を受けました…簡単に紹介します。

・陸上自衛隊のミサイル部隊の配備は終了したが、こんどは「電子戦部隊」が24年度中にやってくる。千代田駐屯地の隣に用地を取得して進めていく。また基地内には「レンジャー訓練棟」やヘリパッドになるグラウンドも整備中である。一度、基地を認めると後からどんどん拡大されていく。
・野原の空自基地と千代田駐屯地を結ぶ通信ケーブルの埋設工事の準備として、道路の磁気探査が進められている。
・保良(ぼら)には3棟目の弾薬庫建設が進められている。長い鋼管杭を打ち込んで、基礎地盤を固めている。
・上野新里にある球体のレーダー、いつのまにか5基もできることに…民間の事業で、GPS衛星の管制局でありスマホに位置情報を送ることもするが、衛星にはアメリカの監視センサーが搭載されており、アメリカにも情報を提供している。このシステムが「極超音速滑空弾」の誘導に使われるとされており、民間の事業を装った軍事施設である。
・3000mの滑走路を持つ下地島空港の軍事使用が最終的に狙われている。
・波照間島・多良間島の空港も軍事利用を狙っている。石垣島と両島を結んでいるのは「第一航空」という大阪・八尾に拠点がある会社である。
・2024年1月9日、陸上自衛隊幕僚副長ら数十人が集団で靖国神社を参拝した翌日10日、陸自宮古島駐屯地の警備隊長ら約20人が公用車などで宮古神社を参拝していた…宮古島駐屯地へ抗議!
・2023年4月、陸自のヘリコプターUH60JA(ブラックホーク)が墜落し、第8師団幹部ら10名がなくなった事故から1年、宮古島駐屯地の御嶽のそばに「黒鷹の勇士」と刻銘された慰霊碑が建てられた。事故の犠牲者を「勇士」とたたえて英霊視することと、死を忌避する御嶽のそばに「死」を祈念する慰霊碑を置くなぞありえないこと…これも宮古島駐屯地に抗議した。
・宮古島各地の「成人祝い」の集合写真を集めて市の広報誌2月号の表紙になっていたが、基地のある地域の集合写真では背後に「天皇家の菊の紋章」が入った「旭日旗」が飾れれていた…宮古島市に抗議!
・宮古島の久松島民祭では、地元に自衛隊誘致の議員がいる。そこでは自衛隊車両の展示が行われた。
・石垣島では「海神祭」ハーリー競漕に自衛隊員が「公務」として参加している…「漕舟訓練」「洋上訓練」だそうな…宮古島ではそれを許さない声明を出し、会見を行った。
・全国で問題になっているPFAS汚染…沖縄では基地からの汚染が深刻な状況である。

なお、11月24日(日)に国労会館で「琉球弧を戦場にするな!上映会」が行われるということで、清水さんもそこでたっぷり時間をとって話をされる予定だそうです。



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