宮古島の要塞化に反対する会

沖縄戦を繰り返すな!宮古島をはじめとする、琉球弧の軍事要塞化、自衛隊配備に反対します。

第9回戎橋街宣と新しいチラシ

2023-07-01 21:22:18 | 行動報告

 7月1日、定例の戎橋街宣ですが、あいにくの雨…
 チラシが濡れ、受取も悪いため、30分程度で切り上げました。




 チラシを新しくしました…水色から黄緑基調のものにしました。

 インバウンドさんが多いので、英語で
 NO WAR! NO BASE! NO MISSILE!と書きました。
 左側、折り裏面は、以下の通りです。

 ウクライナでの戦争も口実に「安全保障を取り巻く環境が厳しくなった」として”中国の脅威”が叫ばれ、東アジアでは台湾危機が煽られています。日本政府は「台湾有事は日本有事」と位置づけ。中国の軍艦、船舶を封じ込めるため、自衛隊のミサイル部隊を琉球弧の島々…与那国島、石垣島、宮古島、奄美大島、馬毛島に配備し、「辺野古新基地建設」を始めとする米軍基地の再編を進めています。また岸田首相は「防衛関連3文書」を改訂し、専守防衛を捨てて「敵基地攻撃能力」を保有することで相手が攻撃する前に敵の基地や中枢をたたく「先制攻撃」を行うことができるとしています。今配備されているミサイルの射程は100㎞程度ですが、「敵基地攻撃能力」を持てば射程500~1000㎞の相手国を攻撃できるミサイルが配備されるでしょう。
 しかし、こうした島々の軍事要塞化は、そこに住む人びとの意向を無視し、生活を踏みにじりながら進められているのです。駐屯地や弾薬庫を建設することで、山が削られ、田畑や森がつぶされ、地下水までもが汚染されるのです。平時でも日米の軍隊が共同訓練、演習を実施し、我が物顔で迷彩の車両や軍人が街や集落を通行します。そして戦争となれば島々は標的となり、ミサイルや爆弾が雨あられのように降って来ます。狭い島が戦場になれば、住民は逃げることができません。「日本を守る」ため、再び「沖縄戦」が繰り返されるのです。このような状況が「本土」に住む私たちの無関心の下に、進められ、押し付けられています。
 宮古島の隣、石垣島には3月16日に新たな駐屯地が開設され、一二式地対艦ミサイルなどが島に運び込まれました。宮古島では、4月6日に陸上自衛隊のヘリコプターが墜落し、熊本の第八師団長ら幹部を含む10名が犠牲になる事故が発生しています。いつ宮古島が戦場になっても対応するため、幹部が率先して宮古島を視察しているのです。

 私たちは昨年6月、わずか3日間ではありますが宮古島でフィールドワークを行い、改めて宮古島で軍事要塞化が進行していることを確認するとともに、これに抵抗し、声を上げ続けている市民と交流してきました。島々の軍事要塞化を止めるたたかいを、自らの手で行わなければならないことを確認しました。
 私たちは声を上げ、多くの人に呼びかけます。
 私たちとともに、宮古島のひとたちとともに、島々の軍事要塞化を止めましょう!そのためのたたかいに決起しましょう!

 折の中身は前回とほとんど変わりません。



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