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積ん読のたぐいで長く放置していることが懸案だった鈴木牧之の「秋山紀行 現代語訳」(恒文社)をようやく読了。「秋山」は新潟県と長野県にまたがる「秋山郷」のことで、牧之が著したのはおよそ200年前。ところが、ご当地には80歳超が珍しくないばかりか、98歳で天寿をまっとうした人もいたと伝える「ルポルタージュ」。今からだと想像を絶する質素な暮らしを伝える書だけにビックリするほかありません。訳と解説を手がけた磯部定治さんに感謝‼️
〈9月23日追記〉
目についた「神君家康公」という記述からは、牧之の時代からさかのぼること200年以上前に江戸幕府を開いた徳川家康へのリスペクト、家康の威光が感じられました。
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