情熱のコーチ

頑張れ!未来ある子供たち!

地獄の100本キャッチ

2010年09月15日 23時46分35秒 | ブログ

先日の記事にも書きましたが、  キャッチ出来るチームは試合を制す。 自分の頭の中には、常にこの言葉があります。しかしながら、自分の指導力が無いが為になかなかうちのチームはキャッチングがうまくなりません。

そんなわけで、先日の練習から100本キャッチをやろうということになりました。もちろんキャッチする本人が1番大変ですが、投げる人もボールを拾う人も、周りで勇気ずける人もみんな大変です。アタックする人が15人居るとすれば、キャッチする人は当然自分ひとりなので15対1です。しかも後ろに下がれないように壁に張り付いて立ちます。助走をつけて目の前6メートルのところから思い切って投げ込んでくるアタックを100本捕ります。大人やOBも投げるのですからそれはそれは小学生には怖いはずです。 途中で休みなどあるわけがありません。顔にボールが当たろうが、鼻血が出ようが容赦なしです。(鼻血が出た時は処置はします) 恐怖感と異常な疲れ、孤独感と遠ざかる励ましの声。誰もやめていいよとは言ってくれません。最後までヤルしかないんです(苦) 父兄さんの中にも、我が子が可哀想で(もうやめて下さい)と言いたい人もいると思います。 ですが・・・今途中で止めるよりも、泣きながら、鼻血を出しながらも頑張ってボールに向かっていく我が子を見てやって欲しいです! そして最後までやり遂げた我が子を抱き締めて、(よく頑張れたよ)って思い切り誉めてあげて下さい。 そうする事によって、達成感が身に付き、必ず自信に繋がるんです。その自信がナイスキャッチに繋がるんです。 月曜日の練習でも2人の選手が泣きながら、鼻血を出しながらやり遂げました!自分が経験すると、辛さや怖さが分かっているので、自然と次にやっている選手のすぐ近く迄行って、大声で励まし、応援をします。そうです、それがチームワークです(笑) いつでもどんな時でも、あの辛さと、仲間を励まし続けたあの声と気持ちを、これからも忘れないで欲しいと思います。