北九州市若松区の有毛(ありげ)に、有毛のひまわり畑があります。
このひまわり畑は、大きな特徴があります。
地元の方たちが観賞用ではなく、畑の肥料にするために植えています。
そのため、ひまわりの植える時期や開花予告もなく開花後は刈り取り、土に戻す作業が行われます。
こうした自然の生活の中で、素晴らしいひまわりによる田園風景が出来上がります。
ひまわりが咲く頃に、傍を通る国道を走り抜け、ひまわりの咲く景色を確認し
日を改めて見に来ています。
響灘に続く道
ひまわり畑を抜けると響灘の海に抜けます。
遠くまで畑という畑はひまわりによる黄色一色です。
ひまわりとヤシの木
ヤシの木がひまわり畑を引き立ています。
ひまわり畑をヤシの木と電信柱が囲んでいました。
電信柱は、国道495号で道路の随所にひまわりが見受けられ、ひまわり通と名付けてもおかしくない気がします。
真っ青な空にひまわりとヤシの木が似合いました。
ひまわりとぽっかり浮かんだ白い雲
ひまわり畑をバックに元気いっぱいのひまわり
暑い日の昼前に撮影しました。
歩く範囲は少なく、周囲を見渡すと絵になる光景に包まれて最高でした。
福岡県芦屋町の夏井ヶ浜には真白きハマユウが自生しています。
夏井ヶ浜のハマユウは、福岡県の指定天然自然物で九州ではここ夏井ヶ浜が自生の北限に当たっています。
別名「浜おもと」ともいい南方の原産で、海流により日本へ運ばれたといわれています。
ハマユウは芦屋町の町花でもあり、町を象徴する植物です。
ハマユウ自生地と響灘の青い海
白いハマユウと青い響灘
ハマユウと青い空と白い雲
白いハマユウとオレンジ色のオニユリ
夏井ヶ浜海岸と水平線
浜辺で戯れている子どもたちは白い波を楽しんでいるのかな。
ハマユウ観光道路と夏井ヶ浜海岸
ハマユウの自生地に立って、響灘の青い海と広い海を見渡すと、
島崎藤村作詞の唱歌「ヤシの実」の歌が脳裏に浮かびます。
椰子の実をハマユウに置き換え、海岸から見る光景は
「名も知らぬ遠き島より流れ着く・・・」と重なります。
福岡県直方市にある福智山ろく花公園に、ユリや紫陽花を始めとした花たちと
深い緑に包まれ癒やされる散策道があります。
この公園は、かってはユリの自生地でその時の自生地の姿をできるだけ残して公園を造ったと聞いたことがあります。
公園内を散策するたびにそのことが感じられる素敵な公園です。
散策した順に見つかった花たちや癒やしの場所を載せました。
森の入口に咲くアガパンサス
梅雨のさなかに出会うと爽やかにしてくれる夏に合う花です。
テーブルとチェアー
休息はまさに癒やしです、緑に包まれて一息入れたくなりました。
クレオメ(風蝶草)
ネコノヒゲによく似た花です、可愛いですね。
ヤマユリ
薄暗い森の中で一輪咲いていました。
森の中の東屋
森林浴ができそうです。
木々に覆われた木製橋
福智山と紫陽花が迎える散歩道
紫陽花と煙の木
東屋へ続く坂道、道の脇には紫陽花と煙の木が迎えます。
公園スタッフが造った西洋で変化を遂げたユリ畑のユリ
この公園は、ヤマユリを初め殆どが日本古来のユリですが、
一部西洋で艶やかに変化したユリが特別にエリアを設けて花が咲いていました。
紅筋ヤマユリ
ヤマユリと紫陽花
森の薄暗い中で浮き上がるように見えました。
紫陽花の小道
たくさんの紫陽花の中を小道が走っています。
薄紫と白のユリです。
木漏れ日を浴びるヤマユリ
森に囲まれた大花壇
季節に応じて花が変わります。
見ごたえがたっぷりあります。
紅葉庵
来るたびに一度はここに座り、癒やされています。
園内を散策しながら日本古来のユリが散策路の脇に咲き、紫陽花が出迎えてくれました。
ユリは、ヤマユリを始めとする日本古来のユリと、西洋で艶やかに生まれ変わった西洋帰りのユリがありますが、
この公園のような雰囲気の中ではヤマユリのような日本古来のユリが似合い、
東屋も紫陽花もよく雰囲気に溶け込んで素敵でした。
福岡県直方市にある福智山ろく花公園は森がありその中を小さな滝から始まる小川が流れていて、
最後は古池に流れ着きます。
その小川に沿って森を抜ける涼し気な風を身体に受けながら下記の場所を巡りながら散策しました。
①小川が始まる小滝と鮮やかな紫陽花
②小川に流れ込む堰
艶やかな紫陽花が集まっていました。
③森の中を流れこむ小川
④茶屋前の池の睡蓮と紫陽花
最初に目に入ったときは静かに浮かぶ睡蓮と水に浮かぶ鮮やかな紫陽花の美しさに驚きました。
⑤森の中を流れる小川と石橋
小さな石橋も良い雰囲気を醸し出していました。
⑥小川が流れ込む古池
⑦古池の対岸から見た幻想的な雰囲気
古池の周囲は竹林が占め、古池に映り込んで幻想的でした。
この日は、35℃の猛暑日でとても暑い日でした。
森の中の小川や池のそばは目から入る涼し気な光景と風も有り暑さを忘れました。
山口県宇部市にあるときわ公園内のしょうぶ苑はとても素敵です。
しょうぶ苑内の古民家風東屋、中央部にある石塔、少し離れたところにある真っ白な吊り橋が
様々な色の花菖蒲と素敵なコラボが生まれていました。
しょうぶ苑を囲む森の外から見るしょうぶ苑はうまくできた箱庭のように感じました。
菖蒲苑入口
奥に菖蒲園が広がります。
箱庭のような菖蒲苑全景
常磐池、白い吊り橋、古民家風の東屋、花菖蒲、睡蓮池と様々な箱庭に必要なアイテムが揃っています。
東屋と吊り橋と花菖蒲
紫陽花と花菖蒲
花菖蒲と石塔
石塔の姿が風景に溶け込んで素敵でした。
古民家風東屋と白い吊り橋
白い吊り橋は白鳥大橋といいます、かってたくさんの白鳥が住んでいたのですが鳥インフルが発生、全て殺処分されました。
睡蓮池に咲く睡蓮
古民家風東屋と石塔と花菖蒲
白い吊り橋と花菖蒲
花菖蒲が咲く頃になると、毎年この菖蒲園に来ます。
自宅から車で行き来するまでの間、気持ちが優しくなります。
懐かしい場所や思い出がある場所を見ながら、ドライブできるからです。
菖蒲園に着くと、素敵なしょうぶ苑が私の気持ちを豊かにしてくれます、
その場所の近くに50年前に数年間住んでいて、風景もあまり変わらず、
お世話になった方々が思い出の中で生きています。
このときも、とても気持ちがやすらぎの中で優しい気持ちになります。
この日は一日至福の時の中で過ごすことができました。