今回の京都・同窓会に行くにあたり出来たら逢いたい人等が二つありました。
その一つが、京都で学生時代に家庭教師をしていたMちゃんに会うことでした。本当はそのお母さんにもお会いしたかったけど、体調が悪くそれは叶わなかったのが残念!でも教え子(何を教えてたって?)駅前のホテルで立派にマネージャーになり、おまけに中華を御馳走してくれました、感激!
それから、もう一つの場所。今7月6日まで相国寺承天閣美術館で開催中の、山口伊太郎遺作展「源氏物語錦織絵巻」を見に行くことでした。
朝、伊豆の田舎に住んでると(ふつうはあまり田舎意識はなかったけど)、富戸駅で京都まで新幹線の乗車券位買えるでしょうと思ったのに、ここでは京都までは売れないので、とりあえず熱海で買ってくれとのこと。「えーっ?」と思ったけど仕方ない、とりあえず熱海で新幹線に乗り継ごうとしたが、おっとー、土曜日の熱海はどっこい人の波、しっかり調べた電車の乗り継ぎ5分の乗り換え時間が、いかに無謀なことだったか思い知らされました。次に一番早い新幹線は「ひかり~号」40分後です。げぇー、でも再確認したがそれしかない。この時点で、私の最初の計画に不安が漂い始めていました。
でも気を取り直して、Mちゃんにメールをし、大丈夫ですよの言葉に、ほっとしたー。でも、受難はまだあった、新幹線の自由席がいっぱい、立ってるぞー。
がんばって車内なかほど立って新聞でも読もう、名古屋くらいではすわれるかな~と思ったら、ラッキー、その横の女性が次の静岡で降りてくれたよ~!!
そうやって、Mちゃんの歓待も受け懐かしい話をし、去りがたいが別れを告げ、源氏物語錦織絵巻を見に出かけたのでした。
タクシーの運ちゃんがいってました、「普段、相国時はんはなかなか中を見せてくれはりしません!今日は開いてますねー、美術館」よかった。
2年前にNHKで見た時から一度見てみたかった、山口伊太郎さんが37年かけて作られた作品、残念ながら昨年105歳で亡くなられたそうだ。
近くで見ていた京都の織物をやってるらしい人の感想でさえ、この縦糸はともかく横糸がなあとかおっしゃってた!
膨大な展示物、文字まで織っているとは信じがたい、色の素晴らしさ、すごかった。ぜひ皆さんも必見物ですよ!!
当然ながら、展示物は写真は撮れません!せめてポスターとはがきを載せてみました。