20051215
今日は支店の課長以上の5人で忘年会の予定でしたが、私の連日の飲み会の疲れを心配してか、そのうち3人(私を含む)は昨日も遅くまで一緒に飲んでいたこともあり、誰から言い出すでもなく日延べをすることにしました。後の2人はもともと酒はダメで喰う方が専門なんで、すんなりと日延べが決定しました。
こんな日ぐらい休肝日にすればいいのに、グラスを片手にパソコンに向かっています。つまり今日も酔っています。「今日は久しぶりに酔っぱらって帰ってきませんでした」というのが正解ですね。
さて、寒い日が続いていますね。私の支店はビルの中にあって、賃貸なのですが、昨今流行のウォームビズを実践していまして、支店の私の部屋兼応接室は空調が効かず、まるで冷蔵庫の中ようです。
取引先が入ってくるなり、「寒いね!この部屋」とほとんどの人が言います。小型電気ストーブを置いているのですが、全く効果なし。こうなるとビルで使用を禁止されている石油ファンヒーターぐらいしか効果が無く、そこでビルのオーナーに理論武装をして掛け合うべく、ネットで関連法規を調べ、実際の温度を測って観ることにしました。ところが近くに温度計を売っているところがない。帰りにいくつかの店を当たったのですが、高価な温度計はあるのですが、普通の温度計(昔ながらの温度計)は置いていない。
もしやと思って「ダイソー」に足を運んでみると、100円で何種類もゴロゴロ転がっていました。
やっぱりダイソーは凄い
051216
今日もブログがしたくて、飲み会をキャンセルして帰ってきました。しかし、またグラスを片手にキーボードをたたいています。つまり酔っています。
最近は支店長も大変です。コンプライアンスがやかましくなって、コンプライアンスの意味が増幅されて、コンプライアンスに振り回されています。
コンプライアンスとは、もともと法令遵守という意味ですが、最近ではその意味を超えて、社内規則の遵守、倫理観の遵守といった広い意味に使われるようになりました。それそのものは正しいことで、全く意義を唱えるつもりはありません。しかし、それとともに行員の権利意識が高まり、私の大嫌いな言葉「滅私奉公」なんて言葉は死語になりました。それはそれで良いことだと思うのです。しかし一人の社会人として、権利と同じように大切にしなければいけない責任や義務までが死語になりつつあるのではないかと悲しく思います。また組織の中で働いているんだという意識に乏しい人も年を追う毎に増えてきました。責任や義務についての話はたくさんありますが、その話は先に譲るとして、今日は「君たちは組織の中で働いているんだ!」という話をします。といっても、酔っぱらっているから大した話ではありません。
昨日、私の支店は寒いという話をしました。その続き・・・・。今日の話。
実は私の支店にはビルの空調とは別に大型の空調機が一台あるのですが、クールビズのおかげでビルの冷暖房がほとんど機能していないので、この空調機がロビーを含めた営業室内の冷暖房を賄っています。 一台で大きな営業室内を暖めたり冷やしたりすること自体が問題なのですが、これまではビルの空調と補完しあって、さほど問題にはなりませんでした。
ところがこのビルが、今年の夏のクールビズに引き続き、この冬もウォームビズを実施したものですから、実質的にこの空調機一台で頑張ってもらうことになりました。
長い前置きになりましたが、これからが本題です。
この空調機の右端の奥に私の席と私の部屋兼応接室があります。お客様のいるロビーは右前方の奥にあります。当然、お客様優先ですから、右前方奥に向かって空調機の風を流します。
これが問題を引き起こしているのです。とりあえず私の席が寒いのは、我慢します。お客様優先ですから・・・・。
ロビーは右前方奥にあるので、ローピーを17度から20度の適温にしようと思ったら、手前の営業室は20度を超えます。
私の運転手さん(私が外に出ないときは、ロビー近くの机に座って時々ロビーに出ています)が、
「支店長、ロビーが寒すぎですよ」と言って来ました。
「どうして? 暖房がきれとるト(暖房が切れているの)」と、寒さに鈍感になった私が言いました。
「はい」
「点ければ、よかろうモ(良いじゃないか)」
「いや、Aさん(ベテラン女子行員)が暑くてタマランと言わっしゃるので(我慢ができないと言われるので)、切りました」
「点けてヨカくさ(点けて良いよ)。点けんネ(点けなさい)」
少しして、Aさんが、
「暑くて、目が痛くなった」と言いながら、私の前を通り過ぎていきました。
それから暫くすると、また寒くなりました。今度は私の横の席に座っている副支店長が、
「寒いですね」と言うのです。
「さっきAさんが暑いと言って、暖房を消していたから、また点けさせたけどね」
「いや、さっき(先ほど)、Aさんが自分で切っていました」
(カチ~ン!)
「ヨカけん。点けんネ!」
それから、また暫く経って、
「支店長!私、暑くて気分が悪くなりそうです」と黒のニットのハイネックセーターを着て、黒のニットのカーディガンを着て、黒の厚手のパンツをはいた彼女が言うのです。たぶん下着もババシャツとババパンツをはいているのだと思います。
「ほんとォ!私は寒くて気分が悪くなりそうだけどネ!!!」
といって、これ以上彼女と話しているとブチ着れてしまいそうで、私は席を立ちました。
ホントにダメな支店長ですね。