幸希子の『あのね』

小学生のとき『先生、あのね』という冊子を担任の先生とやり取りした記憶があります。『あのね』で始まる気づきを綴ります。

台風1号発生もコロナ解除も

2020年05月15日 | つぶやき
 新型コロナ感染拡大防止と感染者の方のなかに有名人の死亡報道がなされる今年の春は、いろんな意味で、四季がある国「日本」にとって、異常なものとなった。
既に台風1号が発生し、GWも駆け足で過ぎ去り、連日コロナ関係のニュースかリモート放送ではめ込み画像があたりまえのバラエティ番組、再放送しているドラマ枠、、、。
 黄砂が激しくなって目がかゆく、鼻炎もひどくなってマスクをしていても咳きこみたい喉の不快感があるのに、周りの方の目が気になって咳を我慢すると、なんかもっと喉がきつくなってきて咳が思わずひどく出てしまう(笑)
 確実に夏がやってくる。外出自粛の弊害で、ついつい自然の移り変わりを見逃しがちではあるけれど、ベランダに干した洗濯物にはカメムシがいっぱいくっついてるし、屋外に停めた車の屋根や窓は黄色くくすんでいるし、家の中でも室温がどんどん高くなっていて、ついに全身用UVカットのクリームの出番がやってきた。

 今日、正式に39県で緊急事態宣言が解除された。徐々に人の往来が戻る商店街や百貨店、いわゆる「繁華街」。もともと自粛下にあっても公共交通機関は動いていた駅の利用者も確実に増えていき、電車やホームの3蜜回避は難しくなるだろう。
 知人の娘さんが5月中に里帰り出産をされた。当初、夫の立会出産を予約されていたが、県をまたいでの移動かなわず知人である「母」が立ち会うことになり、緊急事態宣言発出後は妊婦本人以外の病院内への立ち入りが禁止となった。娘さんは初産でありとても不安だったろう。でも退院するまで誰にも家族に会えなかった。
やっと実家に帰宅し、知人もホッとしたという。けれども母子ともに元気に退院したとはいえ、産後、赤ちゃんになにかしら変化があったとき、小児科へつれていきたくてもコロナ禍で病院がしまっていたり、そもそも連れていくべきなのか?そこから迷ってしまって、心配と不安だけが大きくなり、出産後回復期にある娘さんは、通常のお産のあとの人より多分とても疲労蓄積したであろうと思う。
 娘の友達は、現役の看護師で予定日が夏。看護師の出勤は不要不急の外出には当たらず、むしろこんな折だからこそ妊婦であっても休まず来てほしいと望まれる。いや、拒否すらできないらしい。自宅で子どもも夫も家にいるから3食用意しないといけなくてそれはそれで大変だと嘆く主婦の方もおられる。
 今回の感染病で、日本国内だけでみても、もっと早くから整備しておけばこんなことになってないんじゃないか?と思われることも実証された。テレワーク、オンライン授業、オンラインショッピング、マイナンバーカードによる様々な手続きのオンライン化。こんな大変なときに、ネット詐欺が横行することも、これまた信じがたい人間の悪行だけれど、結局、マイナンバー制度だけ進めてそれを利用する際のリスクに対する罰則やセキュリティや「パスワードの必要性」を周知徹底してこなかった行政、言われるがままに制度利用を申請し利用方法を理解していなかった国民、みんな、のんびりしすぎていたんじゃないのかな。
 マイナンバーカードは持っているけれど、オンライン申請のやり方がわからなくて行政窓口に申請に行く人で窓口があふれ、何時間も待たされた人たちがニュースになっていた。窓口の裏では、行政側の人が二人一組で申請内容にまちがいがないか、ダブルチェックをするためにマスク装着で3蜜の中、何時間も業務にあたっておられる映像が流れていた。なにやってんだか・・・・と、悲しくなってしまった。


 いずれにせよ、自粛要請解除していくだろうと祈るのみである。ウィルスそのものはなくならないし、また封じ込めたといっても姿かたち(遺伝子)を変えて新たな脅威はまた出てくるはず。大阪府知事のおっしゃるとおり、防衛から共存へとシフト変更するときがきた、と思う。
 一部解除になった今からも、一人ひとりの慎重な行動が求められる。
無責任に生きることは恥だと、誰もが分かったはずだから、きっとこれからは意識のレベルアップされた人が増えていくはず。
 人間は地球、自然、ひいては大いなる存在に生かされているのだ。
命があることに感謝して生きていかなくては。


♡♡♡『あのね』♡♡♡
自粛生活を楽しもうと、世界中の人々が動画をあげたり、オンライン仲間でひとつの作品を作っていく楽しさを伝えたりしている。
医療従事者の方へ感謝の意を伝える動きもあるね。
みんなが、なにかしらストレスを感じ、不安もあって、いつもと同じように生活できないことに不便を感じている。
だからこそ、孤立したり、外界の情報を遮断したりせず、いま自分になにができるか、自分が行動したことで誰に影響が及ぶか、考える時間にしたいよね。
やさしさって何だろう? それを考えてみようよ。








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