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子育てが終わり、娘が嫁ぎ、独り身のわたしは、自分の両親と3人で暮らしている。
それぞれ、長年にわたって住んでいた家から、3人で暮らせるところに転居したのは、2016年の末頃だから、それなりの生活リズムがよくもわるくも決まってきた。
誰が一番にお風呂に入るか、食事は何時にするか。ゴミ出しは誰がするか。
子ども時代に家族として当たり前に暮らしていたメンバーなのに、いざ、大人になって再び同居暮らしをするというのは、二人暮らしをしていた両親にとっても、一人気ままに暮らしていたわたしにとっても、思っていた以上に大変。
また、おのおの相応に年齢にふさわしく「老い」て、家族みんなが健康で元気というわけではないから、十数年前には当たり前にやれたことが出来なかったりする。
父にとっては、娘であるわたしは「いくつになっても我が子」だし、母にとっては、大人の孫もいるわたしを友人知人に等しい存在に感じるときもあるのかもしれない。
お風呂上り、バスタオルを巻いただけで家の中を歩き回る父に、今のわたしは「やめて~~」と叫ぶし、母が外出するとき、ヘアスタイルが決まらず困っている姿を見ればドライヤーやヘアスプレーでヘアアレンジをセットするのはわたしだし、3人の中でもっとも潔癖症気味なのはわたしであるがゆえに、床や天井のほこりとか汚れが気になったり換気扇やフィルターの掃除、洗濯槽や浴室浴槽の掃除、トイレ掃除等、いつしかわたしが担当者になっている。そこはそれでいいんだよ、もちろん。
ただ、困っているというか、ストレスになっているのは、両親ともに加齢で耳が遠くなり、物忘れが多くなり、ガスコンロなどはタイマー式のものにしたし浴室暖房なども付けたし、安心安全な暮らしを確保しているつもりでも、肝心の「タイマーセット」を忘れててヤカンがシュンシュンと沸騰していたり、お湯が沸いたまま紅茶を入れることを忘れていたり、お湯はりスイッチ押したのに浴槽の蓋を開ければ空になっていたり(栓がちゃんと閉まってなかったんだと思う)、部屋やトイレの電灯が点いたままとか色々、わたしが一人で暮らしているときには起こらない出来事にでくわすと、心配と不安でついつい小言をいってしまい、親からはうるさがられている(苦笑)。
これって、多くの場合、わたし世代の人たちは、パートナーと暮らしている住まいに、年老いた親を迎え入れて暮らすケースが圧倒的に見受けられるのではないかと思うんだけど、わたしの場合、長男であった弟が若くして数年前に亡くなったため突然ひとりっ娘になった自分が親の老後をみるポジションになったこと、わたし自身シングルマザーで子育てを卒業した身だからマイルールを既に持っていたのに両親が用意してくれた住居に「いっせーのーで!!!」で同居することになったという経緯、がお互いにとってストレスを大きくしているのではないかと考えている。
そんな暮らしのなかで、心がけていることは、
「今日のもめごと、憤り、イライラした気持ちを翌日に持ち越さない」
と同居するときに約束し、毎日が「おはよう」で始まり「おやすみ」でおわるようにしようと3人で決めた、それらを守るよう全員が努力していることだ。
そして、両親は、お互いの気持ちの中で生まれた感情やわたしへの苦情などを二人の間で話していることで、これまでとあまり変わらない関係性を保っているだろう。
だけど、わたしは、かなり両親に対して心配りし、不快にさせないよう気を付け、ある種の我慢はしなくてはならないこととして受け止め、結構つかれることも残念ながら無いとは言えない・・・
あ、またトイレのドアあいてるし、電灯も消してないっ!
誰だ、洗濯機に入れる衣類のポケットにティシュ入れたままにした人!!
返事はちゃんと返ってくるけど、二人とも耳が遠くて聞こえてないしっ!!!
を筆頭に、ご飯が柔らかめの炊き上がりとか、冷暖房の設定温度とか、テレビをつけると大音量でビックリするとか(笑)・・・
言い出すととまらなくなるから、このへんでやめとこう。
『あのね』~~~
どうしても、イライラや不平不満がつのって、しんどくなったらね
LINEゲームとか海外ドラマのシーズン一気見とかピアノソナタアルバム一冊弾き倒したりして、自分が夢中になれることに没頭することにしているの
それでも、気分がよくならなければ孫たちの可愛い動画をヘッドホーンして観る。
娘が幼かったころは、夜な夜な1000ピースのパズルをしたり、完成したことのないセーターを編んだりもしたっけ。
そんな小さなことで、翌朝、笑顔にもどれるなんて、すばらしい魔法が使える自分は、なんて幸せなんだろう☆彡
みんなにも、そんな魔法の使い方を教えてあげたいな💛
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