【FAIR GAME】 2011/10/29公開 アメリカ 108分
監督:ダグ・リーマン
出演:ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン、サム・シェパード、デヴィッド・アンドリュース、ブルック・スミス、ノア・エメリッヒ、ブルース・マッギル、マイケル・ケリー、アダム・ルフェーヴル
アメリカ合衆国 史上最大のスキャンダル
イラク戦争を巡る巨大な謀略。兼直に立ち向かったCIAエージェントの孤高なる戦い。
CIAのヴァレリー・プレイムと元ニジェール大使で夫のジョー・ウィルソンは、イラクに核開発計画がないことを政府に報告する。しかし2003年、ブッシュ政権がイラクに宣戦布告。ジョーがニューヨークタイムズ紙にイラクにおける調査報告を寄稿したことから、報復としてヴァレリーが諜報員であることがアメリカ中に公表されてしまう... (シネマトゥディより)
イラクに大量破壊兵器が存在しないことを公表したために、アメリカ政府の厳しい報復に遭った元CIAの女性エージェントの実話「プレイム事件」を映画化したクライム・サスペンス。
最近大量破壊兵器絡みの作品が多いですねー。今となっては....だけど、実話を忠実に描いているのかかなり地味だったけど興味深い内容で面白かったです。『ボーン』シリーズのダグ・リーマン監督だから派手さを求めてしまうけれど、個人的にはもうちょっと映画としての面白さが欲しかったかも...。
イラクには核開発計画はないと言ってるのにそれを無視してアメリカはイラクに宣戦布告してしまい....。ヴァレリーの夫がそのことを世間にバラしてしまったために、アメリカのために危険な仕事をしてきたヴァレリーはそのアメリカ政府によって意図的に正体をバラされてしまうという...なんとも恐ろしいおはなし。
世間に知られてしまった後が怖い。本人は職を失い周りの人も離れていってしまう。そして激しいバッシング、離婚の危機...。そして一番怖いのがそれぞれの国の協力者の命が危険にさらされること。それまで安全を約束されてたのに、事情が変わったからもう知らないよ....とはあまりにもひどすぎる。何事にも絶対安心・安全はないんだなと思わされます。
ヴァレリー・プレイムを演じたナオミ・ワッツいいですねー。最後にヴァレリー本人が映るけれど全く違和感なかった。夫役のショーン・ペンは言うまでもなくうまい役者さん。この人の講演シーンとかはものすごく説得力があるので見入ってしまう。
とにかくあまりにも真面目すぎで、この二人じゃなかったら寝てたかも、、、。
![]() |
フェア・ゲーム [DVD] |
ダグ・リーマン,ジェズ・バターワース,ジョン・ヘンリー・バターワース | |
ポニーキャニオン |
![]() |
フェア・ゲーム [Blu-ray] |
ダグ・リーマン,ジェズ・バターワース,ジョン・ヘンリー・バターワース | |
ポニーキャニオン |
だって関係者全員普通に生活してるでしょ、現時点で。なのにもうあの補佐官とか超悪者^^;いや実際に犯罪したんだから仕方ないけど、映画ってずっと残るもんだし。
もっとも彼女にして観たらキャリアのすべてを奪われたんだからこのぐらい当然なのかな。
ホント、そうですね~別の俳優だったら、成立しないかもぐらい(苦笑)
政治の世界のドロドロ~
濃くも薄くも出来なかったって感じですかねー
ものすごく昔の話ではないのにもう映画として作られてしまうとは。
関係者の方は観たのかな~どんな気持ちなのかなと思ったりして^^;
とにかくこのお二人の演技が素晴らしかったですね。
面白くしろというのが無理なのかもしれませんが...
後は役者さんの演技力ですね。
身分があかされてからけっこう真面目に見入りました(苦笑)
それまでは・・・退屈、、、
でもナオミとショーンの演技は良かった。。。
私もそれまでは長く感じました。
やはりお二人の演技力あっての作品ですね。
飽きること無く観ることはできたんだけど、実話だけに『ふ~ん、こんなことがあったんだ』って感想ですよね(笑)。
ほんと、ラストの本人映像は違和感なかったです。
ナオミ・ワッツの役作り万歳♪www
ナオミ・ワッツの役作りは完璧ですね。
ご本人に似てました。
実話ものは難しいんでしょけど、面白いのは面白いんだどなー。
私もふーん、そうなんだという感じで観てました。