【THE THIRD MAN】 1952/09公開 イギリス 105分
監督:キャロル・リード
出演:ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ、アリダ・ヴァリ、トレヴァー・ハワード、バーナード・リー
親友のハリー・ライムの招きである街を訪れた作家のマーチン。到着してみると、ハリーが亡くなったことを知らされる。ハリーの死には3人の男が立ち会っていたと言うのだが3番目の男は見つからない。その男の正体を追って、マーチンは独自の調査を開始する...
「午前十時の映画祭」18週目は、第二次大戦後のウィーンを舞台にしたサスペンス。DVDで観ました。
このテーマ音楽、某ビールが飲みたくなりますなァ。
オーソン・ウェルズといえば先日のウィリアム・ホールデンに引き続き『カジノ・ロワイヤル』(1967)だったりします。しかもこちらには初代Mであるバーナード・リーも出てる♪ ここでも007つながり♪
観たことはなくてもタイトルは知ってる作品ですがやっと観ました。今観るとごく普通にあるお話の流れなんですが、夜のシーンが多いので光と影を使った映像は良いですね。カメラワークも凝ってる。最初と最後で同じシーンで終わるのも好き。でも全く雰囲気が違います。
サスペンスものとしては思ったほどの緊迫感はないんですが、105分の長さもちょうど良いし、観覧車でのシーンはちょっぴり緊迫感はありましたね。最後にマーチンがとる行動は仕方なかったのかな・・・。相手もそうとうひどいことしてるし。でも、マーチンがこなければ、ただハリーのお葬式に出てすぐ帰っていればそのまま時間が過ぎていったのに。何にでも首を突っ込むアメリカにひっかきまわされちゃった感じですね、、、。
CMでもおなじみのテーマ曲?はCMのイメージが強すぎて、作品に合わないように思えてしまったのは私だけでしょうか。私だけ?といえば、アリダ・ヴァリがある角度から見ると、表情や目のあたりがナタリー・ポートマンを思わせる・・・のはきっと私だけですね、、、。逆だけど。
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