☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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デッドマン

2006年08月19日 | ★★★★

『DEAD MAN』
公開:1995/12
監督:ジム・ジャームッシュ
音楽:ニール・ヤング
出演:ジョニー・デップ、ロバート・ミッチャム、ミリー・アヴィタル、ゲイリー・ファーマー

☆story☆
1870年頃、アメリカ西部に東部クリーグラントから来た会計士ウィリアム・ブレイクは、ディッキンソンが支配する町マシーンで花売りの娘のセルの難儀を助け、彼女の部屋に誘われた。そこへ、突如ディッキンソンの息子でセルの許嫁だったチャーリーが現れる。2人を見てチャーリーの銃が火を吹いた。銃弾はブレイクをかばおうとしたセルの胸を貫き、ブレイクの心臓の脇にのめりこんだ。お返しに撃った1発がチャーリーの喉に命中する。ブレイクは胸をおさえて窓から逃げ出したが、息子を殺されたディッキンソンは、3人の殺し屋を雇って彼を追わせるが……。

 

実はこのDVDを手に入れたのは2年くらい前なんですよね。
かなり苦労したのに、観る勇気がなくてずっとそのままになってました。
このところテンション低めに行こうと思い、思い切って鑑賞しました。
実はパンフレッットも手に入れてあります^^;←どこで?とは聞かないで
やっと見る機会ができました。

ただDVDを観ただけではわかりづらい、、、
わかんなきゃわからなくていいよッみたいなつくりなんですもん。
でも魅力的なのはわかります。
ウエスタン好きの人にとってはどうなんでしょうかね。
でもモノクロの映像がとても美しい。
そして、ニール・ヤングのギターがすごーーーくいいのだ!!

録音は倉庫を改造したスタジオでビデオスクリーンを設置して、即興で演奏して録音したらしい。
時には悲しく、時には不気味に、時には心地よく・・・不思議なサウンドです。
モノクロの映像にとても合っていてすばらしいです。
エンドロールは聴き惚れてしまいました。

あまり好きで観るジャンルの作品ではないのですが、ジョニー・デップということでね。
目の動きがとても印象に残りました。
そして顔の表情も!
会計士として働くつもりできた街でふとしたことから殺人犯のおたずね者になってしまったウィリアム・ブレイク。ただの会計士がこの事件をきっかけに進む道がだんだんと変わってしまう姿をジョニーが演じてます。
お話もスローに流れていくので好きなジャンルではないのにもかかわらず、ジョニーの演技には引き込まれていきますね。
でも会計士なのに銃の腕前はすごいね。外さないもんっ。
教えてもらったとしても凄すぎる^^;

途中よく“タバコはあるか?”と聞くシーンがありますが、どうやらインディアンの礼儀だそう・・・
冒頭の列車から白人がバッファローを撃つシーンがあるんですが、これはインディアンの主食なんだそう。白人とインディアン・・・ネイティヴ・アメリカンとの人種差別的なところも描かれてました。ところどころ差別的なシーンやセリフが出てきましたねぇ。

それにしてもパンフ読んで“ああ~そうか”というところが結構あるッ
監督さんちょっと不親切(笑)

そういえばジョニーのかわいい仕草がありました。
指を加えるところ♪
これはかなりかわいいです。表情もかわいい~O(≧∇≦)O

ラストのインディアンの儀式で送られるウィリアム・ブレイクの姿も印象に残ります。
『ブレイブ』のような後に引く何とも言えない気持ちとは違って、観て良かった~と思える作品でした。
最近再発されたみたいですねぇ~くっッ。
見つけるのに苦労したのにぃっ。

ジョニーのやつれ具合がとてもキレイ?なので、観ていない方はぜひ!

面白い!というのとは違うけれど、映像の美しさと音楽を楽しませていただきました。

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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