2009/12/05公開 日本 R15+ 87分
監督:井坂聡
出演:高島礼子、榎木孝明、加藤和樹、亀谷さやか
移植された心臓に宿っていたのは戦慄の狂気・・・
心臓移植を終えたばかりのミステリー作家である夫の療養と執筆のために別荘にやってきた美輪子。しかし、次第に夫の様子がおかしくなり、心配した美輪子は東京の担当医に相談すると、実は事故死した連続殺人事件の容疑者がドナーであることがわかる...
事故死した殺人鬼の心臓と記憶が、移植されたミステリー作家の心臓で再び甦り殺人の続きを企むというお話。監督は『g@me』『象の背中』の井坂聡。
久々にジャパニーズ・ホラーを観ました。監督さんはいかに観客を怖がらせられるかにこだわっただけあって、なかなか怖がらせてもらいました。しかも榎木さんが徐々に殺人鬼へと変貌していく姿が怖い! 変な脅しもなくシンプルなんで素直にドキドキさせられました。
実際にも心臓移植した方の趣味趣向が変わるという話は聞いたことがありますが、ここまで変貌されちゃぁたまりませんが。それよりも、殺人鬼の心臓が移植されることなんてあるんだろうか。なぜ殺人鬼がここまでして女性だけを狙い、他人の身体に変わってまで続きをしたいのかはちゃんと理由があるのです。かわいそうっちゃかわいそうな話ではあるんですがね。劇場公開されてたのすら知らなかったんですが、DVDで十分ですね。
武くん役の俳優さんが殺人鬼に襲われてそれをかわすシーンがな~んか特撮系っぽかったので、もしや仮面ライダー出身?と思ってたら、案の定『仮面ライダーカブト』『仮面ライダー THE NEXT』に出演してた人でした。もろばれ~っ(笑。
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