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【NEVER LET ME GO】 2011/03/26公開 イギリス/アメリカ 105分
監督:マーク・ロマネク
出演:キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ、シャーロット・ランプリング、イゾベル・ミークル=スモール、チャーリー・ロウ、エラ・パーネル、サリー・ホーキンス
この命は、誰かのために。
この心は、わたしのために。
STORY:緑豊かな自然に囲まれた寄宿学校“ヘールシャム”。そこは、牧歌的な田園地帯にありながら外界からは完全に隔絶され、徹底した管理が行われている謎めいた施設だった。そんな静かで整然とした環境の中で、幼い頃からずっと一緒に育ってきたキャシー、ルース、トミーの仲良し3人組。やがて18歳となった3人はヘールシャムを卒業し、農場のコテージで共同生活を送ることに... (allcinemaより)
カズオ・イシグロの同名小説を映画化したヒューマンドラマ。幼い頃から外界から隔絶された寄宿学校・ヘールシャムで暮らしてきたキャシー、ルース、トミーの3人の切ない運命を描いたおはなし。監督は『ストーカー』のマーク・ロマネク。
今、日本でドラマが放送されているのでオリジナル?を観てみました。
“提供”という名のとっても重い話。日本のドラマのほうはあまり重々しさを感じないのですが、こちらは重く切なく描かれていましたね。ラストは気持ちが沈んでしまいました。原作は日本人なんですね、、、
漫画とか他の映画でも同じような設定の作品がいくつかありますね。すっかり忘れてたけど『アイランド』もそういう話だったんですね....もちろんラストは忘れてるんですが。
早い段階で目的がわかるのですが、一般的な自らの“提供”と“提供”のために育てられたではずいぶんと感じ方が変わってきますね。彼らにもひとりの人間として意思を持ち愛情も持つし...将来がないのはとても悲しい。
メインのお三方の演技が良かったです。特にキャリー・マリガンが印象に残りました。この三人の恋愛事情も切なく....。ラストのほうでのトミーの叫ぶシーンは泣けた、、、
イギリスを舞台に田園風景も静かで美しいだけに切ない作品でした。
TVドラマのほうは果たして泣けるのか....
★★★★.2
鑑賞日:2016/02/03
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わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) |
土屋政雄 | |
早川書房 |
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わたしを離さないで [DVD] |
キャリー・マリガン,アンドリュー・ガーフィールド,キーラ・ナイトレイ,シャーロット・ランプリング | |
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
映画は切なく真実を知らない彼らの心を思うと切なくなりました。変えることのできない運命を持った人々な悲痛な叫びを感じます。
テレビドラマのほうも健闘していると思いますよ~。
でも、なんか、いつもTVで拝見してる主要メンバーと
日本人じゃ、なんとなく違和感がありそうな。
本作はとても切なかったのが
印象に残っています
ドラマにしたら面白いんかね~
そして感じてしまいます。
この映画キャストの好演が涙を誘いました。
何だか、どこかで現実化されていそうで怖いです・・・。
映画のほうがより悲痛さが出ていて辛いです。
設定が設定なので暗くなりすぎないようになってるのかなと思ったりしますが....
映画のほうが儚さがあって何とも言えない気持ちになるんですが、ドラマのほうはそこまでにはいかなくて....
日本も映画だったら違うのかなとも思ったりします。
こちらの映画は良かったよ。
気持ちがおちちゃうけどね...