【BAARIA】 2010/12/18公開 イタリア/フランス PG12 151分
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フランチェスコ・シャンナ、マルガレット・マデ、リナ・サストリ、アンヘラ・モリーナ、
サルヴォ・フィカッラ、ヴァレンティノ・ピコーネ、ニコール・グリマウド、モニカ・ベルッチ
シチリアの田舎町バーリア。貧しい牛飼い一家の次男に生まれたペッピーノは、幼い頃から大人たちに交じって懸命に働きながらも、楽しい思い出の詰まった少年時代を過ごす。やがて第二次大戦を経て町にも平和が訪れた頃、たくましい青年に成長したペッピーノは、美しい女性マンニーナと恋に落ちる。しかし、貧しいペッピーノとの結婚にマンニーナの両親は大反対。ついに2人は駆け落ちという手段でお互いの愛を貫き通すのだった。そんな中、理想を胸に政治の世界へと踏み出すペッピーノだったが... (allcinema ONLINEより)
シチリアの小さな町を舞台に激動の時代を生き抜いた一人の男を描いた作品。
『ニュー・シネマ・パラダイス』の監督の最新作ということで観ました。
長い!! 151分の大作、でも感動ものなのかなぁと思って観てたんですが結構淡々と進む。このままそんな感じかな~退屈しそうだなーと思ってたけどしっかり観られました。
ペッピーノの少年時代から青年時代、結婚して父親になって共産党員として活動する...様子をページをめくるように進んでいく。
特に少年時代は短いので、早めくりをするようにペッピーノの顔がどんどん変わっていく、そして結婚してからはこちらもどんどん子供が増えていくので、おいおいついてけないよーとちょっと笑ってしまった、、、。
まぁ長い人生を描いているので早めくりは仕方ないのかなーと。ちょっと『ニュー・シネマ・パラダイス』を思わせるシーンもあったりする...。ちょこっとだけモニカ・ベルッチも出てるんですねー。暴動やデモ、家族との別れなど暗いシーンもあるんですが、お国柄もあってか?重くなく描かれてましたね。
ラスト、あっこのシーン....と思ったら最初と最後のエピソードがつながってて、またこれが素敵な感じになってる。じわじわ~っときた。普通どおりの感動とはまた違うのがきたよ~。
それに....イヤリングが!
なんかねー、それぞれのエピソードを一枚一枚ページをめくるような映画のようでした...。
★★★.8
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ジュゼッペ・トルナトーレ | |
角川書店 |
チャプターごとは結構好きなんですけど、1本にするとちと散漫になってしまったような気がします。
>1本にするとちと散漫になってしまったような気がします
良い作品だと思うんですけどね~
の映画という意味で、篠田監督の「スパイ
ゾルゲ」を思い出した。
ストーリー性、人物描写に乏しく、延々と
手の込んだ再現情景描写だけが続く点で、
そっくり。
階級を超えた結婚や共産主義への疑念など、
期待させておいて何にもなし。
それよりは良かったと思いますが、人それぞれの感じ方がありますね。