2023/3/10公開 日本 127分
監督:松本優作
出演:東出昌大、三浦貴大、皆川猿時、和田正人、渡辺いっけい、吉田羊、吹越満、吉岡秀隆
不当逮捕から無罪を勝ち取った7年の道のり。
STORY:2004年、革新的なファイル共有ソフト“Winny”を開発するも、利用者による悪用が社会問題化したことで新しい技術を開発しただけの金子勇氏本人までもが逮捕されてしまう事態が起こる... (allcinemaより)
便利な技術が犯罪などに悪用されると、開発者自身も責任を負わなければならないのか、という日本のソフト開発の未来そのものを揺るがした“Winny事件”を題材に、金子氏と彼の裁判を支えた弁護士・壇俊光氏の無罪を勝ち取るまでの7年の道のりを描いた社会派ドラマ。監督は『ぜんぶ、ボクのせい』の松本優作。
Amazonプライムにて鑑賞。ファイル共有ソフトは今では当たり前に様々なソフトがあるけれど、当時は画期的なソフトだったんですね。この事件は何となく知っている程度。確かにWinny禁止のおふれ書はあったかも...そもそもWinnyが何なのか知らなかったけどね💦
今でも情報流出はあるし、そもそもソフトではなく使う人の問題なんだよね。金子さんは常に新しいソフト開発、プログラミングのことしか考えない純粋な方だったのがよくわかる。そんな彼を演じた東出昌大のあの淡々とした台詞回しはぴったりでハマり役だった。
金子さんの経歴を調べたらなんと栃木県出身でびっくり。作品からもわかるけれどとんでもない頭脳の持ち主だったけに、あの裁判にかかった時間がなかったらもっとすごいソフトを開発していたと思われるだけに悔やまれる。もしかしたらあの不当逮捕がなかったら現在もお元気だったのかなと....。
エンドロールにご本人や弁護団が映るけれど雰囲気はちゃんと抑えられていたかな。
宇宙の話や飛行機の話は共感するわー。
今、様々なソフト開発ができるのは金子さんが頑張って無罪を勝ち取ってくれたからこそだと思う。
鑑賞日:2024/07/15
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