【THE LEDGE】 2012/02/18公開 アメリカ 101分
監督:マシュー・チャップマン
出演:チャーリー・ハナム、リヴ・タイラー、パトリック・ウィルソン、テレンス・ハワード
生と死の境界線。
彼は何故そこに立つのか。
ある日、刑事のホリスは、男が高層ビルから飛び降りようとしているとの通報を受け、現場へ駆けつける。懸命に説得するホリスだが、その男ギャビンは“自分が飛び降りなければ、他の誰かが死んでしまう”と語る... (allcinema ONLINEより)
『薔薇の素顔』『ニューオーリンズ・トライアル』の脚本などで知られるマシュー・チャップマンの監督・脚本による心理サスペンス。
サスペンス映画だけどあまり緊迫感がありませんでしたが、『ニューオーリンズ・トライアル』の脚本家なだけあって観ていくうちに引込まれていったので最終的には意外に面白く観られたかなーという感じです。早い話が主人公と隣に引っ越してきた夫婦との三角関係のもつれですね。
『崖っぷちの男』と同じシチュエーションで始まり時間を気にするから、まさか弟が別のビルで何かやらかすのかーと思ってしまった(笑)。でもある意味間違いではないけれど...
緊迫感があって一番面白かったのはラスト5分くらい前で、崖っぷちに立った主人公ギャビンがなぜここにいるのか、なぜ飛び降りようとするのかわかった頃あたりから...。それまでは、回想としてここまでに至る経緯と刑事の家族の深刻な問題もちょろっと描かれてました。
となりの家の人妻を好きになってこんな状況になるのは自業自得だけど、その夫が原理主義的なキリスト教徒なのがかなりまずかったね。しかもギャビンは無神論者だからダンナも余計に気に食わない存在だっただろうな。劇中の宗教絡みのトークバトルが長くてちょっと退屈でした、、、。
パトリック・ウィルソンがこ・わ・い!!
無表情で人間っぽくないところがゾッとしました。
★★★.2
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