原題:THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
公開:2010/01/23
製作国:イギリス/カナダPG12
上映時間:124分
監督・製作・脚本:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、ヴァーン・トロイヤー、トム・ウェイツ
鏡の中は、
わがままな願望でいっぱい
この迷宮から、
大切なひとを救えるのか──?
Story:鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りの、パルナサス博士(クリストファー・プラマー)の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。観客は博士の不思議な力で自分が思い描く、めくるめく世界を体験できるのだが、そこにはある秘密があった。トニー(ヒース・レジャー)はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが……。(シネマトゥディより)
ヒース・レジャーの遺作となるテリー・ギリアム監督のミステリアス・ファンタジー・アドベンチャー。撮影途中での急死だったため完成が危ぶまれたそうですが、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウの3人が後を引き継いで無事に完成したというなんとも心温かいエピソードですね。
そのヒース・レジャー、思ってたよりも出演が多かったですね。変更があったのがわからないくらい、作品には全く違和感なく観られました。現実世界をヒース・レジャーが、鏡の向こうの世界を引き継いだ3人としっかり分けられてました。ジョニーの出番がちょい少なめか、、、。
どうもテリー・ギリアム監督の作品は、描かれる世界や雰囲気は好みなんですが物語にいまひとつついていけない所があったりします。今回もちょいと不安がありましたが、なんだかややこしくて理解するまでに時間がかかる。だけどやっぱりこの不思議な世界は好み。ちょっと切ないお話でした。
鏡の向こうの世界でジョニーとマダムとのシーンは、どうしても予告編が浮んできて変な歌が頭の中をグルグルしちゃった。
ヴァレンティナ役のリリー・コールがこの作品にあってましたね。目が大きくて口がちっちゃくてあまり人間っぽくない、お人形さんみたい、いやアンドロイド系。ちょっとデヴォン青木に似てる。雰囲気的に小柄に思えるのですが、実はかなりデカイらしいですね~ビックり。
ヒース・レジャーも本当にこの作品が最後ですか・・・なんか切ないですね。なるべくそこは考えないように見てました。命日の翌日公開とは!。すぐには出てこなくてやっと登場!となったらまわりの雰囲気が変わりました。目が離せない魅力がありますね。ああ、この人の声が好き。
作品のテンション的には★3つ、好み度は★4つ・・・と、なんとも不思議な評価デス。間とって3.5(笑)
※2010/01/23、TOHOシネマズにて
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※2回目の感想はコチラ。
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