【SHOOTER:2007/06/01】(06/02)
製作国:アメリカ PG-12
監督:アントワーン・フークア
原作:スティーヴン・ハンター 『極大射程』(新潮社刊)
出演:マーク・ウォールバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローヴァー、ケイト・マーラ、イライアス・コティーズ、ローナ・ミトラ、ネッド・ビーティ、ラデ・シェルベッジア
アフリカのエリトリアで偵察任務に就いていた米海兵隊の敏腕狙撃手ボブ・リー・スワガー。だが、その攻防で援軍に見捨てられ、相棒のドニーが命を落としてしまう。3年後、スワガーは一線を退き、愛犬サムとワイオミングの山中で隠遁生活を送っていた。そんなある日、彼の元に退役したアイザック・ジョンソン大佐とその部下たちが訪ねてくる。そして、全米各地を遊説する大統領に対する暗殺計画が発覚したと語り、スワガーの経験から犯人が狙撃に及ぶ都市を割り出してほしい、と要請してくるのだった。やがて、その都市をフィラデルフィアに絞り、現場で監視にあたるスワガーだったが…。
原作は『このミステリーがすごい!』で1位に輝くスティーヴン・ハンターの小説『極大射程』の映画化。
個人的にも好きなタイプのお話なので、あまり期待しないように期待してた作品(笑)
そしたら思っていたよりもかなり面白かった。
原作は読んでいないので何のイメージも持たずに素直に楽しめました。
アメリカ人て“愛国心”という言葉に弱いのねー。
一度裏切られているのに、なんでまた協力するかねー。
今のその前の大統領も好きじゃないと言いつつ、やはり“愛国心”なのねー。
最初からやめときゃ良かったものをまんまと騙されたボブ・リー・スワガー、、、
愛犬サムはご主人様が帰ってきたら、冷蔵庫からおつかれさんとばかりに
ビールをもってきてくれるなんてかわいいワンコです。
しかも飲んじゃうし(笑)
むかしいた会社のワンコもビール飲んでましたっけ。
最初の段階で、だいたいの事件の概要は分かってしまいます。
なので主人公の身の潔白を証明するのと陥れたやつらをどう追い詰めていくのか、
さらに事件の真相にせまるというもの。
そのうえ、今までにないくらいの正確さを極めた、本物らしい、スナイパーの描き方をしてましたね。
そのへんでもーかなり私の好みでございます。
撃たれた時の処置の仕方、標的の狙いかた、身の回りのもので武器をつくっちゃうなど
まるでスナイパー養成講座のようです。
スナイパー希望の方は必見です。
月がいくつにも見える私には到底無理なはなしではありますが、、、
「ディパーテッド」ではあまり活躍のなかったマーク・ウォールバーグでしたけど。
あまり感情を顔に出さず標的を狂いなくしとめるスワガーがもーーかっこいい♪
助けてもらった女性とも恋愛ちっくにならないのも良いね。
このタフな雰囲気「ボーン・アイデンティティー」のジェイソンを思い出しちゃいました。
いくらなんでもタフすぎる?ひとりでなんでもやりすぎ?
それはもーそれでいいんです!!
雪山でのシーン、どうやって行ったのか?
それはもーどうだっていいんです!!
気にしてちゃアクション映画は楽しめません(笑)
雪と同化してた衣装にはちょっと笑いましたが、、、
FBIのメンフィスもちょこまかと頑張ってくれましたね。
新米なのにベテランよりも頭がきれる。
スワガーの相棒には最適な存在ですな。
しかし大リーグ養成ギプスならぬ、自殺偽装ギプスは怖すぎ(笑)
ド派手な見せ場がたっぷりで、頭が単純構造の私にはお気に入りの作品となりました。
PG-12なだけあって、腕がぶっとんだり、爆発で人がぶっとんだりしてましたけど。
悪いやつが法で守られてるのは納得いかん!
悪いやつはちゃんとこらしめてスッキリ☆
U2ネタはめずらしく劇場内でもウケてた♪
といっても劇場内には7、8人くらいでほとんど男性ばかり、、、
原作にもあるのかな、ファンなのでしょーか。
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